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「めもあやな 岩田壮平 日本画展」 岩田壮平
三越前
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日本橋三越本店美術サロンでは9月4日(火)まで、
「めもあやな 岩田壮平 日本画展」が開かれています。

岩田壮平さん(1978~)は名古屋市出身の日本画家で、日展会友です。
金地や銀地に濃密な色彩で花などを描いています。

背景は描かず、色彩は洋画のようなとろりとした風合いがあり、
明るく華やかです。
展覧会では花の絵を中心に約30点が展示されていますが、
大きな鯉をゆったり描いた作品もあります。

「roses-舞い上がる花」
岩田001

赤みがかった金地を背景にして、鮮やかな色のバラの花が空間に
浮かんでいます。

秋になったら日展が始まるので、今年はどんな絵を出されるのか楽しみです。


【2012/08/31 00:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェ・ド・巴里 池袋西口店」
池袋
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「カフェ・ド・巴里 池袋西口店」は池袋西口近くのビルの2階にあります。
場所は豊島区西池袋1-23-1です。

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エスカレーターで2階に上がると、お店の真中に出ます。

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典型的なゴージャス系喫茶で、店内は広く、ピンクの壁に紅い椅子、
シャンデリア、鏡、花、金色の置物などいろいろ揃っています。

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モーニングセットは2種類あり、650円です。
サンドイッチセットにしました。

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先日閉店してしまった六本木店と同じ味で美味しいです。
カップはNoritakeです。

ベル・エポック風の豪華さがどこか懐かしく、しばらく回りを眺めて
時間を過ごしました。


【2012/08/30 00:38】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「美術館で旅行!―東海道からパリまで―」 山種美術館
恵比寿
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恵比寿の山種美術館では、所蔵作品による夏休み企画、「美術館で旅行!
―東海道からパリまで―」が開かれています。
会期は9月23日(日)までです。

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「旅」をテーマにした展覧会で、美術館に居ながらにして旅行気分が
味わえるという企画です。

第1章 広重と歩く東海道と名所

歌川広重の保永堂版東海道五拾三次の展示です。
8月26日までの前期は日本橋から掛川まで、8月28日からの後期は袋井から
京師・三條大橋までです。

第2章 日本を旅する ~北海道から沖縄へ~

岩崎英遠の「カムイヌプリ」(1977年)に始まって、川崎鈴彦の「沖縄の家」
(1970年)で終わる、日本列島を縦断した作品の展示です。

「久能山真景図」 椿椿山 1837(天保8)年 重要文化財
旅003

旅004

久能山は徳川家康を祀った久能山東照宮のある所です。
松林の下の参道を赤い着物のお坊さんと青い着物の従者がトコトコと
登って行きます。
真景図とは写生を元に描いた絵という意味ですが、この絵は上からと下からの
視点が混じっていて、東洋画の大らかさを感じます。

椿椿山(つばきちんざん:1801~1854)は槍奉行同心の子で、谷文晁や
渡辺崋山に学んでいます。
肖像画に秀でた画家で、渡辺崋山や高野長英の肖像画で有名です。
椿椿山は師の渡辺崋山にならって各地を旅行し、写生していて、この絵も訪れて
10年後に描いたそうです。

「天の橋立」 麻田鷹司 1971(昭和46)年
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雪の朝の天の橋立に感動して描いた作品とのことで、冷たく張りつめた空気まで
感じられます。
麻田鷹司(1928~1987)は松島、厳島、那智の滝、竹生島、高野山などを
訪れて描いています。

他に吉田善彦、小茂田青樹、横山操、石本正、山本丘人らの作品もあります。

「鳴門」 1959(昭和34)年
土牛4-3-2010_005

塗りを何度も重ね、近景の動と遠景の静が一体となった、重厚な作品で、
塗り重ねによる堅牢な画面造りは、奥村土牛の特徴です。
連絡船に乗っていて、たまたま渦潮に出会い、当時の小さな船の上から、
奥さんに帯を掴んでもらって渦潮を覗き込んで写生したということです。


