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「カフェエリア THE SUN」 六本木ヒルズ
六本木
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「カフェエリア THE SUN」は六本木ヒルズ森タワーの52階にあります。
(港区六本木6-10-1)

52階の通路からの眺めは抜群です。
新美術館が下に見えます。

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東京ミッドタウンです。

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2015年のオープンで、90席の店内は全席禁煙、すっきりしたつくりです。
森美術館や東京シティビュー、森アーツセンターギャラリーのギャラリーカフェです。
利用には美術館や展望台の入館料が必要です。

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窓際の席からは東京タワーが見えます。

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カプチーノ750円とコーヒー600円です。

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カプチーノはたっぷりあって、美味しいです。
カップはM-STYLEでした。

この時はコーヒーだけ注文しましたが、展覧会とのコラボメニューもあるので、
また立ち寄ってみようと思います。

支払は席で済ませます。
開店時間は11時からなので、早めの時間に行けば窓際の席を確保できそうです。


【2017/05/14 19:31】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「幕府祈願所 霊雲寺の名宝」展示 東京国立博物館
上野
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上野の東京国立博物館本館特別2室では6月4日(日)まで、平常展示の企画として、
「幕府祈願所 霊雲寺の名宝」が展示されています。

霊雲寺0


霊雲寺は文京区湯島にある真言宗の寺院で、元禄4年(1691)に覚彦浄厳
(かくげんじょうごん:1639~1702)を開基とし、幕府の祈願所として創建されています。
浄厳は河内の生まれで、高野山に学び、真言教学やサンスクリット(梵語)を修め、
戒律の大切さを説き、庶民への布教にも努めています。
5代将軍徳川綱吉や柳沢吉保の帰依を受け、開いたのが霊雲寺です。

「小石川谷中本郷絵図」 戸松昌訓編 万延2年(1861)刊
霊雲寺4

幕末の頃の江戸の絵図で、西を上にしていて、中心に加賀前田家の江戸屋敷
(現在の東京大学本郷キャンパス)があります。
下の青い部分は上野不忍池です。
左の青い四角が霊雲寺、右の青い丸が浄厳の墓所のある妙極院です。

「弥勒曼荼羅図」 鎌倉時代・13世紀 霊雲寺蔵 重要文化財
霊雲寺9

弥勒菩薩を中心にした曼荼羅です。
霊雲寺12

「諸尊集会図」 鎌倉時代・13世紀 霊雲寺蔵 重要文化財
霊雲寺10

霊雲寺11

大日如来を中心にした五如来、十菩薩、五天、五明王童子を描いたという
珍しい様式の曼荼羅です。

「両界曼荼羅図」 江戸時代・17世紀 霊雲寺蔵
金剛界
霊雲寺7

胎蔵界
霊雲寺8

浄厳独自の解釈による曼荼羅ということで、諸尊の名前も書き込まれています。
霊雲寺2

「十六羅漢図」 鎌倉時代・14世紀 霊雲寺蔵 重要文化財
霊雲寺14

霊雲寺15

霊雲寺0_1

霊雲寺1_1

北宋の画家、李龍眠に倣った羅漢図で、元は京都の大徳寺に伝来していました。

「梵書阿字」 浄厳筆 江戸時代・17世紀 霊雲寺蔵
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「阿」の字はすべての音声、文字、教えの基本だそうです。

「不動明王像」 徳川綱吉筆 元禄8年(1695) 霊雲寺蔵
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綱吉の寄進した不動明王像で、葵の紋の付いた立派な箱に入っています。

「江戸名所図会」 齋藤長秋著 江戸時代・天保7年(1836)  東京国立博物館
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宝井其角の句が添えられています。

大悲心院 花を見はべりて

  灌頂の闇よりいでてさくら哉 其角

霊雲寺での結縁灌頂を受けた後、目隠しを取った後の晴れと心の闇の晴れを詠んでいます。
芭蕉の高弟の宝井其角(1661-1707)も浄厳の灌頂を受けていたことが分かります。

霊雲寺の境内には桜の巨木があり、春には白みがかった花を咲かせます。

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【2017/05/13 18:01】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第22回 田村勉 油絵展」 丸善丸の内本店ギャラリー
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーBでは5月16日(火)まで、
「第22回 田村勉 油絵展」が開かれています。

