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春の花 2
本郷・千駄木  花・猫
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東大病院入り口から続く桜並木です。

0326桜東大病院入り口


千駄木の住宅街にある見事な桜です。
山手線、千代田線の西日暮里駅から歩いて10分程の所です。

0329千駄木桜2


0329千駄木桜


猫が東大キャンパスのパトロールから帰って来ました。

0330出口猫


上のと同じ猫さんです。

二色猫


暖かい日は会える確率が高いかな。

0329三毛猫



【2008/03/30 16:44】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
春の花 1
本郷・御茶ノ水  花
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外出の折に撮ったものをまとめてみました。

御茶ノ水の明治大学や山の上ホテルの近くです。

0322明大近く


御茶ノ水の三楽病院の近くです。

0322三楽病院近く


ここからは本郷の東大キャンパスです。
今日(3/30)あたりはモクレンなどは時期を過ぎ、
桜(つぎの春の花2、本郷・千駄木に載せました)が満開です。

0323東大敷地内


東大花1


プランター



【2008/03/30 16:43】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
古今集 紀貫之 わがせこが
春雨
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わがせこが衣はるさめふるごとにのべのみどりぞいろまさりける

古今集25番の歌で、作者は紀貫之です。
平仮名ばかりの歌ですが、漢字にするとこうなります。

我が背子が衣張る(春)雨降るごとに野辺の緑ぞ色勝りける

私の夫の衣を洗って張る、そのはるの雨が降るごとに野辺の緑の色が濃くなっていく。
「わがせこが衣はる」は春という言葉を出してくるための前奏です。
長い前奏ですが、この歌の場合はよく利いています。

まず、若い女性が愛する男の衣を洗って、しわを伸ばすため両手をぱっと広げて張るという、
生き生きとした場面が浮かびます。
そして、その周りで、暖かい春の雨に洗われて野の緑が日に日に濃くなっていくという、
鮮やかな情景が重なります。

もともと「春」という言葉は、冬が過ぎて木の芽が「張る」ことから来ているといいますから、
しっくり合うのでしょう。


ねこ


【2008/03/29 21:18】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
コーヒーパーラー・ヒルトップ
御茶ノ水 山の上ホテル
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御茶ノ水の明大通りから横に細い坂道を上がった所に「山の上ホテル」があります。
まさしく駿河台の丘の上にある「HILL TOP HOTEL」ですが、
日本語名は「山の上ホテル」です。


道


山の上


小さな本館のデザインはアール・デコ調で、外観やロビーには
昭和モダンの懐かしさが漂います。

「コーヒーパーラー・ヒルトップ」は本館にあり、白山通り側に下る坂道からも入れます。
中はそれほど広くはありませんが、坂道に面した部分はガラス張りで明るいです。


コーヒーパーラー


調度は仏蘭西風で、薔薇の飾りの付いた可愛いシャンデリアも下がっており、
コーヒーパーラーという、ちょっと古風で明るい響きの名前が似合います。
隅に一つ、葡萄の形をしたガラスの電気スタンドが置いてあります。
その緑色の淡い光を眺めながら、オルゴールのビートルズナンバーを聴いていると、
心も丸くなります。


シャンデリア


ランプ


カップや食器類も可愛い物が揃っています。
ケーキや軽食もあって、カレーは上品で穏やかな美味しさで、
どこにも尖ったところがありません。
野菜ホットサンド800円と水出しコーヒー・ストロング650円を注文しました。
ストロングというだけあって苦味が利いています。


メニュー


大きなシティホテルの喫茶室と違って広くないこともあり、
従業員の目も行き届いていて、穏やかな親密さを感じます。
残念ながら分煙にはなっていません。


山の上ホテルから近い、御茶ノ水駅そばの順天堂も春の装いです。
順天堂医院(病院とは呼びません)には、同じ山の上ホテルの
レストランヒルトップが入っています。


順天



由緒あるホテルについてもっと知りたい方におすすめ。




【2008/03/23 11:44】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
東京丸の内のチューリップ
東京駅 丸の内
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丸の内で「JOYFUL TULIP Marunouchi」が開かれ、
たくさんのチューリップが街の中に飾られています。
丸ビル周辺を見て来ました。


丸の内花1



丸の内花2



丸の内花3

通りがかりの人たちがさかんに写真を撮っています。   

期間は23日までです。


【2008/03/19 13:47】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
東大散策(コブシ)
本郷 東大(前回の続き)
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東大の敷地外(病院の裏側)ですが、こんなプレートを見つけました。
わかりやすくていいです。

