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「イーグル カフェ」 湯島
湯島
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「イーグル カフェ」は湯島の天神下交差点から春日通りを少し上がった左にあります。
場所は文京区湯島3-31-2です。

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今年6月のオープンで、全席禁煙、夜にはバーになります。
現在は無休で、様子を見て休日を決めるそうです。
テーブル席10席とカウンター席10席ほどの小さなお店で、白を基調にした
明るい店内です。
真空管のアンプを使ったBGMのジャズが流れていました。

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おだやかな雰囲気のマスターによれば、お店の名前は1969年のアメリカの宇宙船
アポロ11号による月面着陸ミッションの月着陸船「イーグル」にちなんでおり、
湯島という新しい土地にやってきた意気込みを表しているそうです。

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ランチのチキンサンド630円とセットのブレンドコーヒー350円です。

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註文の都度挽いてドリップで淹れるコーヒーはフレンチ、ジャーマン、アメリカンが
あるので、ジャーマンにしました。
コーヒーは単品500円です。

サンドイッチは他にハムタマゴ、野菜があり、ホットサンドもあります。
サンドイッチは新鮮で、コーヒーはすっきりとして、美味しいランチセットです。

天神下から本郷三丁目にかけての春日通りには「TIES」「カデンツァ」「アンモナイト」
「廚菓子くろぎ」など、個性的なカフェが並んでいますが、また一つ魅力のあるお店が
増えました。


【2018/09/30 21:36】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「海を渡ったニッポンの家具-豪華絢爛仰天手仕事-」展 京橋 LIXILギャラリー
京橋
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京橋のLIXIL:GINZA2階のLIXILギャラリーでは11月24(土)まで、
「海を渡ったニッポンの家具-豪華絢爛仰天手仕事-」展が開かれています。
場所は中央区京橋3-6-18で、水曜日は休館日です。

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明治になり、輸出振興の政策の下、輸出工芸が盛んになり、多くの美術工芸品が
海外に渡っています。
その中でも陶磁器や七宝などは現在もかなり残っていますが、家具類は実用品のため
廃棄されることも多く、あまり残っていないそうです。

展覧会では寄木細工、芝山細工、青貝細工、仙台簞笥など約10点が展示されています。

寄木細工は江戸時代に静岡の浅間神社の造営に当たって集めた職人たちの
始めた工芸で、箱根にも伝わり箱根細工となっています。

写真の家具は寄木細工の飾箪笥です。

芝山細工は漆などの面の上に貝や珊瑚、象牙、べっ甲などを貼って図柄を
描きます。
江戸時代に上総国芝山(現在の千葉県芝山町)の大野木専蔵が考案し、
明治以降は大型家具も製作されています。

青貝細工は螺鈿技法の一種で、薄く削った貝殻を貼り、下地の色彩が見える
ようにした、華やかな細工です。

仙台簞笥は豪華な飾り金具の付いた重厚なケヤキの箪笥です。
仙台藩の武家が使っていましたが、避暑に訪れた外国人に注目されるように
なったということです。

たばこと塩の博物館で2011年に「華麗なる日本の輸出工芸~世界を驚かせた
精美の技~」が開かれ、寄木細工や芝山細工なども展示されていました。

「華麗なる日本の輸出工芸」展の記事です。


【2018/09/29 18:23】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「エル フォー ユー(L for You)」 南青山
表参道
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「エル フォー ユー(L for You)」は表参道交差点近くの小路にあります。
場所は港区南青山3-9-3です。

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2017年にオープンしたグロッサリー&カフェで、ヴィーガンのメニューや
グルテンフリーの食品、自家製スイーツが揃ったお店です。
店内は明るく、大テーブルを中心に15席ほどあります。

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マドレーヌオレンジ313円と有機コ―ヒー400円です。

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マドレーヌは高松市の「Patisserie Sumida」の製品で、お米とおからのグルテンフリー、
アルミフリーです。
甘くて美味しく、たっぷりのコーヒーとよく合って、小麦のマドレーヌと区別が付きません。

メニューには肉のランチもあるので、ノンヴィーガンの人も利用できるお店です。

根津美術館への大通りのショーウインドウはハロウィンが始まっていました。

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【2018/09/28 19:23】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「―あの街のどこかー  市川嘉一 油彩画展」 丸善丸の内本店 2018/9
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーBでは、「―あの街のどこかー 
市川嘉一 油彩画展」が開かれています。
会期は10月2日(火)までです。

