恵比寿
山種美術館では、「日本美術院の画家たち-横山大観から平山郁夫まで」展が
開かれています。
会期は12月26日までです。

山種美術館は近代日本画の美術館として、日本美術院の画家の作品を数多く
所蔵しています。
その中から17名の作品が展示されています。
横山大観 「作右衛門の家」 1916年

男が鎌を手に飼葉を担いで帰ってくると、厩では馬が音を聞き付けて嬉しそうに
足掻いています。
作右衛門とは農民一般を表す名前です。
桐の木は大きな葉を付け、栗の木には青い実が生っています。
自然と人事が一体となった理想郷を描いていて、おだやかな味わいがあります。
速水御舟 「朝鮮牛図」 1926年

牛の絵は日本画の画題として多くの画家に取り上げられています。
この牛は盛り上がった肩と三角形のお尻が目を惹きます。
黄土色のかたまりの中で、くっきりと描かれた目が生き生きとしています。
速水御舟 「翠苔緑苔」 1928年


この作品については2009年の山種美術館での「速水御舟展」の記事に
以下のように書きました。
『四曲一双の金箔地の屏風で、右隻に枇杷と青桐、つつじです。
枇杷の木には、まだ青い実から熟れた実まで付いていて、木の下では
黒猫が振り向いています。
隣に展示されている、24番の小下図では、つつじの場所には朝顔の鉢が
3つ置かれ、黒猫と白猫の2匹になっています。
左隻には紫陽花と2匹の白兎です。
紫陽花は咲き始めから満開まで様々に咲いています。
白兎は、向こうに黒猫がいるのも知らずに、呑気に草をかじったり、
寝ころがったりしています。
全体に、右奥から左手前に広がり、右上から左下に下がっていく構図です。
琳派風の装飾性を極め、きっちりとまとまった、近代的な作品です。
御舟の言葉、「もし無名の作家が残ったとして、この絵だけは面白い絵だと
後世言ってくれるだろう」。』
小林古径 「清姫」 8枚連作 1930年
紀州の安珍清姫伝説を絵巻物風に8枚続きの絵に仕立てたものです。
小林古径はこの作品を気に入っていて、一生手元に置いておくつもりだったのを、
山種美術館の設立のお祝いに寄贈したとのことです。
「清姫のうち 旅立」
旅姿の二人の僧が墨だけを使った白描で描かれています。
これから熊野詣に行くところです。
「清姫のうち 寝所」
紀伊国の屋敷に泊めてもらった安珍の部屋に、安珍に恋した清姫が
忍んでくる場面です。
安珍は、熊野参詣の帰りには立ち寄るからといってその場を逃れます。
「清姫のうち 熊野」
蒼い森の中の熊野神社を俯瞰しています。
「清姫のうち 清姫」
熊野詣を終えた安珍は清姫を避けるため、別の道を通って帰ります。
騙されたと知った清姫が安珍を追って裸足で山坂を駆け下る場面です。
「清姫のうち 川岸」
山道を逃げる安珍は日高川にたどり着きます。
小舟も一艘あります。
「清姫のうち 日高川」
パンフレットに使われている作品です。
安珍を追う清姫が日高川に阻まれている場面です。
灰色の満々とした水に向って伸ばした手が清姫の絶望を表しています。
この後、清姫はついに蛇体となって日高川を泳ぎ渡ります。
「清姫のうち 鐘巻」
パンフレットに使われている作品です。
道成寺に逃げ込んだ安珍は釣鐘を降ろしてもらってその中に身を隠しますが、
蛇となった清姫は鐘に巻付き、焔を吹いて安珍を焼き殺してしまいます。
この絵では蛇ではなく、龍の姿に描かれています。
白い体や前脚を伸ばして鐘に掛けた姿は、「日高川」での手を伸ばした
清姫の姿に照応しています。
すさまじい場面ですが、古画のようで気品があります。
「清姫のうち 入相桜」

安珍と、日高川に身を投げた清姫の亡骸は共に比翼塚に葬られます。
その比翼塚には桜が植えられ、入相桜と呼ばれます。
悲恋の物語は最後に満開の桜によって優しく慰められています。
前田青邨 「腑分」 1970年

江戸時代の腑分(解剖)の場面です。
腑分をする者を中心に、蘭書を手に見入る者、おそるおそる覗く者、
合掌する者など、さまざまな様子が描かれています。
抑えた色彩によって、静かな興奮を表しています。
奥村土牛 「鳴門」 1959年

