fc2ブログ
次のページ
後楽園・東京ドームシティ散歩 2
後楽園・春日・水道橋
chariot

東京ドームシティ・ラクーアにまた(4/19に続いて)行きました。
ラクーア開業5周年ということで、風船で綺麗な飾り付けが
されていたので、見てきました。

今回は4/19後楽園・東京ドームシティ散歩の続きです。


「マイフェアレディ」の曲が流れていました。

メリーゴーランド


風船


舞台ではライブ演奏もあります。
かなり上手かったです。

ライブ


春の午後の広場は、メリーゴーランドの音楽、ライブの歌声、
ジェットコースターの歓声が混じりあって、ちょっとした祝祭気分です。


ふと、昔の歌謡を思い出します。

遊びをせんとや生まれけむ戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子どもの声聞けば我が身さへこそ揺がるれ

                      梁塵秘抄


丸ノ内線

(丸ノ内線の後楽園駅が入っている駅ビルから、電車が出て来ました。)

【2008/04/30 18:04】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
三原堂の五月人形
本郷 三原堂
chariot

本郷三丁目交差点の三原堂のウインドウには、
この季節になると五月人形が飾られます。

白黒二段の小桜縅(こざくらおどし)の鎧兜で、
弓矢と黄金造りの太刀を左右に置き、
鎧櫃にいかめしく腰掛けています。

私の子供の頃も、家に小さな鎧兜の五月人形があり、
季節になると飾っていました。

庭も若葉に色付いた春の日に、緑の縅糸で床の間に
静かに座っていたのを思い出します。

春日通りに西日の射す頃、甲冑や太刀の黄金の金具は
紅味を帯びた光を浴びて鈍く輝きます。


五月人形



【2008/04/29 17:42】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
南インド料理 ダバ インディア
東京駅、京橋駅 Dhaba India
chariot

東京駅八重洲南口近くにある南インド料理店
「ダバ インディア」に行ってきました。

インド料理入り口


インド料理店というと黄色のイメージですが、こちらは青です。
壁が灰色がかった青色に塗られていて、気分が落ち着きます。
あるマハラジャのお屋敷の色だそうです。

飾り

インテリアも適度にインドといった程度で、すっきりしています。


グループで行ったので、3150円のセットにしました。
インド風クレープに始まって、タンドーリチキン、サラダ、
インド風ピザ、海老の煮込み、各種カレー、
お替り自由の甘いナンとインディカご飯、デザートと盛りだくさんです。

この内、インド風クレープ(ドーサといいます)が南インド料理の代表のようです。
南インド料理は辛いそうですが、日本人の口に合うようにしたのか、
それ程ではありませんでした。

料理


いやあ、旨かったです。
これでこの値段なので、つつましいマハラジャは大満足でした。
店員さんの応対もてきぱきと心地良いです。

店内は満員で、東洋人、インド人、西洋人がごっちゃになって
大いに盛り上がっていました。

人気のある店なので夜は予約した方がいいでしょう。

お店のホームページです。
http://www.dhabaindia.com/


【2008/04/27 10:06】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
北千住 クローネ
北千住 (前回の続き)
chariot

北千住駅西口商店街を10分程歩いて、駅前商店街の賑わいも途切れ、
日光街道も渡ったすぐ左側に「クローネ」という喫茶店があります。

喫茶店


入ると店内は仕切りだらけで、まるで立体迷路、
どこの席が空いているか分りません。
かくれんぼをしているようです。

囲いの中の柔らかなソファに沈んでいると、
猫が箱の中に入っているのと同じで、むやみと和みます。

ゴールデンブレンド450円を注文しました。
綺麗なカップに入っていて、ソフトな味わいです。

コーヒー


BGMはムードミュージックです。
リチャード・クレイダーマンが流れていました。
なんて懐かしい。

スパゲティ・ナポリタンを食べて、コーヒーをすすって、
うつらうつらしたいです。

お店の人に、いつから在るお店なのか聞いてみました。
歯切れと愛想のいいおばさんは、
「戦前は乾物屋さんで、喫茶店を始めたのは・・・36年前!」とキッパリ。

このおばさんはお客の女の人と、「土手の猫がいなくなってさびしい」
などと話していました。
土手というのは、隅田川でしょうか、荒川でしょうか。

昭和の懐かしい喫茶店です。


【2008/04/27 10:01】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
小田急ロマンスカー 北千住駅から
北千住-箱根湯本
chariot

