末広町・御徒町・秋葉原
末広町のアーツ千代田3331 の204:Gallery KIDO Pressでは、「鴻池朋子
Little fur anger」展が開かれています。
会期は4月15日(日)まで、月曜日、火曜日 、祝日は休み、観覧料は無料です。
展示室は撮影可能です。
ドライポイント(銅版画)とカービング(板彫刻)による作品が展示されています。
カービング(板彫刻)の作品は前面に線刻が施されていて、触ってもよいので、
目の不自由な方も作品に接することが出来ます。






ドライポイント(銅版画)


2012年に上野の森美術館で開かれた、「第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展」では
鴻池さんの作品も展示されていました。
「第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展」の記事です。
アーツ千代田3331は廃校になった千代田区立錬成中学校の校舎を改造した
文化芸術センターで、1階にはギャラリー、コミュニティースペース、カフェなどがあり、
2・3階には文化関係の団体が入居しています。
いつもさまざまな展覧会やイベントが催され、学校の文化祭のような賑わいと、
ある種の懐かしさがあります。
2010年のアーツ千代田3331の写真です。

chariot
末広町のアーツ千代田3331 の204:Gallery KIDO Pressでは、「鴻池朋子
Little fur anger」展が開かれています。
会期は4月15日(日)まで、月曜日、火曜日 、祝日は休み、観覧料は無料です。
展示室は撮影可能です。
ドライポイント(銅版画)とカービング(板彫刻)による作品が展示されています。
カービング(板彫刻)の作品は前面に線刻が施されていて、触ってもよいので、
目の不自由な方も作品に接することが出来ます。






ドライポイント(銅版画)


2012年に上野の森美術館で開かれた、「第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展」では
鴻池さんの作品も展示されていました。
「第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展」の記事です。
アーツ千代田3331は廃校になった千代田区立錬成中学校の校舎を改造した
文化芸術センターで、1階にはギャラリー、コミュニティースペース、カフェなどがあり、
2・3階には文化関係の団体が入居しています。
いつもさまざまな展覧会やイベントが催され、学校の文化祭のような賑わいと、
ある種の懐かしさがあります。
2010年のアーツ千代田3331の写真です。

恵比寿
山種美術館では企画展、「桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―」が
開かれています。
会期は5月6日(日)までです。

今年も桜の頃を迎え、山種美術館の桜の絵も咲き揃いました。
先ず、桜の名所にまつわる作品です。
土田麦僊 大原女 1915年


京都大原の桜で、右隻には三人の大原女が柴を頭を載せて、山道を歩いています。
左隻には何本もの竹が伸び、水車が回り、屋根にはキジバトが止まっています。
満開の桜の枝が両側に向けて広がり、右隻の大原女は右に体を傾け、左隻の竹は
左に傾き、左右に広がりを見せています。
大原女の足元をデッサンのままに残して、動きを感じさせる工夫をしています。
小林古径 「清姫」 8枚連作のうち「入相桜」 1930年

紀州の安珍清姫伝説を絵巻物風に8枚続きの絵に仕立てたものです。
鐘の中で焼き殺された安珍と、日高川に身を投げた清姫の亡骸は共に
比翼塚に葬られ、桜が植えられ、入相桜と呼ばれます。
悲恋の物語は最後に満開の桜によって優しく慰められています。
橋本明治 「朝陽桜」 1970年

1968年に完成した皇居宮殿を飾った作品群に感銘を受けた山種美術館の
初代館長、山﨑種二は同種の作品を各作家に直接依頼したもので、
福島県三春の滝桜のスケッチを元にした作品です。
花弁一つ一つが、橋本明治の特徴の、ステンドグラスのようなくっきりと太い輪郭線で
描かれ、堅牢で装飾的な画面をつくっています。
「醍醐」 奥村土牛 1972年

奈良の薬師寺で行なわれた、小林古径の七回忌の法要の帰りに見た、
京都醍醐寺三宝院の枝垂桜に感激し、その後10年越しで完成させた作品です。
静かに咲いて静かに散る桜の姿と、亡き小林古径の姿を
重ね合わせて描いたとのことです。
幹と支柱の縦線、土塀の横線を基本にして、幹を真中に据え、画面上を
桜で埋め尽くし、土塀の連なりで奥行きを見せています。
花弁の重なりは濃く薄く描かれて、立体感があり、塗りを重ねた幹の色は
桜の経てきた年月を感じさせます。
奥村土牛 「吉野」 1977年

霞の中に広がる、花の吉野です。
緑から青へと変わる色彩と山の間の霞によって、遠近感を出しています。
手前から奥へと三角形を重ね、桜の木も三角形にした理知的な構成の画面ですが、
描いていて、「歴史画を描いているようで、目頭が熱くなった」とのことです。
続いて、さまざまの桜を描いた作品です。
松岡映丘 「春光春衣」 1917年