田村勉さん(1946~)は石川県白山市出身で、春陽会に所属し、
花や風景を柔らかな色彩で描いています。
こちらでの個展は今年で22回目で、風景や四季の草花を描いた作品、
約35点が展示されています。

「椿」
田辺5-12-2017_001

どの花の絵も温かく柔らかな色彩で、観ていて心が和みます。


【2017/05/13 17:54】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「レストランサロン」 上野 東京都美術館
上野
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「レストランサロン」は上野の東京都美術館の別館1階にあります。
(台東区上野公園8-36)

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美術館1階の正面に入って右に行った所です。
以前、ローストビーフを席で切り分けるメニューのあった
レストラン「IVORY(アイボリー)」の後にオープンしたお店で、
今年の4月18日にオープンしたばかりです。

「上野精養軒」の運営で、内装は「IVORY」の時とほぼ同じで、
白を基調にした落着いた雰囲気です。

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窓から上野公園の新緑を眺めることが出来ます。

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鴨のロースト・オレンジソ-スとパンとコーヒーのセット2700円です。

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オレンジの甘さも効いて、美味しいです。

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こちらは単品で注文した鮮魚のポワレ・二色ソース1980円です。

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また、「バベルの塔展」コラボメニューもありました。

「IVORY」が閉店すると、どうなるのかと思っていましたが、都立美術館の
他の2店舗と同じ上野精養軒のレストランになりました。
今回はその2店舗も同時にリニューアルされたので、
そちらのお店にもそのうち行ってみようと思います。


【2017/05/12 19:50】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『ルドゥーテの「バラ図譜」展』 横浜 そごう美術館
横浜
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横浜のそごう美術館では、『ルドゥーテの「バラ図譜」展』が開かれています。
会期は5月28日(日)まで、会期中は無休です。

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ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840)はベルギー出身の画家、植物学者で、
バラなどの博物画を数多く描いています。

フランス革命の起きた1789年にルイ16世王妃マリー・アントワネットの
博物蒐集室付素描画家に任命されています。

後にナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌのマルメゾン城のバラ園のバラを描いています。
マルメゾン城はジョゼフィーヌが購入し、亡くなるまで過ごした邸宅で、収集した
さまざまな動植物を庭園に置き、特に250種を栽培したというバラ園は有名です。

展覧会ではルドゥーテの最高傑作とされる、169点の彩色銅版画による「バラ図譜」
(1817-1824)を中心に展示されています。
銅版画はスティップル・エングレーヴィング(点刻彫版法)という、銅板に微細な点を
刻んでいくという技法に拠っていて、虫メガネで拡大するとその作業の細密さに感心します。
ルドゥーテの正確な原画と彫師、摺師のすぐれた技を駆使した共同作業による作品集です。

作品は品種のグループごとに展示され、バラといってもこんなに多くの種類があるのかと
驚いてしまいます。

以下はすべてコノサーズ・コレクション(東京)です。

「扉絵」 銅版画
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「ロサ・ムスコーサ・ムルティプレックス」 銅版画
ルドゥーテ1

ムスは苔のことで、茎に苔のような毛が生えています。

「ロサ・ガリカ・アウレリアネンシス」 銅版画
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ガリカ種は古代種の一つで、フランス南部から西アジアが原産です。

「ロサ・ゲミナータ」 銅版画
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「バラのブーケ」 水彩画
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会場にはルドゥーテの描いた花をモチーフにして装飾されたチェンバロも置いてあり、
5月14日(日)と28日(日)には会場でチェンバロ演奏も行なわれます。

展覧会のHPです。


【2017/05/11 21:48】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「スケ―エン デンマークの芸術家村」展 上野 国立西洋美術館
上野
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上野の国立西洋美術館では日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念、
「スケ―エン デンマークの芸術家村」展が開かれています。
会期は5月28日(日)まで、常設展の観覧券で観覧できます。

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スケ―エン(スカーイェン)はデンマークのユトランド半島最北端にあり、
19世紀末から芸術家たちが集まり、芸術家村を形成したということです。
展覧会では、スケーエン美術館の所蔵する、スケ―エンに集った画家の作品、
59点が展示されています。