この作品については今年の山種美術館での「生誕120年 奥村土牛」展の記事に
以下のように書きました。
『遠くの島影に黄土色が少し使われている他は、緑青の緑と胡粉の白のみで
構成されています。
塗りを何度も重ね、近景の動と遠景の静が一体となった、量感のある、
重厚な作品です。
塗り重ねによる堅牢な画面造りは、奥村土牛の特徴です。
連絡船に乗っていて、たまたま渦潮に出会い、当時の小さな船の上から、
奥さんに帯を掴んでもらって渦潮を覗き込んで写生したということです。』
後藤純男 「淙想」 1969年
北海道の層雲峡に取材した作品で、深山の滝を描いています。
白い滝の落下する断崖はごつごつと半ば抽象的に描かれ、鈍い金色に彩られた様は
荘厳で、仏画を観るようです。
小倉遊亀 「舞う(舞妓)」1971年
この作品については2008年の山種美術館での「百寿を超えて」展の記事に
以下のように書きました。
『舞う(舞妓)」は振袖姿の若い舞妓が金の扇をかざして、誇らしげに振り返った
瞬間をとらえています。
画面左上の扇から右下に流れる構図ですが、扇を持つ手の袖が外に広がって、
全体に三角形で安定した形になっています。
頭の上に扇をかざした姿を画面に収めるためか、舞妓の身長を低く描いています。
赤紫色の振袖の柄は梅、牡丹、紅葉、菊、南天など四季の草花をあしらって
賑やかです。
赤い帯は菊の模様で、襦袢の赤、足袋の白も見えます。
髪飾りも多く、金、銀、赤をあしらっています。
顔は日本画独特の、すっきりと美しい線描で表しています。
色彩を多く使い、若々しく、華やかな姿を生き生きと描いた作品です。』
小山硬 「海鵜」 1980年
白い空間の中に海鵜が黒く墨で描かれています。
画面左には切り立った崖に数羽が縦に並び、画面右には一羽が羽根を広げて
飛び立ち、一羽がそれを見上げています。
大胆な構図で、海鵜の姿には迫力があります。
守屋多々志 「聴花(式子内親王)」 1980年
この作品については2009年の山種美術館での「桜さくらサクラ・2009」展の記事に
以下のように書きました。
『満開の桜の下の王朝女人です。
はかなくて過ぎにし方をかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける
この、式子内親王の歌に依っている作品とのことです。
桜は薄墨桜、鬱金桜とのことで、花弁の色は沈んだ銀色です。
白と朱の十二単は清楚で、若い内親王のお顔は理知的、意思的です。
薄幸であったと伝えられる式子内親王へのオマージュでしょう。』
第2展示室では昨年亡くなった平山郁夫を偲んで、素描を含む作品が
展示されています。
平山郁夫 「バビロン王城」 1972年
繁栄する古代バビロンの情景です。
黄土色の城壁の中で、青い煉瓦を積んだイシュタル門が際立っています。
他に、下村観山、菱田春草、安田靫彦、堅山南風、小茂田青樹、富取風堂、
塩出英雄、田渕俊夫などが展示されています。
展覧会のHPです。
chariot
山種美術館では、「日本美術院の画家たち-横山大観から平山郁夫まで」展が
開かれています。
会期は12月26日までです。

山種美術館は近代日本画の美術館として、日本美術院の画家の作品を数多く
所蔵しています。
その中から17名の作品が展示されています。
横山大観 「作右衛門の家」 1916年

男が鎌を手に飼葉を担いで帰ってくると、厩では馬が音を聞き付けて嬉しそうに
足掻いています。
作右衛門とは農民一般を表す名前です。
桐の木は大きな葉を付け、栗の木には青い実が生っています。
自然と人事が一体となった理想郷を描いていて、おだやかな味わいがあります。
速水御舟 「朝鮮牛図」 1926年

牛の絵は日本画の画題として多くの画家に取り上げられています。
この牛は盛り上がった肩と三角形のお尻が目を惹きます。
黄土色のかたまりの中で、くっきりと描かれた目が生き生きとしています。
速水御舟 「翠苔緑苔」 1928年


この作品については2009年の山種美術館での「速水御舟展」の記事に
以下のように書きました。
『四曲一双の金箔地の屏風で、右隻に枇杷と青桐、つつじです。
枇杷の木には、まだ青い実から熟れた実まで付いていて、木の下では
黒猫が振り向いています。
隣に展示されている、24番の小下図では、つつじの場所には朝顔の鉢が
3つ置かれ、黒猫と白猫の2匹になっています。
左隻には紫陽花と2匹の白兎です。
紫陽花は咲き始めから満開まで様々に咲いています。
白兎は、向こうに黒猫がいるのも知らずに、呑気に草をかじったり、
寝ころがったりしています。
全体に、右奥から左手前に広がり、右上から左下に下がっていく構図です。
琳派風の装飾性を極め、きっちりとまとまった、近代的な作品です。
御舟の言葉、「もし無名の作家が残ったとして、この絵だけは面白い絵だと
後世言ってくれるだろう」。』
小林古径 「清姫」 8枚連作 1930年
紀州の安珍清姫伝説を絵巻物風に8枚続きの絵に仕立てたものです。
小林古径はこの作品を気に入っていて、一生手元に置いておくつもりだったのを、
山種美術館の設立のお祝いに寄贈したとのことです。
「清姫のうち 旅立」
旅姿の二人の僧が墨だけを使った白描で描かれています。
これから熊野詣に行くところです。
「清姫のうち 寝所」
紀伊国の屋敷に泊めてもらった安珍の部屋に、安珍に恋した清姫が
忍んでくる場面です。
安珍は、熊野参詣の帰りには立ち寄るからといってその場を逃れます。
「清姫のうち 熊野」
蒼い森の中の熊野神社を俯瞰しています。
「清姫のうち 清姫」
熊野詣を終えた安珍は清姫を避けるため、別の道を通って帰ります。
騙されたと知った清姫が安珍を追って裸足で山坂を駆け下る場面です。
「清姫のうち 川岸」
山道を逃げる安珍は日高川にたどり着きます。
小舟も一艘あります。
「清姫のうち 日高川」
パンフレットに使われている作品です。
安珍を追う清姫が日高川に阻まれている場面です。
灰色の満々とした水に向って伸ばした手が清姫の絶望を表しています。
この後、清姫はついに蛇体となって日高川を泳ぎ渡ります。
「清姫のうち 鐘巻」
パンフレットに使われている作品です。
道成寺に逃げ込んだ安珍は釣鐘を降ろしてもらってその中に身を隠しますが、
蛇となった清姫は鐘に巻付き、焔を吹いて安珍を焼き殺してしまいます。
この絵では蛇ではなく、龍の姿に描かれています。
白い体や前脚を伸ばして鐘に掛けた姿は、「日高川」での手を伸ばした
清姫の姿に照応しています。
すさまじい場面ですが、古画のようで気品があります。
「清姫のうち 入相桜」