松岡映丘は大和絵の復興を目指し、古画や有職故実を研究して作品を描いています。
切箔や金砂子を散りばめ、華麗な王朝絵巻を再現した作品です。
上村松園 「桜可里」 1926-29年頃

肉筆浮世絵風の華やかな絵柄で、着物の作りだす線がリズミカルです。
川合玉堂 「春風春水」 1940年

川の急流に張ったワイヤーを使った渡し舟には農婦が乗り、
岩場には山桜が咲いています。
満々とした蒼い水の描写が印象的な作品です。
小野竹喬 『春野秋溪のうち「春野」』 1944年頃 山種美術館

いかにも京都の画家、小野竹喬らしいやわらかな色彩で、
空も霞と同じ色に霞んでいます。
伊東深水 「吉野太夫」 1966年

吉野太夫は江戸初期の京都の廓を代表し、茶道にも秀でていたとされる
太夫とのことです。
立兵庫という、上に伸ばした独特の髪形で、吉野太夫の名に因んで、
満開の桜花を背景に立っています。
桐や扇面散らしの模様で埋め尽くされた打掛や小袖の輪郭線は、リズムを
持って交差しています。
茶入を載せた盆を差し出している禿(かむろ)は、鹿の子絞りに菊を刺繍した
小袖を着ています。
守屋多々志 「聴花(式子内親王)」 1980年

式子内親王の歌に依っている作品とのことです。
はかなくて過ぎにし方をかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける
桜は薄墨桜、鬱金桜とのことで、花弁の色は沈んだ銀色です。
白と朱の十二単は清楚で、若い内親王のお顔は理知的、意思的です。
薄幸であったと伝えられる式子内親王へのオマージュでしょう。
夜桜の絵もあります。
速水御舟 「あけぼの・春の宵のうち 春の宵」 1934年

淡紅色の朝鮮色紙に描かれているそうです。
薄墨色の夜のなかで、斜めに伸びた満開の桜の枝から、はらはらと
花が散っています。
三日月に照らされた桜は、盛りの最後の時の妖しさを湛え、
白く浮かんでいます。
千住博 「夜桜」 2001年

覆いかぶさる夜桜を、下から見上げた視線で捉えています。
黒々とした夜空の中、ライトに照らされたような紅く細かい点を
びっしり重ねた桜は、現実の夜桜を見ているようで、伝統的な
日本画とは異なる凄みがあります。
山種美術館のHPです。
次回の展覧会は特別展、「琳派―俵屋宗達から田中一光へー」です。
会期は5月12日(土)から7月8日(日)までです。
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山種美術館では企画展、「桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―」が
開かれています。
会期は5月6日(日)までです。

今年も桜の頃を迎え、山種美術館の桜の絵も咲き揃いました。
先ず、桜の名所にまつわる作品です。
土田麦僊 大原女 1915年


京都大原の桜で、右隻には三人の大原女が柴を頭を載せて、山道を歩いています。
左隻には何本もの竹が伸び、水車が回り、屋根にはキジバトが止まっています。
満開の桜の枝が両側に向けて広がり、右隻の大原女は右に体を傾け、左隻の竹は
左に傾き、左右に広がりを見せています。
大原女の足元をデッサンのままに残して、動きを感じさせる工夫をしています。
小林古径 「清姫」 8枚連作のうち「入相桜」 1930年

紀州の安珍清姫伝説を絵巻物風に8枚続きの絵に仕立てたものです。
鐘の中で焼き殺された安珍と、日高川に身を投げた清姫の亡骸は共に
比翼塚に葬られ、桜が植えられ、入相桜と呼ばれます。
悲恋の物語は最後に満開の桜によって優しく慰められています。
橋本明治 「朝陽桜」 1970年

1968年に完成した皇居宮殿を飾った作品群に感銘を受けた山種美術館の
初代館長、山﨑種二は同種の作品を各作家に直接依頼したもので、
福島県三春の滝桜のスケッチを元にした作品です。
花弁一つ一つが、橋本明治の特徴の、ステンドグラスのようなくっきりと太い輪郭線で
描かれ、堅牢で装飾的な画面をつくっています。
「醍醐」 奥村土牛 1972年

奈良の薬師寺で行なわれた、小林古径の七回忌の法要の帰りに見た、
京都醍醐寺三宝院の枝垂桜に感激し、その後10年越しで完成させた作品です。
静かに咲いて静かに散る桜の姿と、亡き小林古径の姿を
重ね合わせて描いたとのことです。
幹と支柱の縦線、土塀の横線を基本にして、幹を真中に据え、画面上を
桜で埋め尽くし、土塀の連なりで奥行きを見せています。
花弁の重なりは濃く薄く描かれて、立体感があり、塗りを重ねた幹の色は
桜の経てきた年月を感じさせます。
奥村土牛 「吉野」 1977年