北千住と箱根湯本間で小田急特急ロマンスカーの直通運転が
始まりました。
以前から東京メトロ千代田線と小田急線は相互直通運転を
していましたが、この区間は今年の3月15日からです。

始発駅(下り)は千代田線北千住駅で、箱根湯本まで2時間11分です。
休日に2本、大手町、霞ヶ関、表参道駅にも停車します。

先日、この北千住に行って来ました。
まず、ロマンスカーを見てから、駅の西口に出て
街を歩いてみました。

駅構内です。

券売機がありますが、席は早めに予約を。

券売機


表示板


乗車口


デビューしたばかりの60000形-MSEです。
ブルーの車体でメトロはこね号と呼ばれています。

このロマンスカーは平日の通勤用にも導入されていて、
数は少ないのですが、通勤エリアでメトロさがみ号、
メトロホームウェイ号などと呼ばれて活躍します。
休日は通勤用を減らして、観光用の箱根バージョンが
登場します。

先頭


側面


小田急線の他の車両も見かけました。
多摩急行 唐木田行きです。

小田急


改札口を出ると、駅ビルのルミネがあり、西口すぐのマルイ、
少し歩いてイトーヨーカドーなど大型店があります。
マルイには東急ハンズも小規模ながら入っています。

駅前


北千住駅西口商店街です。
いつも賑わっています。

商店街


商店街と交差して旧日光街道が南北に通っています。
旧日光街道、奥州街道は隅田川を千住大橋で渡り、
橋の北側が北千住、南側が南千住です。

千住の宿は日光街道、奥州街道の最初の宿場でした。
今は宿場町通りといいます。

宿場町通り2

松尾芭蕉がここから奥の細道に旅立ったのも春の頃でした。

行春や鳥啼き魚の目は泪  芭蕉

千住宿風呂は箱根の湯につかり  chariot



背の高いビルが多い中、クラシックな建物がありました。

クラシックな家


古くからの喫茶店にも入ってみたので、次回に載せます。


【2008/04/23 19:54】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(3) |
後楽園・東京ドームシティ散歩
後楽園・春日・水道橋
tea

東京ドームシティ・ラクーアに買い物に行きました。
うちの近くに大型スーパーマーケットがないので、
成城石井ラクーア店を時々利用しています。

丸ノ内線後楽園駅を出て、向い側のラクーアの階段を上って
ドームの方を見ると、ゲートが開くのを待っている人達が見えました。
外野席のゲートらしいです。試合は巨人-ヤクルト戦です。

ドーム入口


この日は、夫 chariotと二人で出かけたので、東京ドームホテルのそばに
先月オープンした、ミーツポートのあたりまで歩いてみることにしました。

ラクーアのアトラクションでは、遠くからも良く見える、ビッグ・オーという
大観覧車と、サンダードルフィンというジェットコースターが有名です。
この、サンダードルフィンは観覧車の内側を走りぬけています。
すごい迫力のジェットコースターの近くで買い物をするのは、何だか
落ち着かないので、普段は、あまり動いていない時間帯に行く様に
しています。

観覧車の右側の建物は東京ドームホテルです。

ビッグ・オー


水上メリーゴーランドはライトアップされるときれいです。

ラクーア


ムーミンベーカリー&カフェはフィンランドのパンやお料理のお店です。
お茶を飲もうかと思ったのですが混んでいたので入りませんでした。
博多とららぽーと横浜にもお店を出しているそうです。

ムーミン


ラクーアを過ぎて、振り向いたらこの様な景色です。
高層ビルは文京シビックセンターで、ホールや区役所が入っています。
正面は反対側ですが、25階に展望ラウンジがあり、
休日や夜間も開いていて入場も無料です。
休みになることもありますので文京区のサイトなども確認してください。
360度ではありませんが新宿、池袋、富士山方面が見えて、
お天気のいい日はなかなかの景色です。
また、ダイヤモンド富士の撮影スポットとしても知られています。