プレート


こぶし


敷地内にもいろいろな花が咲いているので、3月中にまとめて出そうと思います。


【2008/03/19 13:31】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
東大散策・総合図書館
本郷 東京大学
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本郷の東京大学キャンパスは元は加賀前田家の江戸上屋敷跡で、
広々として楠、銀杏、桜の並木もあって、四季の変化を楽しめます。

入試など特別な日以外は、学外の人にも開放されており、
私も散策に利用させてもらっています。
犬を散歩させている人や、観光コースの一つとして、
訪れるグループも多いようです。



図書館(昼)


総合図書館です。
本を並べた形をしています。

こちらは大学関係者しか利用できません。

以前の図書館が関東大震災で焼けてしまった後、
ロックフェラー財団の寄付を元に再建されました。
寄付を申し出る手紙の原本も残っていて、私も展示されているのを
見たことがあります。

大講堂は通称を安田講堂といいますが、これは寄付をした
安田財閥の安田善次郎にちなんだものです。
図書館もロックフェラー図書館と名付けたら、今後も何かあった時に
寄付をいただけるかも知れません。



図書館前噴水


広場の前には噴水があります。

火除けのおまじないの意味もあるのでしょうか。
また、和の心ということでしょうか。お寺の塔に立てる九輪の形をしています。



図書館(図書館)


夜の図書館です。

平日の夜の10時過ぎ迄や、土日も開いています。



法文2号館


こちらは法文2号館です。



「東京大学本郷キャンパス案内」

本郷キャンパスの建築や植物を豊富な写真で紹介しています。
散歩がより楽しくなります。



【2008/03/15 15:42】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
与謝蕪村
うぐいす
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古庭に鶯啼きぬ日もすがら


与謝蕪村が「蕪村」の号を名乗っての最初の俳句ということです。

大先輩の芭蕉の句「古池や蛙とびこむ水の音」を意識していますが、
表しているものはかなり違います。

古池の句は、一瞬の水音と、それに続く静寂、耳を澄ます芭蕉、
といった緊張感のある句です。

古庭の句は、一日鳴いているうぐいすと聞いている蕪村の区別もなくなって、
とりとめもない時間が過ぎています。
のどかな春の気分と、かすかなやるせなさの漂う、蕪村らしい句です。


これも蕪村の句、

遅き日のつもりて遠きむかしかな


私も一句、

うぐいすの庭にいる間は部屋ごもり

私より蕪村の方が近代的です。



三四郎池


本郷のさるお大名のお庭の池。

古池もこれだけ大きいと、飛び込むのもガマガエルくらいでないと釣り合いません。




「江戸俳画紀行」

芭蕉や蕪村のほか、江戸の俳人たちの俳句や俳画を紹介しています。
知らない人たちも多く、勉強になります。




「蕪村」



【2008/03/15 15:24】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
湯島天神の梅
湯島 湯島天神
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湯島天神の梅の花が満開です。

梅祭りは8日までですが、まだしばらくは楽しめます。


梅1




梅2



ちりぬともかをだにのこせ梅の花こひしき時のおもひでにせむ

古今集より よみ人しらず



梅3




【2008/03/08 22:44】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
イノダコーヒ・東京大丸支店
東京駅 イノダコーヒ東京大丸支店
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東京駅八重洲口の大丸東京店に行ってきました。
昨年11月に移転して、グランドノースタワーというビルに入っています。
お目当ては8階の京都のイノダコーヒです。

イノダコーヒ(コーヒーではなくコーヒです)は京都を代表する喫茶店で、
広々とした本店や、大きな丸いカウンターを囲む三条店は見ものです。

ブレンドコーヒーは「アラビアの真珠」というロマンチックな名前で、
深焙りの苦味の効いた味です。
面白いのは、最初から砂糖とミルクが入っているという、
いささか強引なポリシーを今でも崩さないお店です。

東京店の入口にも京都本店と同じく、巨大なコーヒーミルが置いてあります。
店内はさすがに京都店の広さはありませんが、椅子のシートもカーテンも真紅で、
クラシックな雰囲気です。

窓際の席からは広々と外の景色を眺めることができます。

もちろん、コーヒーは「アラビアの真珠」、630円です。
イノダのマークのカップに入ってきます。
砂糖やミルク抜きも注文できますが、深焙りの苦味の効いた味なので、
ミルク入りをおすすめします。

ミックスサンドは1050円とお高めですが、量もたっぷりあり、
特製ハムはいかにもハムらしい味がして美味しいです。

全席禁煙ですが、お昼時は並んで待つほどの盛況ぶりです。

全体に値段は高めですが、東京駅という場所と、京都まで行かなくても
イノダの味を楽しめることを思えば、安いものかもしれません。


【2008/03/02 18:22】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
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