市川嘉一さん(1953~)は滋賀県大津市出身で、現在も大津市に在住し、
イタリアなどヨーロッパの街角の風景を細密な写実によって描いています。
展覧会では約30点が展示されていて、静物や猫の絵もあります。

「マテーラの街角」
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マテーラはイタリア南部の町で、石灰岩を掘った洞窟住居で知られています。
対象の質感や光と影の具合まで巧みに再現され、その場の空気まで感じます。

2015年に同じ丸善丸の内本店で開かれた、「市川嘉一展」の記事です。


【2018/09/27 20:42】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
日本画展 「佐藤宏三の世界」 丸善丸の内本店
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーAでは、日本画展
「佐藤宏三の世界」が開かれています。
会期は10月2日(火)までです。

佐藤宏三さん(1966~)は岩見沢出身で、東京藝術大学で加山又造に
師事しています。

日本画ですが、画題も様々で、いかにも日本画風の屏風絵もあれば、
怪獣が暴れている絵もあり、師の加山又造に倣って、いろいろ挑戦
しているようです。

「南部一望」山梨県南部町
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広々とした風景で、洋画のような描き振りです。


【2018/09/27 20:40】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第82回 新制作展」 国立新美術館
乃木坂
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六本木の国立新美術館では、「第82回 新制作展」が開かれています。
会期は10月1日(月)までで、火曜日は休館日です。

新制作協会は1936年設立の美術団体で、現在は絵画部、彫刻部、
スペースデザイン部があります。
会場は撮影可能です。

佐藤泰生 「2018 あなたと私」
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サーカスの景色の中のニ人です。

板谷諭使 「実験室」
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どこかとぼけた実験室です。

小野仁良 「オトノキオク・モクゾウコウシャ I・II」
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毎年、木造の建物と人物を描いています。

金本啓子 「赫い着衣(バラの名前)」
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スペイン風の女性の衣装と花火が響き合っています。

金森宰司 「ライフ 婦人(古い茶器)」
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洋間でくつろいでいる女性の持っている茶碗は織部でしょうか。

小島隆三 「アダムとイブ」
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アダムとイブの間に居るのは神でしょうか、アフリカ彫刻のような顔立ちです。

近藤オリガ 上「友 FRIENDS」
        下「ザクロ POMEGRANATE」
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近藤さん特有の重く深い筆致と色調です。

高堀正俊 「画室」
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鏡も使った堅実な写実です。

田中直子 右「安須杜のガジマルとヤンバルクイナ」
     左「美山のケヤキとオオルリ」
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沖縄の安須杜(アシムイ)のガジマルと南丹市美山町の大原神社のケヤキです。

田村研一 「invisible para」
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地平線まで見渡せる壮大でシュールな風景です。

中井英夫 「時の馬・笑う月」
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古びた木馬は質感も表され、存在感があります。

鍋島正一 右「ムラーノの桟橋」
       左「カロンテの小舟」

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ムラーノ島はベネツィアの向かいにある島で、ガラス工芸で有名です。
カロンテ(カローン)はギリシャ神話の冥界を流れる川の渡し守です。

矢澤健太郎 「多重的世界における河口の海水浴場」
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夏の狂宴で、弁才天が琵琶を弾き、アメノウズメが桶に乗って踊っています。

阿部洋子 「まちなかの空白 I」
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セピア色がかった、忘れられたような風景です。

石川由子 「おかえりなさい!」
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郷愁を誘う駅の風景で、父親を娘が、お客を旅館の娘が出迎えています。

奥田善章 「森で見た夢―揺り籠」
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豊穣な画面の真ん中に猫の顔があります。

神野隆起 「夕映えの街 3」
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聖橋から神田川を見た風景はよく画題になっています。

塩田志津子 「湖畔―六月の雨」 
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箔も貼って、工芸品的な趣きがあります。

下倉剛史 「あの時の現場」
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夜間工事の光にたくましさがあります。

原田夏樹 「2016年 夏」
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犬も寝ていて、夏の気分が出ています。