ドームとシビックセンター


さて、先日オープンしたミーツポートまでやって来ました。
3000人以上入るホールとカフェやレストランなど、そして3階の高さにある
広いガーデンが、ミーツポートです。

ミーツポートのサイト(ガーデンのページ)を見ると、新緑の季節には
バビロニアの空中庭園が出現するようです。
(東京ドームシティのHPにラクーアもミーツポートも入っていますので、
下の方でご覧下さい。)

ミーツポート


中のお店は混んでいました。
外にはクレープとソフトクリームのお店、フルーツとベジタブルの
フリッターのお店があります。
花粉アレルギー気味の私は屋内の方がいいので、近くの東京ドームホテル
3階の気軽なカフェ&バール ブリーズで水分を補給しました。

ミーツポート2


東京ドームホテルは野球観戦やコンサートで宿泊の他、こども向けの
ヒーローショーとして、ゴーオンジャーショーのイベントも企画していて、
(私もですが、それは何ですか?という方には仮面ライダーの様な
ヒーローの出てくるショーと言えば、おわかり頂けるでしょうか?)
いろいろな目的の人が集まる、ちょっと変わった雰囲気のホテルです。

ミーツポートの外側に回ると1階に代官山シェ・リュイという
パン屋さんがあります。
お店の前にテラスが20席あり、外の道路に面しています。
ミーツポート限定のパンもあります。

この後、外側からラクーアに戻り、買い物をして帰りました。

東京ドームシティのHPです。
http://www.tokyo-dome.co.jp/


【2008/04/19 02:00】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(2) |
古今集 紀貫之 やどりして
春の山辺
chariot

やどりして春の山辺にねたる夜は夢の内にも花ぞちりける

宿をとって春の山辺で寝た夜は、夢の中でも花が散っていたな。

古今集の春歌下117番の歌で、作者は紀貫之です。

「やまでらにまうでたりけるによめる」とあるので、
春の日にどこかの山寺にお篭りした折に詠んだものでしょう。

泊まった翌朝、お寺のお坊さんに、
「昨夜は桜を散らす風も吹いていましたが、よくお寝みになれましたか」
とでも聞かれて、この歌を詠んで答えたのかも知れません。

日頃と異なる場所、日頃と異なる時を設けて、そこに花を散らすという趣向は
鮮やかで、さすがは紀貫之です。


講安寺

文京区湯島4丁目の講安寺の枝垂桜。
お寺の本堂は土蔵造りで、(江戸時代の防火対策)
文京区の指定文化財です。


【2008/04/18 07:46】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
上島珈琲店(神田神保町・東上野)
神保町駅 、上野駅
chariot

追記
UCC上島珈琲店の神田神保町店は2008年10月31日に閉店してしまいました。


UCC上島珈琲店のうち、神田と上野の2つのお店に行ってきました。

神田神保町店

神田神保町の三省堂書店の靖国通りをはさんだ斜め向かいに
「自遊時間」という名の別館があります。
文房具の店で、セルロイドの万年筆や筆箱、昔のレコード盤も売っています。

上島珈琲外


同じフロアに併設して上島珈琲店の神田神保町店があります。
(すぐ近くに神田神保町1丁目店もあります。)

上島珈琲神保町


セルフですが、茶色が基調のすっきりと落ち着いた店内は大きく四角く、
天井はとても高く、広々としています。
真中の大テーブルを囲んで、柳宗理のデザインした、とても座り心地の良い
木の椅子が並んでいます。

上島珈琲店内


座っていると、なんだか図書館にいるような気分です。
私は子供の頃から図書館が好きで、いつも入り浸っていました。
その、昔のことを思い出させる図書館で、コーヒーを飲みながら
好きな本を読んでいられるというのは贅沢な話です。