霞の中に広がる、花の吉野です。
緑から青へと変わる色彩と山の間の霞によって、遠近感を出しています。
手前から奥へと三角形を重ね、桜の木も三角形にした理知的な構成の画面ですが、
描いていて、「歴史画を描いているようで、目頭が熱くなった」とのことです。
続いて、さまざまの桜を描いた作品です。
松岡映丘 「春光春衣」 1917年

松岡映丘は大和絵の復興を目指し、古画や有職故実を研究して作品を描いています。
切箔や金砂子を散りばめ、華麗な王朝絵巻を再現した作品です。
上村松園 「桜可里」 1926-29年頃

肉筆浮世絵風の華やかな絵柄で、着物の作りだす線がリズミカルです。
川合玉堂 「春風春水」 1940年

川の急流に張ったワイヤーを使った渡し舟には農婦が乗り、
岩場には山桜が咲いています。
満々とした蒼い水の描写が印象的な作品です。
小野竹喬 『春野秋溪のうち「春野」』 1944年頃 山種美術館

いかにも京都の画家、小野竹喬らしいやわらかな色彩で、
空も霞と同じ色に霞んでいます。
伊東深水 「吉野太夫」 1966年

吉野太夫は江戸初期の京都の廓を代表し、茶道にも秀でていたとされる
太夫とのことです。
立兵庫という、上に伸ばした独特の髪形で、吉野太夫の名に因んで、
満開の桜花を背景に立っています。
桐や扇面散らしの模様で埋め尽くされた打掛や小袖の輪郭線は、リズムを
持って交差しています。
茶入を載せた盆を差し出している禿(かむろ)は、鹿の子絞りに菊を刺繍した
小袖を着ています。
守屋多々志 「聴花(式子内親王)」 1980年

式子内親王の歌に依っている作品とのことです。
はかなくて過ぎにし方をかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける
桜は薄墨桜、鬱金桜とのことで、花弁の色は沈んだ銀色です。
白と朱の十二単は清楚で、若い内親王のお顔は理知的、意思的です。
薄幸であったと伝えられる式子内親王へのオマージュでしょう。
夜桜の絵もあります。
速水御舟 「あけぼの・春の宵のうち 春の宵」 1934年

淡紅色の朝鮮色紙に描かれているそうです。
薄墨色の夜のなかで、斜めに伸びた満開の桜の枝から、はらはらと
花が散っています。
三日月に照らされた桜は、盛りの最後の時の妖しさを湛え、
白く浮かんでいます。
千住博 「夜桜」 2001年

覆いかぶさる夜桜を、下から見上げた視線で捉えています。
黒々とした夜空の中、ライトに照らされたような紅く細かい点を
びっしり重ねた桜は、現実の夜桜を見ているようで、伝統的な
日本画とは異なる凄みがあります。
山種美術館のHPです。
次回の展覧会は特別展、「琳派―俵屋宗達から田中一光へー」です。
会期は5月12日(土)から7月8日(日)までです。
乃木坂
六本木の国立新美術館では「第94回 白日会展」が4月2日(月)まで開かれています。