蛭田美保子 「2つの性質」
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宝飾品を身に着けた野菜という幻想的写実です。
蛭田さんの作品は2017年に東京都美術館で開かれた「現代の写実
―映像を超えて」展にも展示されていました。

「現代の写実―映像を超えて」展の記事です。

丸尾宏一 「Fiskars」
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Fiskarsはフィンランドの村で、工具メーカー、Fiskars社の発祥の地です。

渡邊啓子 「泡X(輝く)」
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泡を描いているだけですが、味わいがあります。


2017年の「第81回 新制作展」の記事です。


【2018/09/25 19:39】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「CAFE丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」 2018/9
秋葉原
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秋葉原のヨドバシカメラの4階にある「CAFE丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」での
ランチです。
場所は千代田区神田花岡町1-1です。

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サンドイッチセット1170円です。

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トーストサンドで、タマゴとハムが入っています。

丸福珈琲店は大阪発祥のお店で、こちらは東急プラザ銀座の「銀座喫茶室」より
低価格ですが、以前の1000円より少し値上げしたようです。

丸福珈琲店のコーヒーはとても濃いのが特徴で、しっかりと美味しく、
「ヨドバシAKIBA店」に来た時はよく利用するお店です。

以前、「CAFE丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」に行った時の記事です。


【2018/09/23 18:42】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「「仏像の姿(かたち)」~微笑む・飾る・踊る~」展 三井記念美術館
三越前
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日本橋の三井記念美術館では、特別展、「「仏像の姿(かたち)」
~微笑む・飾る・踊る~」展が開かれています。
会期は11月25日(日)までです。

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仏像の「顔」「装飾」「動きとポーズ」に注目した展示で、さまざまな姿の仏像、
約40点が展示されています。

「弥勒菩薩立像」 鎌倉時代 個人蔵
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興福寺に伝来の像で、左足を少し前に出したくつろいだ姿です。
弥勒菩薩の持物は宝塔のことが多いですが、こちらは蓮華のつぼみをお持ちです。
宝冠や光背などは銅製で、細かい細工がされ、光背には円いガラス板が
嵌め込まれています。

「観音菩薩立像」 平安時代 大阪・本山寺 重要文化財
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本山寺は高槻市にある天台宗の山寺で、戦国時代の山崎の戦いで兵火に遭った
こともあります。
直立の像で、宝冠や瓔珞(胸飾り)が細密に彫られています。

「釈迦如来立像」 鎌倉時代 滋賀・荘厳寺 重要文化財
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荘厳寺は近江八幡市の浄土宗の寺院で、元は天台宗の安養寺が織田信長の
比叡山焼き討ちの際に焼かれ、慶長年間に浄土宗寺院として再建されたものです。
京都の清凉寺の国宝釈迦如来立像を模して彫られた、清凉寺式と呼ばれる姿で、
直立し頭髪は縄を巻いたような形、両肩に回した衣は同心円状の衣文を作り出しています。
清凉寺釈迦如来立像は平安時代に宋からもたらされた仏像で、当時の宋の様式とも違う、
インド風の特異な形です。
如来(釈迦如来、阿弥陀如来など)は真理を悟っているので、通常、宝飾品は着けません。

「菩薩坐像」 平安時代 岐阜・臨川寺 重要文化財
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像高30㎝近くの小さな像で、2体展示されているうちの1体です。
まぶたは厚く、両手先を失っていますが、横笛を吹いている奏楽菩薩、供養菩薩
ではないかということです。
平安時代初期の作と思われるとのことで、平等院鳳凰堂の供養菩薩に比べ、
厚みのある顔と体躯です。
臨川寺は関市の黄檗宗の寺院で江戸時代の創建なので、この像は他の寺院から
伝わったのでしょう。

「阿弥陀三尊像のうち両脇侍像」 平安時代 大阪・四天王寺 重要文化財
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共に展示されている阿弥陀如来座像とは時期は同じものの作風が違うことから、
元はこの組み合わせではなかったらしいとのことです。
踊るように片足を後ろに上げている珍しい姿で、顔立ちは優しく、上半身は裸で
条帛(肩からたすきに掛ける布)も着けていません。

「天部立像」 平安時代 個人蔵
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松山市の黄檗宗長隆寺に伝来の四天王像の1体です。
一木造で、兜を被り、憤怒の形相を見せ、胸と両膝に獣面を付けています。