モーニングのベーコンエッグ付きトースト260円とコーヒーMサイズ
380円を注文しました。
コーヒーは苦味の利いた味です。

インテリアに古い電話機も置いてあります。
受話器を握り締めると、誰かにつながるかもしれません。
BGMは「ノルウエイの森」ではなく、モーツアルトでした。

上島珈琲店内2


店内は壁際の1列以外を禁煙席としています。
また、神田神保町店は無線LAN対応と書かれています。

 
次に東上野店についてです。

上野駅正面玄関口前の広場を渡った真向かいの東京メトロのある
ビルにくっ付いて、上島珈琲店の東上野店があります。

上島珈琲

地下鉄の銀座線・日比谷線上野駅の真上です。
アメ横への人の流れとは少しずれているので、日曜日でも割とすいていました。

上島珈琲店はどこも白い壁と木の調度で、すっきりと落ち着いた雰囲気です。
レトロモダンというそうです。
神田神保町店に比べて東上野店は分煙の席がはっきり仕切られています。

評判の黒糖ミルクコーヒー350円を飲みました。

味は、コーヒーとミルクと黒糖の味でした。
黒糖はまったりと甘く、街歩きや生活に疲れたときにちょうど良さそうです。

上島珈琲2

カップはスターバックスやエクセルシオールがマグカップなのに対して、
いわゆるコーヒーカップの形です。

HPにはインテリアについての記載もあります。

http://www.ueshima-coffee-ten.jp/ 表示すると音楽(ピアノ)が流れます。


【2008/04/15 17:12】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
東京日本橋 利久庵
日本橋 利久庵
chariot

日本橋三越の向かいの道を入って少し行った左側に小粋な構えの
蕎麦屋さんがあります。

利久庵


最初に行ったのは学生時代ですから、長い付き合いになります。
以前は少し離れた場所にありましたが、こちらに引越しました。

中はごく普通の蕎麦屋さんで、お茶はヤカンで給仕されますが、
店員さんの応対はテキパキとしていて気持ち良いです。
味もすぐれているのですが、高級蕎麦屋というより街の蕎麦屋、
という姿勢を貫いています。

納豆蕎麦900円は納豆、生玉子、貝割れ大根、鰹節、焼き海苔が乗っています。
軽くかきまわして一気に食べると、色々な歯ごたえも楽しめて満足した気持になります。

向かいの席では、制服を着た売り場主任風の女性が、自分に活を入れるためでしょうか、
天ぷら蕎麦にエイエイと唐辛子をたっぷり振り掛けていました。

入口横の帳場に座っているご主人は物腰が柔らかく、
案内や勘定の応対に心がこもっていて、いい雰囲気をしています。
「お一人様」は「おしとりさま」と、江戸弁で発音します。
入口近くに座れば、その応対を聞いて味わえます。
ミカドコーヒーのマスターもそうですが、これが日本橋の厚みというものでしょうか。


休日

シャッターの絵は葛飾北斎の富嶽三十六景です。


【2008/04/13 21:54】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
平忠度 ささなみや
山桜
chariot

ささなみや志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな


その昔、天智天皇の造営された大津京(志賀の都)も今は亡びて荒れてしまったが、
長等(ながら)の山桜は昔と同じように咲いていることだ。

作者は平忠度(ただのり)、平安時代末期の武将で、平清盛の弟です。
自然の不変と人事の無常を歌った、武人らしく素直な歌です。

この歌は平家物語で有名です。

木曽義仲に都を追われ、西国に落ちていく平家一門の中にあって、
平忠度は一旦引き返し、歌の師である藤原俊成に自作の和歌を記した巻物を託して、
一首なりと勅撰和歌集に載せてほしいと頼みます。
平家が亡んだ後、俊成は千載和歌集編纂の時、この歌を読人しらず、
作者不明として選びます。

実際に忠度と俊成の間でこのような感動的なやり取りがあったかは分りませんが、
この歌が千載和歌集に読人しらずとして載っているのは事実です。

丸谷才一は「新々百人一首」の中で、平忠度は歴史に対する漠然とした不安を感じ、
平安京の衰亡を何となく予感して、大津京の滅亡と重ね合わせていたのではないかと
論じています。

私が思うのは平忠度が一の谷で討死しているということです。
一の谷は今の神戸市にあり、平清盛が造営したものの、すぐに放棄された
福原京の辺りにあります。
壬申の乱で亡んだ大津京と平家と共に消えた福原京の運命はよく似ています。
志賀の都の亡びを詠んだ平忠度が福原の都で討たれた巡り合わせに当時の人々は
感慨を覚えたのではないでしょうか。