安珍と、日高川に身を投げた清姫の亡骸は共に比翼塚に葬られます。
その比翼塚には桜が植えられ、入相桜と呼ばれます。
悲恋の物語は最後に満開の桜によって優しく慰められています。
前田青邨 「腑分」 1970年

江戸時代の腑分(解剖)の場面です。
腑分をする者を中心に、蘭書を手に見入る者、おそるおそる覗く者、
合掌する者など、さまざまな様子が描かれています。
抑えた色彩によって、静かな興奮を表しています。
奥村土牛 「鳴門」 1959年

この作品については今年の山種美術館での「生誕120年 奥村土牛」展の記事に
以下のように書きました。
『遠くの島影に黄土色が少し使われている他は、緑青の緑と胡粉の白のみで
構成されています。
塗りを何度も重ね、近景の動と遠景の静が一体となった、量感のある、
重厚な作品です。
塗り重ねによる堅牢な画面造りは、奥村土牛の特徴です。
連絡船に乗っていて、たまたま渦潮に出会い、当時の小さな船の上から、
奥さんに帯を掴んでもらって渦潮を覗き込んで写生したということです。』
後藤純男 「淙想」 1969年
北海道の層雲峡に取材した作品で、深山の滝を描いています。
白い滝の落下する断崖はごつごつと半ば抽象的に描かれ、鈍い金色に彩られた様は
荘厳で、仏画を観るようです。
小倉遊亀 「舞う(舞妓)」1971年
この作品については2008年の山種美術館での「百寿を超えて」展の記事に
以下のように書きました。
『舞う(舞妓)」は振袖姿の若い舞妓が金の扇をかざして、誇らしげに振り返った
瞬間をとらえています。
画面左上の扇から右下に流れる構図ですが、扇を持つ手の袖が外に広がって、
全体に三角形で安定した形になっています。
頭の上に扇をかざした姿を画面に収めるためか、舞妓の身長を低く描いています。
赤紫色の振袖の柄は梅、牡丹、紅葉、菊、南天など四季の草花をあしらって
賑やかです。
赤い帯は菊の模様で、襦袢の赤、足袋の白も見えます。
髪飾りも多く、金、銀、赤をあしらっています。
顔は日本画独特の、すっきりと美しい線描で表しています。
色彩を多く使い、若々しく、華やかな姿を生き生きと描いた作品です。』
小山硬 「海鵜」 1980年
白い空間の中に海鵜が黒く墨で描かれています。
画面左には切り立った崖に数羽が縦に並び、画面右には一羽が羽根を広げて
飛び立ち、一羽がそれを見上げています。
大胆な構図で、海鵜の姿には迫力があります。
守屋多々志 「聴花(式子内親王)」 1980年
この作品については2009年の山種美術館での「桜さくらサクラ・2009」展の記事に
以下のように書きました。
『満開の桜の下の王朝女人です。
はかなくて過ぎにし方をかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける
この、式子内親王の歌に依っている作品とのことです。
桜は薄墨桜、鬱金桜とのことで、花弁の色は沈んだ銀色です。
白と朱の十二単は清楚で、若い内親王のお顔は理知的、意思的です。
薄幸であったと伝えられる式子内親王へのオマージュでしょう。』
第2展示室では昨年亡くなった平山郁夫を偲んで、素描を含む作品が
展示されています。
平山郁夫 「バビロン王城」 1972年
繁栄する古代バビロンの情景です。
黄土色の城壁の中で、青い煉瓦を積んだイシュタル門が際立っています。
他に、下村観山、菱田春草、安田靫彦、堅山南風、小茂田青樹、富取風堂、
塩出英雄、田渕俊夫などが展示されています。
展覧会のHPです。
京橋・東京
京橋のブリヂストン美術館の1階にある、「Tearoom Georgette(ジョルジェット)」に
行ってきました。
場所は東京都中央区京橋1-10-1です。