第3章 世界を旅する ~マンハッタンからパリへ~

「巴里風俗」のうち、「サンタル門外所見」 結城素明 1925(大正14)年
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結城素明(1875~1957)が文部省留学生として渡欧した時の作品です。
肩をすくめる子供のしぐさを珍しく思って描きとめています。

同じ「巴里風俗」の「ルーブル美術館」では作品を鑑賞する人たちを
描いていますが、特に最新のファッションの女性に興味を持っています。
鑑賞している絵は何だろうかと思いましたが、ルーベンスの
「マリー・ド・メディシスの生涯」のようです。

「埃乃土人ノ灌漑」 速水御舟 1931(昭和6)年
欧州旅行で見かけた、エジプトの情景です。
2つの跳ね釣瓶を使って、2人の褐色の肌の男が、半裸で向き合って
水を汲んでいます。
人物の姿は古代のエジプト絵画風で、1人は赤い腰巻に白い鉢巻、
1人は白い腰巻に赤白の鉢巻です。
左右対称の面白い構図で、烏が1羽、のんびり止まっています。
肩の力を抜いた、楽しい絵です。

日本画家の描く外国風景は洋画家の描くのとはどこか違った面白さがあります。

佐伯祐三 「レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)」 1927年
山種002

油彩画も何点か展示されています。
亡くなる前年の作品で、パリの小さなレストランを正面から描いています。
佐伯の特徴の看板の文字や窓の中の様子も描きこまれています。
灰色の空の下、裏町の風情があり、人の暮らしの懐かしさを感じます。

他に平山郁夫、西郷孤月、千住博らの作品も展示されています。


山種美術館のHPです。

山種美術館の次の展覧会は「没後70年 竹内栖鳳―京都画壇の画家たち」展です。
会期は9月29日(土)から11月25日(日)までです。
代表作の「班猫」や村上華岳の「裸婦図」も展示されます。

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【2012/08/29 00:10】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ブランジェ浅野屋 ecute上野店」 2012/8
上野
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上野駅のecute上野の中にある「ブランジェ浅野屋 ecute上野店」に
美術館の帰りに行ってきました。

ア0016


この前、「ブランジェ浅野屋」に行った時の記事です。

「浅野屋」は軽井沢に本店のある老舗のベーカリーカフェで、
ecute上野の中のカフェでは大きい方です。
休日の昼頃は特に混むので、まず席を確保してからパンを選ぶと
良いでしょう。

この日はサンドイッチとコロッケパンにしました。
先日もパンを買いに寄ったのですが、コロッケパンはこの写真とは
ちがうバージョンの物が並んでいました。

ア0013

ちょっとひと休みに便利で、味にも工夫があって、いつもお客さんの多いお店です。


上野公園では国立博物館前の噴水の修復が終わりました。

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不忍池ではサギが魚を狙っていました。

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不忍池の蓮の花です。

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上野広小路の証券会社のパンダは夏を楽しんでいました。

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【2012/08/28 01:58】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「生誕100年 船田玉樹展」 練馬区立美術館
中村橋
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練馬区立美術館では、「生誕100年 船田玉樹展」が開かれています。
会期は9月9日(日)までです。

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船田玉樹(ふなだぎょくじゅ:1912-91)は広島県出身の日本画家で、
戦前から戦中には前衛的な作品を発表し、戦後は郷里に篭もって、
スケールの大きな作品を描いています。
副題も「異端にして正統、孤高の画人生」となっていて、約200点が
展示されています。

船田玉樹は油彩画の勉強に上京しますが、琳派の華麗な作品に感動して
日本画に転向します。

速水御舟に師事しますが、すぐに御舟が亡くなったため、院展の同門の
小林古径に師事します。

1938年には、山岡良文、山崎隆、田口壮、丸木位里、岩橋英遠らと
歴程美術協会を結成し、前衛的な日本画を追求します。

「花の夕」 四曲一隻 1938年
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第1回歴程美術協会展の作品です。
描かれているのは満開の枝垂梅でしょうか、花弁は赤と白の大きな丸を
塗って表すというモダンさです。
大きな銀色の月を背後に置いて、琳派の装飾性も取り入れています。