スケ―エンは北海とバルト海に挟まれた、最果ての小さな漁村でしたが、
近代化の影響の及ばない自然を求めて、芸術家たちが集まるようになります。

ミカエル・アンカー 「ボートを漕ぎ出す漁師たち」 1881年
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ミカエル・アンカー(1849-1927)は厳しい環境の中で生活する漁師たちを描いた
作品で知られる画家で、スケ―エンを愛し、生涯を過ごしています。
北の海の荒々しさと、それに立ち向かう男たちの力強さを表す作品をよく描いています。

ミカエル・アンカー 「海辺の散歩」 1896年
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芸術家たちは集まってきた結果、スケ―エンには新しい雰囲気も生まれてきます。
ミカエル・アンカーはこのような明るい光の中の情景も描いています。
スケ―エン派と呼ばれる人たちの絵は、印象派の影響を受けてか、外光の中で
日常生活を捉えています。

アンナ・アンカー 「戸外の説教」 1903年
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アンナ・アンカー(1858-1935)はスケ―エン生まれで、ミカエル・アンカーと結婚しています。
アンナは村の何気ない日常風景を好んで描いています。
説教を聴く村人たちは男性と女性が別々に座っていて、夫婦で並んではいないようです。
スケ―エンが芸術家村となったのは、アンナがアンカーと結婚し、アンナの実家のホテルを
芸術家たちの拠点として開放したことによるものだそうです。

ペーダー・セヴェリン・クロヤー 「スケーエンの南海岸の画家たち」 1882年9月15日
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P.S.クロヤー(1851-1909)はスケ―エン派の中心とされる画家で、海辺の情景などを
よく描いています。
太陽の光を照り返す海面や逆光の中の小舟が目を惹きます。
右端に男性の顔が少し見えるのは、写真のような構図です。

ペーダー・セヴェリン・クロヤー 「マリー・クロヤーの肖像1889年 ステインビャーにて」
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妻のマリー・クロヤー(1867-1940)の肖像で、新婚旅行の時に描いています。
紫色のドレスの光沢も表された、印象深い作品です。

ペーダー・セヴェリン・クロヤー 「ばら」 1893年 
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白バラの咲き乱れる庭では、木陰のデッキチェアーに妻のマリーが座って
何かを読んでいて、足許では愛犬が寝ています。
空いているデッキチェアは画家本人のもので、バラの枝と庭の草が
額縁のような効果を見せています。
幸せそうな情景ですが、後にペーダーは精神を病み、この絵のような
幸福な生活は続かなかったそうです。

マリー・クロヤー 「縫い物をする女性のいる室内」 制作年不詳
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おだやかな光の差し込む室内で、タチアオイが活けてあります。
マリーも画家でしたが、結婚後は作品も少なくなり、後には室内装飾を
手掛けるようになります。

展示はアンカー夫妻とクロヤー夫妻の作品が中心で、スケ―エン派については
この展覧会で初めて知りましたが、どの作品も親しみやすく、好ましいものでした。

展覧会のHPです。


【2017/05/09 20:13】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
カフェ「モアノ(Moineau)」 根津
根津
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「モアノ(Moineau)」は都立上野高等学校の裏手にあります。
場所は台東区池之端4-16-31です。

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ガレットとクレープのお店で、Moineauはフランス語で雀という意味です。
とても小さなお店で、住居を改造した店内は10席で室内禁煙、テラス席もあります。

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昔の足踏みミシンを利用したテーブルもありました。

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ギャラリーも併設されていて、店長のイルさんは6歳、寝るのが仕事のようです。

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テラスには猫さんの休める箱も置いてあります。

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ガレットはコンプレットとサーモンガレットの2種類があるので、コンプレット1000円にしました。

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薄手のガレットはパリッとして、美味しいです。


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お茶500円はいくつか種類があるので、バカンスにしました。

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さわやかな風味で美味しいです。

こちらはコーヒー500円です。

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どこかから帰って来た猫さんを眺めながらひと時を過ごした後、
東京藝術大学大学美術館に向かいました。


【2017/05/07 19:22】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展 東京国立近代美術館
竹橋
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竹橋の東京国立近代美術館では企画展、「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展が
開かれています。
会期は5月21日(日)までです。

