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「FACE展2024」 新宿 SOMPO美術館
新宿
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新宿のSOMPO美術館では「FACE展2024」が開かれています。
会期は3月10日(日)までです。

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FACEは損保ジャパン美術財団の公益財団法人への移行を期に創設された
公募コンクールで、今回が12回目です。
会場には応募した1,184名の新進作家から選ばれた、受賞作品9点を含む
入選作品78点が展示されています。
会期中、観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出も行われます。
会場は撮影可能です。

グランプリ 「溶けて」 津村光璃 2023年
 可溶性建染染料・蝋けつ染め・綿布・パネル

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幾つかの色が滲んで、溶け合おうとしています。

優秀賞 「探究」 佐々木綾子 2023年
 墨・ペン・水干絵具・マーカー・和紙・パネル

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雑然と積み上がった本や資料の見せる一つの世界です。

優秀賞 「26番地を曲がる頃」 かわかみはるか 2022年
 日本画材・パステル・片栗粉・珈琲・キャンバス

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魚眼レンズで見たようなバスの中の情景です。
片栗粉や珈琲も使って色彩を工夫していて、描かれているのが女性ばかりというのも
面白いところです。

優秀賞 「あまりにも断片的な」 塩足月和子 2023年 石膏・キャンバス
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びっしりと石膏の粒々で埋め尽くされた画面です。

倉田和夫 「BREAD・143」 2023年 アクリル・麻紙・パネル
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倉田さんはよく細密に描かれたパンの絵を出展されています。

田口果歩 「カンテを聴いて」 2023年 日本画
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一番印象に残った作品です。
カンテとはフラメンコで歌われる歌のことです。
ミュシャに倣った画面で、馬車の幌が円蓋をつくっています。
上下の青色に挟まれた中心に、さらに遠くに続く道と平原に視線が移ります。

寺本明志 「Patio―チェスをする人」 2022年 油彩・キャンバス
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マティスを思わせる装飾性があります。

柳澤健一 「M市S」 2023年 墨・カラーインク・紙
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プラントのキルンやベルトコンベアーなどをモノクロで描き、雪のような粒を散らしています。


展覧会のHPです。

昨年の「FACE展2023」の記事です。


【2024/02/18 19:55】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「日本の近現代建築家たち」展 第2部:飛躍と挑戦 湯島 国立近現代建築資料館
湯島
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湯島の国立近現代建築資料館では10周年記念アーカイブズ特別展
「日本の近現代建築家たち」の第2部:飛躍と挑戦が開かれています。
会期は2024年2月4日(日)までです。

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場所は文京区湯島4-6-15で、旧岩崎邸庭園に隣接しています。
入館料は無料ですが、土・日・祝日は、旧岩崎邸庭園のみからの入場
(有料:400円)となります。
月曜日は休館です。

資料館の所蔵する、日本の近現代の建築家12名についての資料が展示されています。
館内は撮影可能です。

建築家たちの挑戦の紹介として、代表的な作品や未完の作品、コンペへの応募案を
加えた展示がされています。

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国立京都国際会館はコンペの結果、大谷幸夫案が採用されましたが、
各建築家が応募しています。

採用された大谷幸夫案
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菊竹清訓案
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井桁架構で大空間を出現させるというものでしたが、大会議室が最上階にあって
動線を混乱させるということで、採用されませんでした。

八王子の大学セミナーハウス
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吉阪隆正設計で、逆ピラミッド形の建物など、斬新なデザインの建築が集まっています。

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沖縄国際海洋博覧会で日本政府の出展した海上実験都市、アクアポリスは
菊竹清訓の設計です。
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安藤忠雄の水の教会
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坂倉準三の新宿駅西口広場
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吉田鉄郎の東京中央郵便局
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大時計も見えます。
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高橋靗一の群馬県立館林美術館 
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安藤忠雄氏から隈研吾氏に宛てた、国立近現代建築資料館のオープンに際しての
内覧会のお誘いです。
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手紙にも書いてある、隣の旧岩崎邸です。
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「第1部:覚醒と出発」の記事です。

展覧会のHPです。


【2024/01/25 19:49】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
2023年のクリスマス飾り
日本橋など
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2023年のクリスマス飾りを集めました。