この絵は2011年に東京国立近代美術館で開かれていた、『「日本画」の前衛 
1938-1949』展でも紹介されていました。

『「日本画」の前衛 1938-1949』展の記事です。

その後1年余りで、丸木位里、岩橋英遠とともに歴程美術協会を脱退しています。

「紅葉」 1941年
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横140cmの大きな作品で、画面の下から燃え上がるような紅葉の表現が
印象的です。
船田玉樹の作品の画面構成は常に大胆です。

「暁のレモン園」 四曲一隻 1949年
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院展への出品作で、レモンが点々と蛍のように光る幻想的な光景です。
植物で隙間無く画面を埋め尽くす描き方は、「花の夕」やその後の作品にも
見られる船田玉樹の特徴です。

「雪の灯ともし頃」 1950年
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縦180cmの長い画面で、雪を被った屋根を塊りとして捉え、遠くをぼんやり
描く空気遠近法を使って奥行きを出しています。

「残照」 1956年
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縦236cmの大作で、院展の出品作です。
厚塗りで樹木を描いた画面はシュルレアリスムのマックス・エルンストに
よく似ています。
この頃はいろいろと試していたのでしょう。

船田玉樹の院展への出品作がだんだん大きくなってきて、そのことを
注意されたのに反発し、1964年に院展を脱退して、サイズの制限の無い
新興美術院に移ります。
この新興美術院も1974年に脱退し、以後は無所属となります。

「竹林」 1974年
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新興美術院展への出品作で、細かい墨の線でびっしり竹の葉を描き込んでいて、
何か迫ってくるものがあります。

1974年、62歳のときにクモ膜下出血を起こし、右半身が不自由となって
しまいます。
しかし右手を使うことにこだわり、油彩で自画像を描く練習から始めて、
細かい筆使いが出来るまで回復します。

「自画像」 1975年頃
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油彩画で、リハビリ中の作品です。
うっすらと開いた目に描くことへの執念を感じます。

「枝垂れ桜」 二曲一双 1986年
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手が不自由だったとは思えないほど細かく枝を描き込み、濃淡を付けて
立体感も出しています。
晩年の船田玉樹の作品は細密でありながら豪華絢爛な作風で、とうとう
ここまで来たのかという感じです。

船田玉樹は一方で、水墨による河童の絵を多く描いています。

「ねむれない夜は」
船002

自作の詩も添えられていたりします。
中学時代から吉井勇や与謝野晶子に傾倒していたとのことです。

「月下酒宴
満月の下で二匹の河童が徳利を持って酒宴を開いていて、お皿には魚も
載っています。
飄々とした味わいのある絵です。


船田玉樹は速水御舟に会って自分の絵を見てもらった時の御舟の言葉を
覚えています。

「これは干菓子の美である。もっと真裸になって、泥まみれになり、
のたうちまわってよいのではないか。どんなにしても君のものはなくならない。
そうすることで生長するのだ。君は良い素質をもって生れて来ている。
このことは君の大変な幸せだと思ふ。」

たしかに船田玉樹の軌跡を見ると、試行錯誤や挫折の後に頂上に辿り着いた
という感じです。

他にも速水御舟、小林古径、安田靫彦、丸木位里、岩橋英遠らの作品も展示され、
船田玉樹の画業の全容を観ることの出来る展覧会になっています。





【2012/08/27 00:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「珍品ものがたり」 皇居三の丸尚蔵館
大手町
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三の丸尚蔵館で開かれている「珍品ものがたり」に行ってきました。
会期は9月2日(日)までで、現在は後期の展示です。

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三の丸尚蔵館は皇居東御苑内にあり、皇居の大手門を入ってすぐの所です。
皇室の所有していた美術品類が平成元年に国に寄贈されたのを機に設立
されています。
休館日は月曜・金曜で、入館は無料です。

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今回の展示は作品の成立や伝来に「ものがたり」のある品に焦点を当て、
約20件が展示されています。