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樂焼の茶碗は桃山時代の天正年間に、初代長次郎(?-1589)によって初めて焼かれたと
されています。
樂家が聚楽第近くに住んでいたこと、聚楽第の中に屋敷を持っていた千利休の依頼で
制作されたことから、樂焼と呼ばれています。
「樂」の印字は豊臣秀吉から賜ったともいわれています。

樂焼はろくろを用いず、手とへらだけで成形し、初代から十五代(当代)まで一子相伝で
その技を伝えています。
実際には、伝えているのは土だけで、技は教えず、それぞれが自分で習得するそうです。
展覧会では初代から十五代までの作品が展示されています。

「黒樂茶碗 銘 大黒」  初代長次郎 16世紀 個人蔵 重要文化財
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千利休が所持していた茶碗です。
利休好みの、黒一色で装飾性を排した茶碗です。
艶もなく、すべての色を吸い込んで、静まっています。
秀吉が黒樂茶碗を嫌ったという話もよく知られています。

「赤樂茶碗 銘 太郎坊」 初代長次郎 16世紀 裏千家今日庵 重要文化財
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こちらも千利休所持の茶碗です。
黒樂が鉄釉を何度も掛けて焼くのに対し、赤楽は赤土を使い、透明釉を掛けて作ります。

「黒樂茶碗 銘 青山」 三代道入 17世紀 樂美術館 重要文化財
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三代道入(1599-1656)は「のんこう」とも呼ばれています。
落語の「金明竹」にも「のんこの茶碗」という言葉が出てきます。
釉薬を掛けずに白い生地を残し、景色を作っています。
道入の茶碗は肌に艶があります。

「赤楽茶碗 銘 鵺」 三代道入 17世紀 三井記念美術館 重要文化財
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赤々とした茶碗で、胴に雲のような黒い塊が見えます。
平家物語に出てくる、夜な夜な御所の上に現れて近衛天皇を悩ませ、
源頼政に退治された鵺(ぬえ)になぞらえた名です。
「鵺」は能の演目にもなっています。
2014年に重要文化財に指定されました。

黒楽茶碗 銘 「雨雲」 本阿弥光悦 17世紀 三井記念美術館 重要文化財 
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ざっと釉薬を掛けてあり、残った土色の地肌に深みがあります。
口縁は薄く、するどく切り立っていて、姿を引き締めています。
本阿弥光悦(1558-1637)は二代常慶や三代道入に習って、楽茶碗を作っています。

「赤樂茶碗 銘 乙御前」 本阿弥光悦 17世紀 個人蔵 重要文化財
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上から見た形がおかめ、おたふくに似ているので、この名があります。

「色釉流水文赤樂平茶碗 銘 綵衣」 十四代覚入 1963年 樂美術館
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綵衣(さいい)とは、さまざまな色の模様のある衣服のことです。
色釉によって装飾性を持たせた、モダンな作風です。

「焼貫黒樂茶碗 銘 暘谷」 十五代吉左衞門 1989年 個人蔵
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十五代(当代)の作品です。
焼貫(やきぬき)とは焼成の最後に中窯を壊して、直接炭火や灰を当てるという力技です。
ヘラでするどく削って形を作り、色釉を掛けて賑やかな景色にしています。
十五代の作品は約60点が展示されています。

「焼貫黒樂茶碗 銘 砕動風鬼」 十五代吉左衞門 1990年 樂美術館
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初期の樂茶碗と対照的に、金銀泥も使って、存分に装飾性を押し出しています。
器も大きくなり、茶席で使うというより、鑑賞を目的にしているようです。
芸術と工芸の境にこだわらない、日本の工芸の特徴が表れているように思います。

TVの番組で十五代吉左衞門の窯での焼成を見ましたが、何人もが気を揃えて
一つの茶碗を炭火の中に入れたり、取り出したりしていて、刀鍛冶か外科手術を
見ているようでした。
楽焼という名前の印象とは異なる、気合の入った技には驚きました。

展覧会のHPです。


東京国立博物館では4月11日(火)から6月4日(日)まで、「茶の湯展」が開かれています。

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【2017/05/06 19:44】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「FANTANIMA! 2017」展 丸善丸の内本店
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーABでは
「FANTANIMA! 2017」展が開かれています。
会期は5月9日(火)までです。