この前、「ジョルジェット」に行った時の記事はこちらです。
紅茶のババロアと紅茶のセット900円です。

ババロアはベルガモットオレンジティーを使っていて、程の良い柔らかさと
上品な甘さで、とても美味しいです。
紅茶はポットに入っていて、ダージリン、アッサム、ニルギリなどがあります。
ニルギリを注文しました。
お店の方によれば、美術館で12月23日まで開かれている、「セーヌの流れに沿って
-印象派と日本人画家たちの旅」展は評判が良く、お店もすぐ満席になるそうです。
美術館は10時開館、お店は11時開店なので、開館と同時に入り、しばらく展示作品を
観てから11時にお店に入って一休みし、また美術館に戻る方法もあるとのことです。
いつもながら、心遣いの行き届いたお店です。
chariot
京橋のブリヂストン美術館の1階にある、「Tearoom Georgette(ジョルジェット)」に
行ってきました。
場所は東京都中央区京橋1-10-1です。

この前、「ジョルジェット」に行った時の記事はこちらです。
紅茶のババロアと紅茶のセット900円です。

ババロアはベルガモットオレンジティーを使っていて、程の良い柔らかさと
上品な甘さで、とても美味しいです。
紅茶はポットに入っていて、ダージリン、アッサム、ニルギリなどがあります。
ニルギリを注文しました。
お店の方によれば、美術館で12月23日まで開かれている、「セーヌの流れに沿って
-印象派と日本人画家たちの旅」展は評判が良く、お店もすぐ満席になるそうです。
美術館は10時開館、お店は11時開店なので、開館と同時に入り、しばらく展示作品を
観てから11時にお店に入って一休みし、また美術館に戻る方法もあるとのことです。
いつもながら、心遣いの行き届いたお店です。
竹橋
竹橋の東京国立近代美術館では、「麻生三郎展」が開かれています。
期間は12月19日(日)までです。

その後、2011年1月5日から2月20日まで京都国立近代美術館に、
4月29日から6月12日まで愛知県美術館に巡回します。
麻生三郎(1913-2000)の油彩約70点と素描約60点が展示されています。
素描の一部は11月28日までの前期と11月30日からの後期で展示替えがあります。
作風の変化に従って、以下の3つの章に分けられています。
第1章 闇の中で光を見つめる 1934-1953
第2章 赤い空の下で 1954-1960
第3章 内と外の軋(きし)み 1961-1994
第1章 闇の中で光を見つめる 1934-1953
自画像や家族を多く描いている時期です。
ごく初期を除けば、麻生三郎の絵は暗く沈んだ色調です。
その暗さの中に浮かび上がるものを描こうとしているようです。
「自画像」 1937年

気迫のある自画像です。
黒目にも赤色を散らしています。
赤色を効果的に使ってアクセントを付けるのは初期からの特徴です。
「男」 1940年

黒い背景の前に、赤いチョッキの男が皿の物を口にしています。
手が大きく描かれています。
食べるという行為の中に人間の本質を見ています。
「うつぶせ(うずくまる女)」 1943年

戦時中の作品で、青ざめた顔の女性がうたた寝をしています。
徐々に人物と背景との境が消えていきます。
腕がたくましく描かれています。
手足を大きく描くのも麻生三郎の特徴です。
「ひとり」 1951年
パンフレットに使われている作品です。
抱き合っている二人の人物が横から描かれています。
「ひとり」という題名からも、人間の存在そのものを描こうとしているようです。
第2章 赤い空の下で 1954-1960
赤い地色の風景と人物が描かれている時期です。
人物の姿は抽象化されていきます。
「赤い空」 1956年

赤黒い空に浮かぶ赤黒い太陽からは光線が出ています。
建物や煙突も見えます。
左側には正面を向いた、右側には横向きの人物が見えます。
人物はがっしりとした足先をしています。
麻生三郎は、「正面か横を向いた人物を描いている。斜めの人物は弱くなる。
柱のような人物を描きたい。」と述べています。
第3章 内と外の軋(きし)み 1961-1994
対象が分解を始め、背景と見分けが付かなくなってきます。
ほとんど抽象画に近くなっています。
「ある群像 3」 1970年

よく観ると、人体の部分らしいものが見えます。
絵の中心近くには大きな目が描かれています。
「りょうはしの人」 1992年

左右に一人づつ、真中に二人の人物がうっすらと浮かんでいます。
真中のうちの一人は向こう向き、三人は正面を向いているように見えます。
人間の存在とは何か問いかけているようです。
「月島」 1959年 素描

東京、中央区の月島の工場風景です。
麻生三郎は近くの鉄砲洲の生まれです。
麻生三郎の素描は、描線に感情がこもっています。
11月28日までの展示です。
ともかく、重く、妥協の無い作品ばかりでした。
通して作品を観てくると、徐々に画風は変化していますが、その方向性は
一貫していて、揺るぎがありません。
描くということを一途に追求していったことがよく分かります。
展覧会のHPです。
chariot
竹橋の東京国立近代美術館では、「麻生三郎展」が開かれています。
期間は12月19日(日)までです。