「菩薩立像(伝 蒙古仏)」 平安時代・10~11世紀
も003

対馬の法清寺に伝来した平安期の諸仏の内の1体で、宮内庁に献納されています。
伝承では鎌倉時代の蒙古襲来の時の蒙古の軍船の船首を飾っていたものが漂着
したとも、15世紀の李氏朝鮮時代の廃仏毀釈で流されて来たとも言われています。
大陸や半島に近い対馬ならではの伝承です。

「蒙古襲来絵詞」 鎌倉時代・13世紀
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肥後の御家人、竹崎季長の文永の役、弘安の役での活躍を描いた2巻の絵巻物で、
今は弘安の役を描いた後巻が展示されています。
蒙古の軍船に乗り込んで、敵の首を掻いています。
別の軍船には戦鼓や銅鑼を打つ者、櫂を漕ぐ者などが描かれています。

「蒙古襲来絵詞」は画風、紙質などの違う紙が混じっていて、中世に別の絵を
集めて編集したのではないかとされています。
たしかに船に乗っている蒙古兵の描写は、場面によって違っているのが分かります。

「蔦細道蒔絵文台硯箱[御在来]」 桃山時代~江戸時代初期・16~17世紀
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蔦の模様の豪華な高蒔絵の文台と硯箱で、宮内庁はこの[御在来]とそっくり
同じデザインの、旧高松宮家所蔵と上杉家所蔵のセットも所蔵しています。
伝承では豊臣秀吉が幾つか作り、諸方に配ったものとも、東山御物にあったものを
秀吉が写させたものともされています。

「黄金分銅」 桃山時代~江戸時代初期・17世紀
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約373gの分銅型の黄金で、桐の紋などの刻印が打ってあります。
元和2年(1616)に徳川家康から九男で尾張徳川家の祖、義直に
分与された品です。
伝承では元和元年の大阪夏の陣での大坂城からの戦利品とも言われています。
徳川方は落城した大坂城から大量の金銀を回収しています。

「青海波塗硯箱」 伝 青海勘七 江戸時代 17世紀
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徳川光圀の愛用の品で、青海勘七の考案した青海波塗の地模様に金銀の鋲を
散らして波の飛沫を表しています。
蓋の裏には光圀の自作の漢詩が書かれています。

「旧諸大名槍雛形」 明治17年(1884)
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大名行列の時に目印になった毛槍や薙刀の雛形です。
幕府の槍師だった山田幾右衛門が後世への記録のため、明治9年から制作を始め、
474点を17年に完成させています。
右から5点は紀州徳川家で、柄には青貝を貼ってあります。

各大名は道中や江戸の街中を通る時、この毛槍や馬印などからから前方から来る
行列の主が誰であるか確認し、その格によって自分たちが道をゆずるかどうかを
決めていました。
間違えると大変なことになるため、見分けの専門家を雇っていたということです。

「西南戦争熊本城矢文・征矢」 明治10年(1877)
西南戦争で熊本城に立て篭もる政府軍に降伏を勧めるため西郷軍から射込まれた
矢と矢文です。
矢文は「今般政府妄リニ暗殺ヲ謀リ自ラ国憲ヲ犯スノ罪…」という文言で
始まっていて、政府の援軍は敗れており、降伏すれば寛大に扱うとあります。
西南戦争勃発の原因の一つは、鹿児島に篭もっていた西郷隆盛を暗殺する
計画があるとの誤解が生じたことです。
矢にも、「おふえんは皆うちやぶれり籠城の者共兵器をすてゝくたり来たらは
命をたすくる者也」と書かれています。
実際には西郷軍は田原坂で政府の援軍と戦い、支え切れずに撤退しています。

西郷軍では島津家一門の桂久武が弓を持って従軍しており、実戦に弓が使われた
最後ともされています。
矢羽も立派な矢で、射たのは桂久武かもしれません。
矢と矢文は籠城軍の司令官の谷干城が明治天皇に献上したものです。

点数は少ないながら、興味深い品々の揃った展覧会です。


三の丸尚蔵館の次回の展覧会の予定は以下の通りです。

題名: 「描き継ぐ日本美―円山派の伝統と発展」(仮称)
会期: 9月15日(土)~11月11日(日)(予定)