白日会は大正13年(1924)の発足時から写実を追求している団体で、
絵画部と彫刻部があります。
会場は撮影可能です。
津絵太陽 「さかのうえのまち。」

会場の最初に展示されていて、一瞬、モノクロ写真かと思いました。
小木曽誠 「無限の狭間」

深い緑の巨木や石に力強い存在感があります。
鏡泰裕 「夜の帳を待つ品川操車場」

新幹線の窓明かり、街の明かりが夕空の残照につながっています。
亀山裕昭 「bus,stop」

からりとして、寂寥感のある風景を描いています。
川口もと子 「画室」

娘さんとお孫さんでしょうか、微笑ましい情景です。
ちょっとベラスケスの「ラス・メニ―ナス」を思い出します。
郡司島久 「春爛漫(牛久シャトー)」

建物に入っていく人物が観る人を奥に引き込んでいきます。
小森隼人 「宵の月」

細密な写実で、モデルは単なるモデルでなく、表情があります。
坂元忠夫 「無音」

つるりとした描き方で物がにぎやかに並んでいて、題名は「無音」ですが、
音楽が聞こえるようです。
白井秀夫 「雪の夜」

民家の明かりが水面に映り、橋の上で雪かきをしている人も見えます。
曽剣雄 「秋風」

女性が秋風に髪をなびかせていて、スカーフの赤とネックレスの青が印象的です。
ブドウは手の上で浮いています。
中島健太 「匿名の地平線―ver.red―」

中島さんは海も描きますが、今回は黄緑色の色調です。
中山忠彦 「M・H嬢立像」

中山さんは白日会会長の作品で、クラシックな雰囲気の人物画です。
西谷之男 「茶畑と富士」

西谷さん特有の緑色で、富士に雪の残る春の茶畑を描いています。
古根益男 「西風」

ちょっとシュルレアリスム風の面白い作品です。
松尾文隆 「カッスル・クームの橋」

カッスル・クームはイギリスのコッツウォルズにあり、中世の面影を残している
村として有名です。
馬殿財 「淡色のライラック~恋のめばえ~」

紫色のライラックの花言葉は「恋のめばえ」です。
染付の花瓶に活けられたライラックの勢いには目を見張るばかりです。
松木康弘 「樹間流水」

細密でありつつ、さらりとしています。
宮本佳子 「窓あかり」

宮本さんの静物画には愛らしさがあります。
山本大貴 「ふたり」

山本さんは抜群の描写力とノスタルジックな雰囲気で、大変人気の高い作家です。
壁の鏡には何も映っていません。
宵奈良宏 「江の島 ヨットハーバー」

白と青と赤で、明るい日の光を描き出しています。
私の行った時、国立新美術館横の桜も満開でした。

chariot
六本木の国立新美術館では「第94回 白日会展」が4月2日(月)まで開かれています。

白日会は大正13年(1924)の発足時から写実を追求している団体で、
絵画部と彫刻部があります。
会場は撮影可能です。
津絵太陽 「さかのうえのまち。」

会場の最初に展示されていて、一瞬、モノクロ写真かと思いました。
小木曽誠 「無限の狭間」

深い緑の巨木や石に力強い存在感があります。
鏡泰裕 「夜の帳を待つ品川操車場」

新幹線の窓明かり、街の明かりが夕空の残照につながっています。
亀山裕昭 「bus,stop」

からりとして、寂寥感のある風景を描いています。
川口もと子 「画室」

娘さんとお孫さんでしょうか、微笑ましい情景です。
ちょっとベラスケスの「ラス・メニ―ナス」を思い出します。
郡司島久 「春爛漫(牛久シャトー)」

建物に入っていく人物が観る人を奥に引き込んでいきます。
小森隼人 「宵の月」

細密な写実で、モデルは単なるモデルでなく、表情があります。
坂元忠夫 「無音」

つるりとした描き方で物がにぎやかに並んでいて、題名は「無音」ですが、
音楽が聞こえるようです。
白井秀夫 「雪の夜」

民家の明かりが水面に映り、橋の上で雪かきをしている人も見えます。
曽剣雄 「秋風」

女性が秋風に髪をなびかせていて、スカーフの赤とネックレスの青が印象的です。
ブドウは手の上で浮いています。
中島健太 「匿名の地平線―ver.red―」

中島さんは海も描きますが、今回は黄緑色の色調です。
中山忠彦 「M・H嬢立像」

中山さんは白日会会長の作品で、クラシックな雰囲気の人物画です。
西谷之男 「茶畑と富士」

西谷さん特有の緑色で、富士に雪の残る春の茶畑を描いています。
古根益男 「西風」

ちょっとシュルレアリスム風の面白い作品です。
松尾文隆 「カッスル・クームの橋」

カッスル・クームはイギリスのコッツウォルズにあり、中世の面影を残している
村として有名です。
馬殿財 「淡色のライラック~恋のめばえ~」

紫色のライラックの花言葉は「恋のめばえ」です。
染付の花瓶に活けられたライラックの勢いには目を見張るばかりです。
松木康弘 「樹間流水」

細密でありつつ、さらりとしています。
宮本佳子 「窓あかり」

宮本さんの静物画には愛らしさがあります。
山本大貴 「ふたり」

山本さんは抜群の描写力とノスタルジックな雰囲気で、大変人気の高い作家です。
壁の鏡には何も映っていません。
宵奈良宏 「江の島 ヨットハーバー」

白と青と赤で、明るい日の光を描き出しています。
私の行った時、国立新美術館横の桜も満開でした。

三越前
日本橋三越本館の7階にある、「はじまりのカフェ」に行ってきました。
カフェを軸に5つのゾーンを配置した複合型ショップです。
イートインスペースは30席ほど、全席禁煙、料理教室などが開かれる
スペースの一角がそのままお店になっています。
カフェは日本橋三越本店と東京観光専門学校とのコラボで、日本橋箱崎町の
「カフェカルモ」の自家焙煎コーヒー豆を使用しています。
新しい体験を応援するカフェということで、その時のイベントに応じて、いろいろな
物が置かれています。
目の前の葉っぱは、カークリコという植物の葉がスピーカーとなって、
音楽を奏でるオルゴールです。


マイルドブレンド540円とウインナコーヒー702円です。


コーヒーは注文の都度、挽いてドリップで淹れます。
コーヒーはやや酸味系で美味しいです。
広い空間の中にあり、席の間も広く、ゆっくり出来るお店です。
以前、「はじまりのカフェ」に行った時の記事です。
chariot
日本橋三越本館の7階にある、「はじまりのカフェ」に行ってきました。
カフェを軸に5つのゾーンを配置した複合型ショップです。
イートインスペースは30席ほど、全席禁煙、料理教室などが開かれる
スペースの一角がそのままお店になっています。
カフェは日本橋三越本店と東京観光専門学校とのコラボで、日本橋箱崎町の
「カフェカルモ」の自家焙煎コーヒー豆を使用しています。
新しい体験を応援するカフェということで、その時のイベントに応じて、いろいろな
物が置かれています。
目の前の葉っぱは、カークリコという植物の葉がスピーカーとなって、
音楽を奏でるオルゴールです。