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FANTANIMA(ファンタニマ)はファンタジー(幻想)とアニマ(生命)を
合わせた、展覧会のための造語です。
日本から49名、ロシアから39名の他、ウクライナ、エストニア、ベラルーシ、
ラトビア、フィンランド、ドイツの作家による人形作品が集まり、
展示販売されています。
可愛いかったり、面白かったり、まさしくファンタジックだったりなど、
さまざまな動物、スタイルの人形があります。

ワークショップも開かれていて、ロシア人の先生が通訳付きで教えていました。

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【2017/05/06 19:41】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ホテルオークラ レストラン ゆりの木」 東京国立博物館東洋館 2017/5
上野
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東京国立博物館東洋館の1階にある、「ホテルオークラ レストラン ゆりの木」に行ってきました。

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2011年のオープンで、店名は本館前のユリノキの巨木に由来しています。
約140席の店内は全席禁煙、広く明るく、席の間もゆったりしていて、
BGMは無く、ゆっくり落着けます。
メニューは和洋中華が揃っています。

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抹茶あんみつ風ゼリー648円とコーヒー616円です。

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東京国立博物館は展示品も多く、特別展と平常展を観ると疲れるので、
どこかで一休みしたくなります。
こちらは席数も多く便利ですが、展覧会が混んでいる時は順番待ちもあります。


【2017/05/05 19:48】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「岩合光昭写真展 ねこの京都」 日本橋三越本店
三越前
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日本橋三越本店7階ギャラリーでは、「岩合光昭写真展 ねこの京都」が開かれています。
会期は5月15日(月)まで、入場料は一般800円です。

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動物写真家の岩合光昭さんが京都で撮ったねこたちの写真が展示されています。
祇園や禅寺、京都大学吉田寮、河合寛次郎記念館、京都郊外などに住むねこたちが
四季の移り変わりの中で、京都の暮らしになじんでいます。
京都らしく、屏風仕立ての写真もあります。


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絶景かな絶景かな。


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家の人と一緒に線香花火を眺めています。


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紅葉狩りに来ました。


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飼主がテレビで柴犬を見ている間、ねこは炬燵で丸くなっています。

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南泉斬猫の憂き目にも遭わず可愛がられています。

素晴らしい写真の数々には圧倒されました。


【2017/05/04 19:46】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(6) |
「燕子花図と夏秋渓流図」展 表参道 根津美術館
表参道
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表参道の根津美術館では特別展、「燕子花図と夏秋渓流図」が開かれています。
会期は5月14日(日)までです。

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毎年この季節恒例の、「燕子花図屏風」を中心にした展示です。
今年は、同じ琳派の鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」も並べて展示されています。

「桜下蹴鞠図屏風」 6曲1双 江戸時代 17世紀 重要美術品
(右隻)
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お公家さんや僧侶が蹴鞠に興じています。
蹴鞠は4本の木の間で行なわれますが、この絵では満開の桜になっています。
鞠が画面上で半分だけ飛び出しています。

左隻では、塀の外で従者たちが退屈そうに主人の帰りを待っています。
大きく伸びをして、あくびする者もいて、のどかな風景です。
右隻の人物が様々の衣装を着て、動きのあるのに対し、左隻の従者たちは
黒烏帽子に白の水干姿で、静かに座っています。
左隻の、水辺を表す線も大胆で、モダンです。
右隻と左隻を、枝を伸ばした桜がつないでいます。
大らかな雰囲気で、俵屋宗達の工房による製作と考えられています。

「四季草花図屏風」 6曲1双 「伊年」印 江戸時代 17世紀
(左隻)
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穏やかな色調で、植物を四季の移り変わりにつれて、右から左に描いています。
薊、蒲公英、土筆、大根、鉄線花、撫子、牡丹、立葵、百合、紫陽花、鶏頭、粟、
茄子、薄、桔梗、萩、菊、南天、水仙などです。
「伊年」の印が押してあるので、これも俵屋宗達の工房の作品と思われます。

「燕子花図屏風」 尾形光琳 江戸時代 18世紀 国宝
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(左隻)
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(右隻)
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この季節になると観ることの出来る屏風で、今年も咲いてくれたという
思いで鑑賞します。