 


【2012/08/26 00:17】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
夏の風景(皇居周辺、大手門から田安門、清水門、武道館)
大手町・九段下
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夏の風景の写真を少しUPしました。

大手門から見た大手町
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お堀の白鳥
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九段坂からみた牛ヶ淵の蓮
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日本テレビの24時間テレビ35「愛は地球を救う」が北の丸公園の
日本武道館を本部にして行われます。
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田安門周辺は炎天下に24時間テレビに集まった人たちの長い行列が
出来ていました。
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北の丸公園の科学技術館の壁は一面に星型にくり抜かれています。
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中からだとこんな風に見えます。
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清水門へ下る階段は強い日差しでした。
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右は清水濠
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神保町の空の上の飛行船
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交差点の江戸風鈴
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【2012/08/25 18:57】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ライブラリー&ダイニング日比谷」 2012/8
霞ヶ関・内幸町
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日比谷図書文化館の地下1階の「ライブラリー&ダイニング日比谷」に
行ってきました。
場所は千代田区日比谷公園1-4です。

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限定30色のドライカレー850円です。
ドリンクとセットだと1000円です。

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コンソメスープが付きます。
ドライカレーも軽い辛さで美味しいです。

この前、「ライブラリー&ダイニング日比谷」に行った時の記事です。

1階にある、「ライブラリーショップ&カフェ日比谷」の記事です。


日比谷図書文化館では「東京―その復興の歴史―」展が9月2日(日)まで
開かれています。

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東002

関東大震災や戦災の災害から復興し、1964年の東京オリンピックを
迎える頃までの東京の様子を写した写真の展示です。
観覧は無料です。

真夏の昼下がりの日比谷公園です。

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2013年1月19日追記
「ライブラリー&ダイニング日比谷」はリニューアルして、経営が「丸善」から
「とんかつまい泉」と「PRONT」に変わりました。
新しいお店の記事は後日書きます。

2013年1月21日追記
リニューアル後のお店の記事はこちらです。


【2012/08/25 02:09】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「谷口和正 油絵展」
御徒町・上野広小路
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上野松坂屋の美術画廊では、8月28日(火)まで、「谷口和正 油絵展」が
開かれています。

谷口和正さん(1957~)は兵庫県出身で、信州大農学部を卒業し、
全国各地の農村風景を描いています。
素直でおだやかな写実によっていて、どれも懐かしい情景です。

「或る夏の日」 6P
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稲穂が伸びた水田の用水には水鳥も来ています。
夏の雲が湧き、稲の草いきれも感じられます。
谷口さんの作品には点景として、日傘を差した人や親子連れ、
鳥などがよく描かれています。


昨日(23日)午後、「生きる形」展の記事に写真と文章を少し追加しました。


【2012/08/24 13:57】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「生きる形」展 東京大学伊藤国際学術研究センター
本郷三丁目
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東京大学本郷キャンパスにある東京大学伊藤国際学術研究センターでは、
「生きる形」展が開かれています。
会期は9月1日(土)まで、入場は無料、日曜日は休館です。

夏の暑い日も本郷キャンパスは木が多いのでまわりより涼しいようです。

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東京大学総合研究博物館の主催で、命と美の連結をテーマにした展示です。
撮影は自由です。

四角い枠に固定された動物の骨がずらりと並んでいます。
この展示場を使って、青木節子さんのウェディングドレスの
ファッションショーも開かれました。

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1点だけ額縁から這って逃げようとしている命を表現している
とのことですが、これでしょうか。

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さまざまな品種の和鶏の剥製が並んでいます。
こんなに多くの種類があるのかと思いました。

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異様に太い脚をした、ドンタオというベトナム産の品種も展示されています。

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一面に動物の頭骨が並び、その中で巨大な象の頭骨が明滅しています。

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国立科学博物館に保存されているアフリカゾウの頭骨のシリコン製の
レプリカで、松岡象一郎さんの作品です。
光ファイバーが埋め込まれ、さまざまな色に変わりながら明滅して、
命を持っているようです。