マイルドブレンド540円とウインナコーヒー702円です。


コーヒーは注文の都度、挽いてドリップで淹れます。
コーヒーはやや酸味系で美味しいです。
広い空間の中にあり、席の間も広く、ゆっくり出来るお店です。
以前、「はじまりのカフェ」に行った時の記事です。
銀座
銀座和光本館6階の和光ホールでは、「金彩の美学 吉田幸央×鈴木秀昭」展が
開かれています。
会期は4月1日(日)まで、入場は無料です。

吉田幸央さん(1960~)は石川県出身、九谷焼錦山窯の4代目で、
九谷焼の技法の一つ、金襴手の作品を制作しています。
鈴木秀昭さん(1959~)は東京出身で、石川県の九谷焼技術研修所を
卒業し、金彩による作品は海外の展覧会でも高い評価を受けています。
現在は伊豆高原で制作をしています。
今回は金彩を用いる2名による、初めての展覧会です。
吉田さんの金彩は、色合いが穏やかで、金箔も使い、清雅な趣きがあります。
吉田幸央 「金襴手彩色片口」「金襴手彩色酒杯」

吉田幸央 「金襴手彩色四方鉢」

鈴木さんの作品は、濃密な輝きを持ち、中世の美術やイスラム装飾を
思わせるものがあります。
鈴木秀昭 「色絵金銀彩光鱗花器」

鈴木秀昭 「色絵金銀彩光鱗茶碗」

コラボレーション作品 「陶筥 吉田幸央×鈴木秀昭」

2012年には日本橋三越本店で鈴木秀昭さんの個展も開かれていました。
2012年の「スーパーコスモス 鈴木秀昭展」の記事です。
chariot
銀座和光本館6階の和光ホールでは、「金彩の美学 吉田幸央×鈴木秀昭」展が
開かれています。
会期は4月1日(日)まで、入場は無料です。

吉田幸央さん(1960~)は石川県出身、九谷焼錦山窯の4代目で、
九谷焼の技法の一つ、金襴手の作品を制作しています。
鈴木秀昭さん(1959~)は東京出身で、石川県の九谷焼技術研修所を
卒業し、金彩による作品は海外の展覧会でも高い評価を受けています。
現在は伊豆高原で制作をしています。
今回は金彩を用いる2名による、初めての展覧会です。
吉田さんの金彩は、色合いが穏やかで、金箔も使い、清雅な趣きがあります。
吉田幸央 「金襴手彩色片口」「金襴手彩色酒杯」

吉田幸央 「金襴手彩色四方鉢」

鈴木さんの作品は、濃密な輝きを持ち、中世の美術やイスラム装飾を
思わせるものがあります。
鈴木秀昭 「色絵金銀彩光鱗花器」

鈴木秀昭 「色絵金銀彩光鱗茶碗」

コラボレーション作品 「陶筥 吉田幸央×鈴木秀昭」

2012年には日本橋三越本店で鈴木秀昭さんの個展も開かれていました。
2012年の「スーパーコスモス 鈴木秀昭展」の記事です。
上野
「Café & Meal MUJI」は上野マルイの地下2階の「無印良品マルイシティ上野店」に
併設されたカフェです。
場所は台東区上野6-15-1です。

2017年10月のオープンで、店内は広く、全席禁煙、壁も床もテーブルも白木を使っています。



いろいろなデリが揃っています。

デリプレートの温かいデリ1品と冷たいデリ2品にご飯かパン、850円です。

こちらは焼きプリン380円とセットのコーヒー200円です。

プリンは沖縄産の原料糖から作った本和香糖を使っていて、自然な味で
とても美味しいです。
コーヒーはミカフェートの豆を使っています。
コーヒー単品はS300円、M350円です。
デリはあれこれ選べ、プリンやコーヒーも美味しく、時々利用したいお店です。
どこの無印でもBGMにケルト音楽などが流れているのですが、店によっては
音量や音質など、私には今一つです。
chariot
「Café & Meal MUJI」は上野マルイの地下2階の「無印良品マルイシティ上野店」に
併設されたカフェです。
場所は台東区上野6-15-1です。

2017年10月のオープンで、店内は広く、全席禁煙、壁も床もテーブルも白木を使っています。



いろいろなデリが揃っています。

デリプレートの温かいデリ1品と冷たいデリ2品にご飯かパン、850円です。

こちらは焼きプリン380円とセットのコーヒー200円です。

プリンは沖縄産の原料糖から作った本和香糖を使っていて、自然な味で
とても美味しいです。
コーヒーはミカフェートの豆を使っています。
コーヒー単品はS300円、M350円です。
デリはあれこれ選べ、プリンやコーヒーも美味しく、時々利用したいお店です。
どこの無印でもBGMにケルト音楽などが流れているのですが、店によっては
音量や音質など、私には今一つです。
東京
東京ステーションギャラリーでは、「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」展が
開かれています。
会期は5月6日(日)まで、入館料は一般1100円です。