「白楽天図屏風」 尾形光琳 江戸時代 18世紀
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謡曲、「白楽天」を描いた作品です。
唐の詩人、白楽天が日本に渡ろうとしたところ、海上で老いた漁師
(実は和歌の神、住吉明神の化身)に出会い、和歌の力を知らされ、
神風によって吹き戻されたというお話です。
白楽天を乗せた船の描き方の奇抜さが眼を惹きます。

「夏秋渓流図屏風」 鈴木其一 江戸時代 19世紀
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(左隻)
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(右隻)
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江戸琳派の鈴木其一の作品です。
右隻は夏で山百合、左隻は秋で桜葉の紅葉を写実的に描きこんでいます。
一方で、笹の葉は単純で様式的な形にまとめてあるので、観る人の注意は
山百合と桜葉に向きます。
檜は葉の緑が盛り上がるように厚く塗られ、右隻の檜には蝉が一匹止まっています。
全体に濃密な画面で、こちらに向って流れ込んでくる鮮やかな青色の水流の
表現は劇画のようです。
土手や奥の樹木は、芝居の書割のように重ねられていて、平面的な構成です。
圧迫するような力と、近代的なデザイン感覚にあふれています。

「高尾大夫・吉原通船図」 歌川広重 江戸時代 19世紀
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肉筆画で、天童広重と呼ばれる作品の一つです。
出羽天童藩織田家は織田信長の子孫ですが財政難に苦しみ、商人からの上納金や
借入金への返礼や返済の代わりに、歌川広重に描かせた肉筆画を下賜しています。 
右幅は、吉原の太夫、高尾が物思いをしていて、上をほととぎすが飛んでいます。
この季節らしい展示です。
左幅には浅草寺近くの駒形堂辺りを行く、吉原通いの男を乗せた小舟が描かれています。

  君はいま駒形あたりほととぎす 二代目高尾大夫

「不忍蓮・枯野牧童図」 渡辺省亭 明治〜大正時代・19〜20世紀
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山の端の月と雁を眺めながら、牛の背に乗った牧童が笛を吹いています。
牧童騎牛として好まれた画題で、広々とした空間を感じる、さらりとした抒情味のある作品です。

右幅は上野不忍池の情景で、弁天堂前の蓮池に咲く花に点々と紅を差しています。

渡辺省亭(1852~1918)は菊池容斎(1788~1878)に師事し、1878年のパリ万国博覧会などで
受賞したのを機に日本画家として初めてヨーロッパに渡っています。
今年は100回忌の年に当たることから、山種美術館や松岡美術館など都内の各美術館で
渡辺省亭の作品が展示されています。


展示室3の展示は「仏教美術の魅力 ─金銅仏─」です。

「釈迦多宝二仏並坐像」 銅造鍍金 中国・北魏時代 太和13年(489) 重要文化財
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法華経見宝塔品による像で、釈迦如来と多宝如来が並んで座っています。
北魏時代に多くの作例があるとのことで、裏に「兄弟四人為上父母造」と
銘文が彫られ、兄弟たちが父母の供養ため発願したことが分かります。


展示室5の展示は「行楽を楽しむ器 ─堤重と重箱─」です。

堤重(さげじゅう)は手に提げて持ち運びする重箱で、行楽や観劇に使われました。

「梨地謡寄蒔絵提重」 木胎漆塗 江戸時代 19世紀
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扇や団扇に謡の場面を描き込んだ、豪華な蒔絵の提重です。


展示室6のテーマは「新緑のころ─初夏の茶の湯─」です。

茶席では炉を塞ぎ、風炉を据えます。

「青磁筍花入」 龍泉窯 施釉陶器 南宋時代 13世紀
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頸や肩に細い帯を竹の節のように巡らせてあるので、タケノコの名があります。
頸の太い、面白い形をしています。

展覧会のHPです。


美術館の庭は新緑の盛りでした。

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燕子花はまだ咲いていませんでしたが、藤が満開でした。

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次回の展覧会は企画展、「はじめての古美術鑑賞-紙の装飾-」です。
会期は5月25日(水)から7月2日(日)までです。

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【2017/05/02 20:00】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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