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こちらは野牛でしょうか。

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動物の頭骨に人体を投影した写真で、山田昭順さんの作品です。

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別の部屋には色を変えながら輝く球体や人体と、雄のニホンジカの頭骨、
骨の映像が人体に投影された写真などが展示されています。

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音もなく静かに並んだ展示は何かを語りかけてくるようで、
観ていると命の持つドラマを感じます。

展覧会のHPです。


伊藤国際学術研究センターの1階にはレストラン「椿山荘カメリア」と、
カフェ「フォレスタ」があります。
「椿山荘カメリア」の記事と、「フォレスタ」の記事です。


展示の監督の一人、東京大学総合研究博物館の遠藤秀紀教授の著作です。
研究分野は比較形態学・遺体科学です。




【2012/08/23 00:40】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ミカド珈琲店日本橋本店」
三越前
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日本橋三越向かいにある、「ミカド珈琲店日本橋本店」に真夏恒例の
モカアイスを食べに行ってきました。
場所は中央区日本橋室町1-6-7です。

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この前「ミカド」に行った時の記事はこちらです。

休日の昼下がり、2階席はかなりのお客さんで賑わっていました。

モカソフト430円にはプルーンも1個付いています。

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1階のスタンド席かテイクアウトだと300円です。

おかげで、猛暑で火照った体も落着き、歩いた疲れも取れました。


【2012/08/22 02:07】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
金魚アート展「ダイナースクラブアートアクアリウム展2012」 日本橋三井ホール
三越前
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コレド室町5階の日本橋三井ホールでは8月17日から、「ダイナースクラブ 
アートアクアリウム展2012」」が開かれています。
会期は9月24日(月)までです。

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水槽を泳ぐ金魚をアートにする、「アートアクアリウム」を制作している
木村英智さんによる展示です。

昨年、日本橋架橋100年特別展として開催し好評だったので、今年は日本橋
エリアで開催中のエコイベント「ECO EDO日本橋2012~心で結ぶ、
日本の涼~」の一環として開催するものです。

和をモチーフにした展示で、光や映像などを使い、約5000匹のさまざまな
金魚の泳ぐ様子を楽しめます。

毎日19時からは「ナイトアクアリウム」を開催し、ドリンクと一緒に
作品を鑑賞できます。
金曜・土曜・祝前日にはアーティストやDJによる生ライブもあります。
入場料は、大人1,000円、中学生以下600円、3歳以下は無料です。

私の行ったのは8月19日(日)の昼頃でしたが、かなりの人気で、入場待ちの
行列が出来ていました。

会場は撮影自由です。

「禅アクアリウム:日本画水槽」
絵画風に額縁に入って泳ぐ水槽です。

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通路に沿って小さな水槽が並んでいて、さまざまの品種の金魚が泳いでいます。

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「アンドリウム:行燈水槽」
行燈型の水槽に金魚の影が映ります。
階段状になった平たい水槽には赤い金魚が入っています。

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「花魁(おいらん)」
見上げるような大きな金魚鉢には約1000匹の金魚が泳ぎ、
七色の光に輝きます。

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「サンタ マリア デル ペッシェ ドーロ(金魚の聖母)」
水をいっぱいに張った水槽には大きな金魚が入っていて、後ろには大きな
金魚鉢の形をしたオブジェが並んでいます。

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「プリズリウム」
大きな12面体と19面体の中の金魚はプリズム効果によって、
いろいろ屈折して見えます。

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「水中四季庭園」
日本庭園の四季の変化を表した長さ8mの動画映像の前を錦鯉が泳いでいて、
画面に向かった観覧席に座ってそれを眺めます。

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「万華鏡水槽」
金魚が水中の万華鏡の近くを通ると、それにつれて万華鏡の中の形も変わります。

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「ビョウブリウム:屏風水槽」
水墨画風の動画映像の映った屏風の前を金魚が泳ぎ、光の色も変わります。
画面に向かった観覧席に座ってそれを眺めます。

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片岡鶴太郎さんの金魚画が展示されています。

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会場入口の売店では懐かしいグッズも売っていました。

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【2012/08/21 01:46】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
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