建築家の隈研吾さん(1954~)の手掛けてきたさまざまなプロジェクトについて、
特に建築素材に焦点を当てて紹介する展覧会です。
会場は撮影可能です。
Great(Bamboo)Wall


構造材には向かないとされる竹の節を抜いて、鉄骨とセメントを入れて
構造材にした住宅です。
アオーレ長岡


市役所の中庭空間に向けて、杉板をジグザグに並べています.
新国立競技場整備事業

木の庇を何層にも重ね、風を通すルーバーも木を用いて、和の雰囲気を演出します。
檮原(ゆすはら) 木橋ミュージアム


斗栱(ときょう)という日本建築の技術を使っていて、高知県山間部の檮原の
「雲の上のギャラリー」に建てられています。
浅草文化観光センター



浅草雷門の向かいにあり、積み重なった平屋の建物をイメージしています。
東京大学本郷キャンパス内のダイワユビキタス学術研究館

一面に木の板が貼ってあります。
ダイワユビキタス学術研究館に入っているカフェ「くろぎ」の記事です。
スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店

細長い店内の天井や壁に木組みを巡らせて、奥行きの深さを強調しています。
虫塚


鎌倉建長寺にある、虫好きの養老孟子さんの発案した、虫の供養塚です。
虫籠をイメージしたステンレスのケースを積み重ね、左官職人の挟土秀平さんが
土を吹き付けています。
蟲愛づる姫君がお詣りに来そうです。
安養寺木造阿弥陀如来坐像収蔵施設



山口県下関市にある安養寺の重要文化財、阿弥陀如来坐像の収蔵庫です。
この地に伝えられたとされる技術を用いた、アドべ(日干しレンガブロック)を積んで
壁にしています。
マルセイユ現代美術センター


格子模様に並べた半透過のガラスシートによって、南仏の強い日差しを
コントロールします。
小松精練ファブリックラボラトリー


鋼鉄の7倍の強度を持つカーボンファイバーを北陸に伝わる撚糸技術によって
柔軟性を持たせ、在来の建物に張り巡らせて耐震補強をしています。
小松精練は石川県にある合成繊維メーカーです。
北京前門


天安門南側の地区の再開発プロジェクトで、レンガの壁で四方を囲んだ民家の
路地に面した部分の一部をアルミのスクリーンに替えています。
浮庵(フアン)

塩ビの袋にヘリウムガスを封入して浮かし、ポリエステルを掛けた空間を
茶室にみなしています。
他にも、石や紙といった素材を使った例も展示されていて、隈研吾さんの
デザイン面だけではない特徴を見せてくれる、興味深い展覧会です。
展覧会のHPです。
chariot
東京ステーションギャラリーでは、「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」展が
開かれています。
会期は5月6日(日)まで、入館料は一般1100円です。

建築家の隈研吾さん(1954~)の手掛けてきたさまざまなプロジェクトについて、
特に建築素材に焦点を当てて紹介する展覧会です。
会場は撮影可能です。
Great(Bamboo)Wall


構造材には向かないとされる竹の節を抜いて、鉄骨とセメントを入れて
構造材にした住宅です。
アオーレ長岡


市役所の中庭空間に向けて、杉板をジグザグに並べています.
新国立競技場整備事業

木の庇を何層にも重ね、風を通すルーバーも木を用いて、和の雰囲気を演出します。
檮原(ゆすはら) 木橋ミュージアム


斗栱(ときょう)という日本建築の技術を使っていて、高知県山間部の檮原の
「雲の上のギャラリー」に建てられています。
浅草文化観光センター



浅草雷門の向かいにあり、積み重なった平屋の建物をイメージしています。
東京大学本郷キャンパス内のダイワユビキタス学術研究館

一面に木の板が貼ってあります。
ダイワユビキタス学術研究館に入っているカフェ「くろぎ」の記事です。
スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店

細長い店内の天井や壁に木組みを巡らせて、奥行きの深さを強調しています。
虫塚


鎌倉建長寺にある、虫好きの養老孟子さんの発案した、虫の供養塚です。
虫籠をイメージしたステンレスのケースを積み重ね、左官職人の挟土秀平さんが
土を吹き付けています。
蟲愛づる姫君がお詣りに来そうです。
安養寺木造阿弥陀如来坐像収蔵施設



山口県下関市にある安養寺の重要文化財、阿弥陀如来坐像の収蔵庫です。
この地に伝えられたとされる技術を用いた、アドべ(日干しレンガブロック)を積んで
壁にしています。
マルセイユ現代美術センター