その後、2011年1月5日から2月20日まで京都国立近代美術館に、
4月29日から6月12日まで愛知県美術館に巡回します。
麻生三郎(1913-2000)の油彩約70点と素描約60点が展示されています。
素描の一部は11月28日までの前期と11月30日からの後期で展示替えがあります。
作風の変化に従って、以下の3つの章に分けられています。
第1章 闇の中で光を見つめる 1934-1953
第2章 赤い空の下で 1954-1960
第3章 内と外の軋(きし)み 1961-1994
第1章 闇の中で光を見つめる 1934-1953
自画像や家族を多く描いている時期です。
ごく初期を除けば、麻生三郎の絵は暗く沈んだ色調です。
その暗さの中に浮かび上がるものを描こうとしているようです。
「自画像」 1937年

気迫のある自画像です。
黒目にも赤色を散らしています。
赤色を効果的に使ってアクセントを付けるのは初期からの特徴です。
「男」 1940年

黒い背景の前に、赤いチョッキの男が皿の物を口にしています。
手が大きく描かれています。
食べるという行為の中に人間の本質を見ています。
「うつぶせ(うずくまる女)」 1943年

戦時中の作品で、青ざめた顔の女性がうたた寝をしています。
徐々に人物と背景との境が消えていきます。
腕がたくましく描かれています。
手足を大きく描くのも麻生三郎の特徴です。
「ひとり」 1951年
パンフレットに使われている作品です。
抱き合っている二人の人物が横から描かれています。
「ひとり」という題名からも、人間の存在そのものを描こうとしているようです。
第2章 赤い空の下で 1954-1960
赤い地色の風景と人物が描かれている時期です。
人物の姿は抽象化されていきます。
「赤い空」 1956年

赤黒い空に浮かぶ赤黒い太陽からは光線が出ています。
建物や煙突も見えます。
左側には正面を向いた、右側には横向きの人物が見えます。
人物はがっしりとした足先をしています。
麻生三郎は、「正面か横を向いた人物を描いている。斜めの人物は弱くなる。
柱のような人物を描きたい。」と述べています。
第3章 内と外の軋(きし)み 1961-1994
対象が分解を始め、背景と見分けが付かなくなってきます。
ほとんど抽象画に近くなっています。
「ある群像 3」 1970年

よく観ると、人体の部分らしいものが見えます。
絵の中心近くには大きな目が描かれています。
「りょうはしの人」 1992年

左右に一人づつ、真中に二人の人物がうっすらと浮かんでいます。
真中のうちの一人は向こう向き、三人は正面を向いているように見えます。
人間の存在とは何か問いかけているようです。
「月島」 1959年 素描

東京、中央区の月島の工場風景です。
麻生三郎は近くの鉄砲洲の生まれです。
麻生三郎の素描は、描線に感情がこもっています。
11月28日までの展示です。
ともかく、重く、妥協の無い作品ばかりでした。
通して作品を観てくると、徐々に画風は変化していますが、その方向性は
一貫していて、揺るぎがありません。
描くということを一途に追求していったことがよく分かります。
展覧会のHPです。
神保町
「Muu Muu Diner & 100% Kona Coffee」はお茶の水小学校と靖国通りの間の
小路にあります。
場所は千代田区神田小川町3-14-3です。

ハワイの雰囲気のお店で、天井は高く、2面が大きな窓で、明るく広々とした
店内です。


お店の方はアロハシャツ姿で、BGMも南国風のバンドです。
セントルイスブルースが流れていました。
ランチのロコモコセット1000円です。

ご飯にハンバーグ、目玉焼きが載っています。
お皿もパイナップルの形をした木製です。
ミニニサラダとドリンクが付きます。

コーヒーはハワイコナで、酸味のある味です。
カップには「MAKE YOUR MOUSE DANCE」とあります。

他にパスタやフライドチキン、マヒマヒバーガーのセットもあります。

ひととき、のんびりした南国の気分を味わえるお店です。
神保町では神田古本まつりが開かれていました。

すずらん通りも賑わっています。

入口の上のステンドグラスのきれいな一誠堂です。

2008年の古本まつりと「一誠堂」の記事はこちらです。
キューバ音楽の演奏もありました。

「ミロンガ・ヌオーバ」からはアルゼンチン・タンゴが漏れてきます。

「ミロンガ・ヌオーバ」の記事はこちらです。
日曜日はお休みの「ラドリオ」も、この日は開いていました。

「ラドリオ」の記事はこちらです。
「さぼうる」もお客さんで一杯でした。

「さぼうる」の記事はこちらです。
南の国の音楽がよく聞こえてきた日でした。
chariot
「Muu Muu Diner & 100% Kona Coffee」はお茶の水小学校と靖国通りの間の
小路にあります。
場所は千代田区神田小川町3-14-3です。