日本橋髙島屋本館
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ツリーの横には実際に回転するメリーゴーラウンドも置かれています。
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日本橋髙島屋新館のツリーにはピカチュウが飾られていました。
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日本橋三越本館
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日本橋三越本館のライオン像もクリスマスパーティを開いています。
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日本橋三越新館
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銀座の教文館のクリスマス飾りです。
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丸ビルのマルキューブのクリスマスのテーマはディズニー映画の「ウィッシュ」です。
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丸の内オアゾのクリスマスのテーマは「アナと雪の女王」です。
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東京駅八重洲口のクリスマス飾りは、その名の由来となったヤン・ヨーステンの顔です。
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表参道交差点にはDIORの黄金の木が立っていました。
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表参道の並木道
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大手町駅のOOTEMORI
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竹橋のパレスサイドビル
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後楽園のラクーア
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上野駅のツリーにはパンダが登っています。
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【2023/12/22 19:06】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
メトロ銀座ギャラリー 2023年12月
銀座
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東京メトロ銀座駅コンコースには「メトロ銀座ギャラリー」があって、
3面の展示スペースに立体作品が展示されています。

12月20日(水)までは、女子美術大学及び大学院の立体芸術研究領域、立体アート専攻に
在籍する門谷栞奈 梅津沙帆 小田部花音 的場梨乃の4名による共同制作の作品が
展示されています。

「DETOUR AHEAD(この先迂回路)」
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これを見たら迂回したくもなります。
3つの区画を一体化して使って、カラフルな怪獣が居座った、なかなか面白い作品です。

松屋銀座駅近くの地下コンコースにはねぶた師の北村麻子さん制作のねぶたも
展示されています。

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【2023/12/14 19:55】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「みちのく いとしい仏たち」展 東京ステーションギャラリー
東京
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東京駅の東京ステーションギャラリーでは「みちのく いとしい仏たち」展が開かれています。
会期は2024年2月12日(月)までです。

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江戸時代に、青森・岩手・秋田の北東北地方で、寺院ではない、小さなお堂や民家に
祀られていた、素朴な姿の仏像・神像、約130体が展示されています。
仏師などの専門職でない、大工や木地師たちによってつくられていました。

「山神像」 江戸時代 兄川山神社 岩手県八幡平市
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像高72㎝、筒状の頭に四角い体で、背面は板状の、ユニークな姿です。
神像ということですが、頭の螺髪や衣の具合など、仏像に近いものがあります。
兄川は秋田県との境の山奥にあります。

「達磨像」 江戸時代 個人蔵 青森県南部町
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ずんぐりとして、しっかり丸く、頭に鉢巻を締めて、鉢巻だるまの形をしています。

「千手観音像(六観音立像のうち)」 江戸時代 宝積寺 岩手県葛巻町
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6体彫られた観音像の1体で、千手観音ですが腕は2本、すらりとした姿です。
衣の表現も手が込んでいます。
宝積寺は曹洞宗の寺院で、戦国時代に領主だった葛巻氏の菩提寺でした。

「鬼形像」 江戸時代 正福寺 岩手県葛巻町
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牙をむき、頬かむりをした地獄の鬼が得意げな顔をして、女性の亡者の髪を掴んで
引きずっています。
乳首、胸毛、腹毛、すね毛まで表しているところがリアルです。
正福寺は曹洞宗の寺院で、宝積寺の北にあります。

「不動明王二童子立像」 江戸時代 洞圓寺 青森県田子町
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制吒迦童子(せいたかどうじ)
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矜羯羅童子(こんがらどうじ)
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剣を持ち、体をやや左にひねった不動明王と、制吒迦童子、矜羯羅童子の三尊像です。
田子町は秋田県と岩手県に接した町で、洞圓寺は曹洞宗の寺院です。

「子安観音坐像」 江戸時代 慈眼寺 青森県五所川原市
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とてもやさしいお顔の観音像で、片膝立ちをして幼子をしっかり抱いています。
慈眼寺は曹洞宗の寺院です。

「子安観音坐像」 江戸時代 龍像院 秋田県大仙市
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丁寧に彫られた坐像で、花のような模様の入った光背も付いています。
観音の衣は左前にしてあります。
龍像院は曹洞宗の寺院です。

「童子跪坐像」 右衛門四良作 江戸時代(18世紀後半) 法蓮寺 青森県十和田市
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頭に天冠を着け、ひざまずいている形で、閻魔様に謝っている姿でしょうか、
前後に揺らすことが出来ます。
「長坂屋右衛門四良」を名乗る大工の家系があり、特に安永8年(1779)に亡くなった
右衛門四良は仏像などを多数彫っています。
法蓮寺は鎌倉時代の臨済宗の僧、法身性西が開山で、後に曹洞宗に変わっています。

聖徳太子信仰に関係した像、円空の影響の見える像などもあり、どれも稚拙ながら
つくった人、拝んだ人の深い思いが伝わります。

展覧会のHPです。


【2023/12/05 19:22】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
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