格子模様に並べた半透過のガラスシートによって、南仏の強い日差しを
コントロールします。
小松精練ファブリックラボラトリー


鋼鉄の7倍の強度を持つカーボンファイバーを北陸に伝わる撚糸技術によって
柔軟性を持たせ、在来の建物に張り巡らせて耐震補強をしています。
小松精練は石川県にある合成繊維メーカーです。
北京前門


天安門南側の地区の再開発プロジェクトで、レンガの壁で四方を囲んだ民家の
路地に面した部分の一部をアルミのスクリーンに替えています。
浮庵(フアン)

塩ビの袋にヘリウムガスを封入して浮かし、ポリエステルを掛けた空間を
茶室にみなしています。
他にも、石や紙といった素材を使った例も展示されていて、隈研吾さんの
デザイン面だけではない特徴を見せてくれる、興味深い展覧会です。
展覧会のHPです。
上野
上野の国立科学博物館では特別展、「人体―神秘への挑戦―」展が開かれています。
会期は6月17日(日)までです。


人体の構造と機能を解説し、ルネサンス期以降の人体研究の歴史をたどる展覧会です。
展示室は一部撮影可能です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「手稿」のうち、人体解剖について書いたページも数点、
展示されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「解剖手稿」より頭部断面、脳と眼の結びつき部分
1490-92年頃 ウィンザー城王室コレクション

眼からの情報が神経を通じて脳に伝わっていることを認識していたと分かります。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「解剖手稿」より消化管と腎臓そして尿管部分
1506-08年頃 ウィンザー城王室コレクション

アンドレアス・ヴェサリウス 「ファブリカ 初版本」 1543年

アンドレアス・ヴェサリウス(1514-1564)はブリュッセル出身の医師で、
近代解剖学の創始者とされています。
「ファブリカ」は全7巻の人体解剖の解説書です。
「キンストレーキ 男性」 19世紀 金沢大学医学部記念館

キンストレーキとはオランダ語で「人工の死体」という意味です。
17世紀から19世紀には蝋製の人体模型が教材などに使われていましたが、
高価な上に触れないため、紙や粘土を混ぜて作る模型が開発されています。
このキンストレーキは1857年のフランス製で、分かりやすいように血管や筋肉を
着色しています。
西洋式医学校の設立を計画していた加賀前田藩が明治元年(1868)に長崎で
オランダ海軍軍医から購入しています。
「キンストレーキ 女性」 19世紀 福井市立郷土歴史博物館

5月17日までの展示です。
こちらは福井藩が明治2年(1869)に購入しています。
「船泊23号人骨」 縄文時代(北海道船泊遺跡出土) 札幌医科大学


礼文島の縄文遺跡で発掘された、約3800年前の女性の頭部で、ゲノム解析
(その生物のすべての遺伝情報の解析)により復元された顔も展示されています。
縮れ毛で、額が出ており、目は茶色、肌はシミが出来やすかったようです。
現在でも普通に見かけそうな顔です。
最先端の映像技術による鮮明な顕微鏡写真も数多く展示されています。
「ネットワークシンフォニー」


昨年から放送されているNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」では、
人体の各臓器は脳を経由せずに情報を交換し、ネットワークを構成している
ことを伝えていました。
そのことを色や音で体感できるコーナーです。
ミュージアムショップの品も、心臓や骨などがあって、かなりユニークです。



急速に進んでいる人体の研究の成果を分かりやすく見せてくれ、生命の不思議さ、
それを解明する努力の歴史を実感させてくれる展覧会です。
会場はかなり混雑しているので、Twitterなどで、混雑状況を確認して行かれることを
お薦めします。
展覧会のHPです。
2014年に同じ国立科学博物館で開かれた「医は仁術」展では日本の医学研究の
歴史を紹介していました。
「医は仁術」展の記事です。
chariot
上野の国立科学博物館では特別展、「人体―神秘への挑戦―」展が開かれています。
会期は6月17日(日)までです。


人体の構造と機能を解説し、ルネサンス期以降の人体研究の歴史をたどる展覧会です。
展示室は一部撮影可能です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「手稿」のうち、人体解剖について書いたページも数点、
展示されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「解剖手稿」より頭部断面、脳と眼の結びつき部分
1490-92年頃 ウィンザー城王室コレクション

眼からの情報が神経を通じて脳に伝わっていることを認識していたと分かります。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「解剖手稿」より消化管と腎臓そして尿管部分
1506-08年頃 ウィンザー城王室コレクション

アンドレアス・ヴェサリウス 「ファブリカ 初版本」 1543年

アンドレアス・ヴェサリウス(1514-1564)はブリュッセル出身の医師で、
近代解剖学の創始者とされています。
「ファブリカ」は全7巻の人体解剖の解説書です。
「キンストレーキ 男性」 19世紀 金沢大学医学部記念館