ハワイの雰囲気のお店で、天井は高く、2面が大きな窓で、明るく広々とした
店内です。


お店の方はアロハシャツ姿で、BGMも南国風のバンドです。
セントルイスブルースが流れていました。
ランチのロコモコセット1000円です。

ご飯にハンバーグ、目玉焼きが載っています。
お皿もパイナップルの形をした木製です。
ミニニサラダとドリンクが付きます。

コーヒーはハワイコナで、酸味のある味です。
カップには「MAKE YOUR MOUSE DANCE」とあります。

他にパスタやフライドチキン、マヒマヒバーガーのセットもあります。

ひととき、のんびりした南国の気分を味わえるお店です。
神保町では神田古本まつりが開かれていました。

すずらん通りも賑わっています。

入口の上のステンドグラスのきれいな一誠堂です。

2008年の古本まつりと「一誠堂」の記事はこちらです。
キューバ音楽の演奏もありました。

「ミロンガ・ヌオーバ」からはアルゼンチン・タンゴが漏れてきます。

「ミロンガ・ヌオーバ」の記事はこちらです。
日曜日はお休みの「ラドリオ」も、この日は開いていました。

「ラドリオ」の記事はこちらです。
「さぼうる」もお客さんで一杯でした。

「さぼうる」の記事はこちらです。
南の国の音楽がよく聞こえてきた日でした。
茗荷谷
小石川の東京大学総合研究博物館小石川分館では12月5日(日)まで、
「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」が開かれています。
場所は文京区白山3-7-1です。
午前10時から午後4時30分まで、入館は無料で、休館日は月曜日、火曜日です。
小石川植物園とは入口が別で、植物園の入園券は不要です。
地下鉄茗荷谷駅から湯立坂を下ると、小石川分館に着きます。
湯立坂は風情のある坂で、タモリが自分で取材したガイドブック、
「タモリのTOKYO坂道美学入門」でも紹介されています。

下から見たところです。

東京大学総合研究博物館小石川分館は元は1876年に本郷に建てられた
東京医学校の建物で、現存している東京大学で一番古い建築です。
後に小石川植物園に移築され、今は博物館として利用されています。
明治初期の擬洋風建築で、昔は塔に時計が付いていました。



建物には裏側から入ります。

展覧会の正式名称は、『インターメディアテク(IMT)プレイベント
小石川分館特別展示「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」』といいます。
博物館の常設展示は「驚異の部屋」と名付けられ、東京大学の集めてきた
学術標本を展示して、ヨーロッパの王侯貴族や学者のコレクション陳列室を
再現しているということです。







この展示と一緒にオーストラリアの現代アーティスト、ケイト・ロードが
この展覧会のために制作した作品を展示し、新しい「驚異の部屋」を
出現させるという趣向です。














骨格標本や、はく製、模型のセピア色の世界の中に、標本にヒントを得た
鮮やかな色彩の作品の混じっている様子はとても新鮮です。
古い展示室がまったく違った世界に見え、今までの博物館のイメージを
大きく変えています。
期間限定でなく、このままの形で常設展示にしてほしいほどです。
大変面白く刺激的な展覧会なので、ご覧になることをお奨めします。
(写真撮影については問合せ済みです。)
展覧会のHPです。
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小石川の東京大学総合研究博物館小石川分館では12月5日(日)まで、
「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」が開かれています。
場所は文京区白山3-7-1です。
午前10時から午後4時30分まで、入館は無料で、休館日は月曜日、火曜日です。
小石川植物園とは入口が別で、植物園の入園券は不要です。
地下鉄茗荷谷駅から湯立坂を下ると、小石川分館に着きます。
湯立坂は風情のある坂で、タモリが自分で取材したガイドブック、
「タモリのTOKYO坂道美学入門」でも紹介されています。

下から見たところです。

東京大学総合研究博物館小石川分館は元は1876年に本郷に建てられた
東京医学校の建物で、現存している東京大学で一番古い建築です。
後に小石川植物園に移築され、今は博物館として利用されています。
明治初期の擬洋風建築で、昔は塔に時計が付いていました。



建物には裏側から入ります。

展覧会の正式名称は、『インターメディアテク(IMT)プレイベント
小石川分館特別展示「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」』といいます。
博物館の常設展示は「驚異の部屋」と名付けられ、東京大学の集めてきた
学術標本を展示して、ヨーロッパの王侯貴族や学者のコレクション陳列室を
再現しているということです。







この展示と一緒にオーストラリアの現代アーティスト、ケイト・ロードが
この展覧会のために制作した作品を展示し、新しい「驚異の部屋」を
出現させるという趣向です。














骨格標本や、はく製、模型のセピア色の世界の中に、標本にヒントを得た
鮮やかな色彩の作品の混じっている様子はとても新鮮です。
古い展示室がまったく違った世界に見え、今までの博物館のイメージを
大きく変えています。
期間限定でなく、このままの形で常設展示にしてほしいほどです。
大変面白く刺激的な展覧会なので、ご覧になることをお奨めします。
(写真撮影については問合せ済みです。)
展覧会のHPです。
本郷三丁目
「スムース・ギズモ・カフェ」は本郷三丁目の「かねやすビル」の隣の
小さなビルの3階にあります。
場所は文京区本郷2-40-9の小林ビル3階です。
表の春日通りにはメニューを書いた黒板が置いてあります。