私も一句、

緋縅(ひおどし)の袖にも積もれ山桜 


ヤマザクラ

(赤い葉がついている山桜に ジャンプ!  上野不忍池のほとりです。)


神田明神

(神田明神の桜です。こちらに祀られている平将門公は
平忠度の240年ほど昔の人ですが、遠いご親戚です。)


「新々百人一首」
丸谷才一の選んだ王朝和歌百首の解説です。
和歌を理解するのに大変参考になります。




【2008/04/12 08:39】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
大丸東京3F  サロン・ド・カフェ ボワシエ
東京駅 大丸東京店内
chariot

東京駅大丸の3階に「サロン・ド・カフェ ボワシエ」があります。
チョコレートやマロン・グラッセで有名なパリの食品店で、
こちらは海外店の第1号とのことです。

入り口


店内は白と水色で統一されていて、壁は白、食器も白、
床は白の大理石模様です。
その中で、広々とした吹き抜けの壁に掛かった長い水色のカーテンや
細長い青色のランプは清々しく、印象的です。

店内


濃くて美しい水色はこの店のイメージカラーで、ホームページには
ボワシエ・ブルーと書かれています。
店員のエプロンにも入っています。
この色に合わせるために白を基調色に選んだのでしょう。
床から天井までガラス張りなので、店内は明るいのですが、
八重洲側なので外の景色はやや雑然としています。

椅子のシートの地模様は、お店の基本デザインらしいロココ風な天使の絵を
デジタル画像処理した感じに仕上げたものです。
海外1号店というだけあって、デザインに気合が入っているという印象です。

コーヒーにマロン・グラッセと小さなチョコレートの付いたセットを注文しました。

メニュー

カップ類は「ビレロイ&ボッホ」というブランドで、 コーヒーカップは渦巻き型です。
皿は少し波打っているので、決められたスポットにカップをそっと置かないと
傾いてしまい、使い易いとは言えませんが、デザインはスタイリッシュです。
優雅な時を過ごすための食器でしょう。

たっぷりのコーヒーは濃い目でコクがあり、お菓子にちょうど合います。
お値段は1522円と、やや高めです。
ちょっと改まった集まりなどに向いているでしょう。

1階には売店もあります。

追記
残念ながらボワシエは2013年の1月に撤退しました。


【2008/04/08 22:04】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
東京国立博物館 国宝薬師寺展
上野 
chariot

上野の東京国立博物館で開かれている「国宝 薬師寺展」に行ってきました。

薬師寺


いつもは薬師三尊として薬師如来の両脇にお立ちの日光菩薩・月光菩薩像が
今回は二体揃って東京にお出ましです。

普段は見えないお背中を後ろから見られるというのも評判です。
像の高さは3m以上、堂々としていながら、腰を少し左右に曲げたお姿はくつろいで見えます。
二体は左右対称に作られているのかと思っていましたが、少し違えてあるのが分りました。
1300年もお立ちになっていたご苦労から、小さな痛みや破損もあります。

薬師三尊像と並んで有名な聖観音(しょうかんのん)菩薩像も同時に出展されています。

こちらはほぼ等身大の立像で、直立した姿や衣の形など、日光・月光菩薩像より
やや古い様式で、法隆寺の釈迦三尊像との中間にあることが分ります。
こちらのお背中は何本も紐飾り(瓔珞、ようらくと言います)を垂らして実に美しく、
普段見られないのは惜しいです。

吉祥天像も出展されています。
唐風の美人像で、A4版ほどの小さな絵ですが、何とも愛らしいお顔です。

全体として、映像も使って分りやすい展示がされています。

先日、TBSテレビの「情熱大陸」で、東京国立博物館専属の展示デザイナーの
木下史青さんが、レイアウトや照明をあれこれ試行錯誤している様子を紹介していました。
何気なく見ている展示もいろいろと工夫されていることを知りました。


館内

展示会場は五つの展示館のうちの平成館で、明るく広々としています。
ロビーから眺める満開の桜は一枚の巨きな絵の様です。


枝垂桜

本館の横の桜も見事に咲いています。


【2008/04/04 22:32】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

chariot

Author:chariot
美術館・博物館めぐりとカフェの記事を書いています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム | 次ページ>>