キンストレーキとはオランダ語で「人工の死体」という意味です。
17世紀から19世紀には蝋製の人体模型が教材などに使われていましたが、
高価な上に触れないため、紙や粘土を混ぜて作る模型が開発されています。
このキンストレーキは1857年のフランス製で、分かりやすいように血管や筋肉を
着色しています。
西洋式医学校の設立を計画していた加賀前田藩が明治元年(1868)に長崎で
オランダ海軍軍医から購入しています。
「キンストレーキ 女性」 19世紀 福井市立郷土歴史博物館

5月17日までの展示です。
こちらは福井藩が明治2年(1869)に購入しています。
「船泊23号人骨」 縄文時代(北海道船泊遺跡出土) 札幌医科大学


礼文島の縄文遺跡で発掘された、約3800年前の女性の頭部で、ゲノム解析
(その生物のすべての遺伝情報の解析)により復元された顔も展示されています。
縮れ毛で、額が出ており、目は茶色、肌はシミが出来やすかったようです。
現在でも普通に見かけそうな顔です。
最先端の映像技術による鮮明な顕微鏡写真も数多く展示されています。
「ネットワークシンフォニー」


昨年から放送されているNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」では、
人体の各臓器は脳を経由せずに情報を交換し、ネットワークを構成している
ことを伝えていました。
そのことを色や音で体感できるコーナーです。
ミュージアムショップの品も、心臓や骨などがあって、かなりユニークです。



急速に進んでいる人体の研究の成果を分かりやすく見せてくれ、生命の不思議さ、
それを解明する努力の歴史を実感させてくれる展覧会です。
会場はかなり混雑しているので、Twitterなどで、混雑状況を確認して行かれることを
お薦めします。
展覧会のHPです。
2014年に同じ国立科学博物館で開かれた「医は仁術」展では日本の医学研究の
歴史を紹介していました。
「医は仁術」展の記事です。
池袋
池袋の東武百貨店の美術画廊では、「櫻井幸雄 絵画展」が3月21日(水・祝)まで
開かれています。

櫻井幸雄さん(1948~)は新潟県湯之谷村、現在の魚沼市生まれで、
北陸の自然の中にいる子供たちを描いています。
「出番のないベンチ」シリーズは、背番号が2桁の少年野球のベンチ要員の
子供たちを暖かい眼差しで描いています。
「出番のないベンチ・雀のとまり木」 油彩 8号

桜が咲き、野球シーズンも始まって、子どもたちが雀のように並んで、
ベンチに止まっています。
「出番のないベンチ・新車のお披露目」 油彩 15号

雪も解けて、買ってもらった新車を駆って、弟がお兄ちゃんの応援にやって来ました。
越後の山々にはまだ雪が残っています。
「出番のないベンチ・赤い体育帽子」 油彩 6号

北陸の夏の濃い青色に赤い帽子が映えます。
「出番のないベンチ・借り物」 油彩 6号

お兄ちゃんのユニフォームの赤い帽子をちょっと借りています。
「出番のないベンチ・じぶんデ」 手彩版画 8号

秋の紅葉の頃、妹はリュックの紐を自分で直そうとしています。
「遠いゴール」シリーズは「出番のないベンチ」シリーズのサッカー編です。
「遠いゴール・サポーター二人」 油彩 3号

お兄ちゃんのプレーのサポーターは妹2人です。
どれも微笑ましい場面で、少子化の進む今後も変わらず続いてほしい光景です。
2012年に同じ東武百貨店の美術画廊で開かれた「櫻井幸雄絵画展」の記事です。
chariot
池袋の東武百貨店の美術画廊では、「櫻井幸雄 絵画展」が3月21日(水・祝)まで
開かれています。

櫻井幸雄さん(1948~)は新潟県湯之谷村、現在の魚沼市生まれで、
北陸の自然の中にいる子供たちを描いています。
「出番のないベンチ」シリーズは、背番号が2桁の少年野球のベンチ要員の
子供たちを暖かい眼差しで描いています。
「出番のないベンチ・雀のとまり木」 油彩 8号

桜が咲き、野球シーズンも始まって、子どもたちが雀のように並んで、
ベンチに止まっています。
「出番のないベンチ・新車のお披露目」 油彩 15号

雪も解けて、買ってもらった新車を駆って、弟がお兄ちゃんの応援にやって来ました。
越後の山々にはまだ雪が残っています。
「出番のないベンチ・赤い体育帽子」 油彩 6号

北陸の夏の濃い青色に赤い帽子が映えます。
「出番のないベンチ・借り物」 油彩 6号

お兄ちゃんのユニフォームの赤い帽子をちょっと借りています。
「出番のないベンチ・じぶんデ」 手彩版画 8号

秋の紅葉の頃、妹はリュックの紐を自分で直そうとしています。
「遠いゴール」シリーズは「出番のないベンチ」シリーズのサッカー編です。
「遠いゴール・サポーター二人」 油彩 3号

お兄ちゃんのプレーのサポーターは妹2人です。
どれも微笑ましい場面で、少子化の進む今後も変わらず続いてほしい光景です。
2012年に同じ東武百貨店の美術画廊で開かれた「櫻井幸雄絵画展」の記事です。