3階のドアの外です。

入口です。

店内は暗めの照明で、20席ほどの小さなお店です。
ソファー席もあって、ゆったりくつろげます。


昨年の9月に開店した新しいお店で、マスターによれば、「ギズモ」とは
映画の「グレムリン」に出てくる「ギズモ」のようなざわざわとした感じを
表しているとのことです。
ランチのオムライスセット850円です。

ちょっとワイルドな感じに写ってしまいましたが、卵はふわっとして、美味しいです。
コーヒーはカプチーノにしました。

マスターはいろいろの絵を描かれるということなので、猫の絵を目の前で
描いてもらいました。
先ず、エスプレッソの入ったカップにミルクをゆっくり流し込んでいきます。
表面の真中に大きな白い丸が出来るようにして、注ぎ終ります。
小さなスプーンでミルクを垂らして耳と前足になる所に小さな白い丸を作ります。
楊枝で目鼻や肉球を描いて、出来上がりです。
こちらはクマの絵です。

隠れ家のような面白いお店です。
お店のHPです。
お隣の、「かねやす」です。
江戸時代に「本郷もかねやすまでは江戸のうち」と川柳に詠まれたお店です。
日本橋から続く中仙道は、本郷三丁目の「かねやす」までは瓦屋根が続き、
そこから先は板や茅葺きの家だったそうです。
その頃は歯磨き粉のお店で有名でしたが、現在は洋服や雑貨を売っています。

文京区教育委員会の説明板です。

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「スムース・ギズモ・カフェ」は本郷三丁目の「かねやすビル」の隣の
小さなビルの3階にあります。
場所は文京区本郷2-40-9の小林ビル3階です。
表の春日通りにはメニューを書いた黒板が置いてあります。

3階のドアの外です。

入口です。

店内は暗めの照明で、20席ほどの小さなお店です。
ソファー席もあって、ゆったりくつろげます。


昨年の9月に開店した新しいお店で、マスターによれば、「ギズモ」とは
映画の「グレムリン」に出てくる「ギズモ」のようなざわざわとした感じを
表しているとのことです。
ランチのオムライスセット850円です。

ちょっとワイルドな感じに写ってしまいましたが、卵はふわっとして、美味しいです。
コーヒーはカプチーノにしました。

マスターはいろいろの絵を描かれるということなので、猫の絵を目の前で
描いてもらいました。
先ず、エスプレッソの入ったカップにミルクをゆっくり流し込んでいきます。
表面の真中に大きな白い丸が出来るようにして、注ぎ終ります。
小さなスプーンでミルクを垂らして耳と前足になる所に小さな白い丸を作ります。
楊枝で目鼻や肉球を描いて、出来上がりです。
こちらはクマの絵です。

隠れ家のような面白いお店です。
お店のHPです。
お隣の、「かねやす」です。
江戸時代に「本郷もかねやすまでは江戸のうち」と川柳に詠まれたお店です。
日本橋から続く中仙道は、本郷三丁目の「かねやす」までは瓦屋根が続き、
そこから先は板や茅葺きの家だったそうです。
その頃は歯磨き粉のお店で有名でしたが、現在は洋服や雑貨を売っています。

文京区教育委員会の説明板です。

日本橋
日本橋高島屋美術画廊では「第15回 21世紀の目展」が開かれています。
会期は11月16日(火)までです。

洋画、日本画の画家、15人の大きな作品が展示されています。
13日(土)の午後3時からはギャラリートークもあります。
相笠昌義 「ベニスにて、あるく人」 洋画
サンマルコ広場をざわざわと観光客が行き交います。
突っ伏しているおばあさんもいます。
相笠昌義さんが描くと、ベニスの景色も新宿の雑踏も同じように見えてきます。
岡村桂三郎 「瑞魚10-1」 日本画
大きな板に、1匹の鯛を画面いっぱいに描いています。
ごつごつとした荒々しさが魅力です。
中島千波 「在※’10-9」 日本画
四曲一双の屏風で、濃い藍色地に真赤なケルト十字と、同じ女性が3つの違う
姿勢で祈る姿が描かれています。
中島千波さんといえば、装飾的な花の絵で有名ですが、この作品は半ば抽象的で
モダンです。
森田りえ子 「KAWAII」 日本画
3人の、今の「カワイイ」女の子の風俗を捉えています。
美人画の伝統に連なっています。
かなり個性の異なる人たちの作品の展示で、なかなか面白い展覧会です。
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日本橋高島屋美術画廊では「第15回 21世紀の目展」が開かれています。
会期は11月16日(火)までです。

洋画、日本画の画家、15人の大きな作品が展示されています。
13日(土)の午後3時からはギャラリートークもあります。
相笠昌義 「ベニスにて、あるく人」 洋画
サンマルコ広場をざわざわと観光客が行き交います。
突っ伏しているおばあさんもいます。
相笠昌義さんが描くと、ベニスの景色も新宿の雑踏も同じように見えてきます。
岡村桂三郎 「瑞魚10-1」 日本画
大きな板に、1匹の鯛を画面いっぱいに描いています。
ごつごつとした荒々しさが魅力です。
中島千波 「在※’10-9」 日本画
四曲一双の屏風で、濃い藍色地に真赤なケルト十字と、同じ女性が3つの違う
姿勢で祈る姿が描かれています。
中島千波さんといえば、装飾的な花の絵で有名ですが、この作品は半ば抽象的で
モダンです。
森田りえ子 「KAWAII」 日本画
3人の、今の「カワイイ」女の子の風俗を捉えています。
美人画の伝統に連なっています。
かなり個性の異なる人たちの作品の展示で、なかなか面白い展覧会です。
三越前
日本橋三越本店で開かれている「佐藤一郎展」に行ってきました。
会期は11月16日(火)までで、約30点の展示です。
13日(土)の午後2時からは佐藤さんのギャラリートークも開かれます。
佐藤一郎さん(1951~)は風景や花の絵、肖像画などを油絵で描いていますが、
東洋画風の技法も用いています。
日本の風景は日光、蔵王など北関東や東北が多いです。
フランスの風景や中国の風景の水彩によるスケッチも展示されています。
「黄山北海 石笋峰」

背景を金箔にした、水墨画風の風景画です。
佐藤さんの風景画の空は、均一な一色で塗ったり、金箔や銀箔を貼ったりして
平面的に仕上げています。
政治家の肖像画も2点ありますが、正面を向いて座った姿で、色彩は明るく、
背景に模様をあしらって華やかな画面にしています。
佐藤さんは東京藝術大学教授で、2009年の11月に開かれていた、「異界の風景
東京藝大油絵画科の現在と美術資料」展でも作品が展示されていました。
「異界の風景」展の記事はこちらです。
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日本橋三越本店で開かれている「佐藤一郎展」に行ってきました。
会期は11月16日(火)までで、約30点の展示です。
13日(土)の午後2時からは佐藤さんのギャラリートークも開かれます。
佐藤一郎さん(1951~)は風景や花の絵、肖像画などを油絵で描いていますが、
東洋画風の技法も用いています。
日本の風景は日光、蔵王など北関東や東北が多いです。
フランスの風景や中国の風景の水彩によるスケッチも展示されています。
「黄山北海 石笋峰」

背景を金箔にした、水墨画風の風景画です。
佐藤さんの風景画の空は、均一な一色で塗ったり、金箔や銀箔を貼ったりして
平面的に仕上げています。
政治家の肖像画も2点ありますが、正面を向いて座った姿で、色彩は明るく、
背景に模様をあしらって華やかな画面にしています。
佐藤さんは東京藝術大学教授で、2009年の11月に開かれていた、「異界の風景
東京藝大油絵画科の現在と美術資料」展でも作品が展示されていました。
「異界の風景」展の記事はこちらです。
上野・湯島
上野の国立西洋美術館で開かれている、「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」
を観に行った時に、紅葉の始まった上野公園の写真を撮りました。
「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」の記事はこちらです。



不忍池にも渡り鳥が増えてきています。

東京藝術大学横の公園には卒業生の作品が置かれています。
石川直也作、「アメダマ傘」

東京都美術館は改修工事中で、2012年度にリニューアル開館予定です。

湯島天神の菊祭りにも寄ってきました。
11月23日まで開かれています。



今年の菊人形のテーマは坂本龍馬です。

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上野の国立西洋美術館で開かれている、「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」
を観に行った時に、紅葉の始まった上野公園の写真を撮りました。
「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」の記事はこちらです。



不忍池にも渡り鳥が増えてきています。

東京藝術大学横の公園には卒業生の作品が置かれています。
石川直也作、「アメダマ傘」

東京都美術館は改修工事中で、2012年度にリニューアル開館予定です。

湯島天神の菊祭りにも寄ってきました。
11月23日まで開かれています。



今年の菊人形のテーマは坂本龍馬です。

東京・京橋
東京駅八重洲地下街の「アロマ珈琲」に行ってきました。

この前、「アロマ珈琲」に行った時の記事はこちらです。
チーズケーキのセット650円です。

他に、チョコレートケーキ、アップルパイ、いま人気の抹茶ロールの
セットもあります。
気楽な雰囲気で、コーヒーのお替りも出来、値段も手頃です。
11月5日に八重洲地下街の中央ゾーンがリニューアルオープンしています。
17店舗のニューオープン、リニューアルオープンです。
また同じ日から、「アロマ珈琲」を挟んでいるローズロード、レモンロードは
それぞれ八重洲地下1番通り、八重洲地下2番通りに名前が変わっています。
地上の八重洲通り、外堀通りに合わせての名称変更です。
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東京駅八重洲地下街の「アロマ珈琲」に行ってきました。

この前、「アロマ珈琲」に行った時の記事はこちらです。
チーズケーキのセット650円です。

他に、チョコレートケーキ、アップルパイ、いま人気の抹茶ロールの
セットもあります。
気楽な雰囲気で、コーヒーのお替りも出来、値段も手頃です。
11月5日に八重洲地下街の中央ゾーンがリニューアルオープンしています。
17店舗のニューオープン、リニューアルオープンです。
また同じ日から、「アロマ珈琲」を挟んでいるローズロード、レモンロードは
それぞれ八重洲地下1番通り、八重洲地下2番通りに名前が変わっています。
地上の八重洲通り、外堀通りに合わせての名称変更です。