「毘沙門天立像」 平安時代 東京国立博物館 重要文化財
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片足に重心を乗せ、右手に鉾、片手に宝塔を持っていて、彩色や截金がかなり
残っています。
鎌倉時代に盛んになる、目に水晶を嵌める玉眼の早い例です。
像内に収められた、毘沙門の姿を捺した110枚の紙(印仏)に天応保2年(1162)と
記されており、同時期の作と思われます。
奈良市中ノ川町にあった中川寺十輪院持仏堂に伝来に伝来した像です。
中川寺は平安時代の創建で、浄瑠璃寺や岩船寺に近く、江戸時代には衰微し、
明治初期に廃絶しています。

「不動明王立像」 鎌倉時代 埼玉・地蔵院
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宝剣を振りかざし、髪が風になびく珍しい姿で、肩幅も広く堂々としていて、
慶派の作と思われるとのことです。
地蔵院は川口市にある真言宗の陣で、平安時代の創建とされています。

「不動明王立像」 鎌倉時代 個人蔵
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右足を岩に乗せ、大見えを切るように左をにらみつける、躍動的な姿で、
鎌倉時代中期の名品とのことです。
衣に朱色の彩色や、網目文、雷文の截金が残っています。

「伽藍神立像」 鎌倉時代  奈良国立博物館
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伽藍神は寺院を守護する神で、鎌倉時代以降、宋の影響を受けた禅宗や
泉涌寺系の寺院に伝わっています。
頭巾を被り、着衣の裾を胸の前で結び、袖や袴をひるがえした、躍動的な姿です。
大黒様に似ていることから、かつては走り大黒と呼ばれていたそうです。


東京藝術大学文化財保存学専攻(彫刻)による仏像の模刻作品も何点か展示されています。

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益田芳樹作の興福寺の天燈鬼・龍燈鬼の復元模刻は、朱色と緑の肌が鮮やかで、
ぎょろりとした玉眼は大きく、銅線の顎髭がとげとげしています。
今は古色に包まれている仏像も完成したときはこんなに華やかだったのかと感心します。

「陶製象香炉 金襴手宝珠形火屋」 永樂和全 1887年
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美術館入口に飾られています。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展、「国宝 雪松図と動物アート」展です。
会期は12月13日(木)から2019年1月31日(木)までです。

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【2018/09/22 18:08】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「DEAN & DELUCA BMW GROUP TERRACE店」 2018/9
東京
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東京駅八重洲口の「DEAN & DELUCA BMW GROUP TERRACE店」に行ってきました。
場所は千代田区丸の内1-9-2で、グラントウキョウサウスタワー1階です。

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BMWショールーム内にあり、BMWの自動車が置いてあります。
M5といって、価格は約17百万円だそうです。

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DEAN & DELUCAの商品が並んでいます。

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カプチーノS360円(プラス税)です。

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お隣の韓国ではBMWの車は原因不明の出火事故を起こしていますが、
日本では平和に走っているようです。

以前、「DEAN & DELUCA BMW GROUP TERRACE店」に行った時の記事です。


自動車のショールームとセットになったカフェは他に南青山の「INTERSECT BY LEXUS」や
六本木の「ダウンステアーズコーヒー」などがあります。

「ダウンステアーズコーヒー」の記事です。

「INTERSECT BY LEXUS」の記事です。


【2018/09/21 23:09】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「アートアワードトーキョー丸の内2018」 行幸地下ギャラリー
東京
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丸の内では行幸地下ギャラリーを中心に「アートアワードトーキョー丸の内2018」が
開かれています。
会期は9月24日(月)までです。

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「アートアワードトーキョー丸の内」は若手アーティストの発掘・育成を目的に
7人の審査員が日本の美術大学・大学院の卒業・終了制作展の中から選抜して、
ギャラリーで展示する展覧会です。

今回で12回目で、25人の作品が展示され、最終日の24日にグランプリや
その他の賞が決定します。

顧剣亨 京都造形芸術大学 「Utopia_i_10」
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横805㎝の長大な作品で、砂漠の丘陵の写真です。

持田敦子 東京藝術大学 「T家の回転」
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木造家屋を筒状に切り取り、回り舞台のように回転させています。

檜皮一彦 京都造形芸術大学 「hiwadrome:type THE END spec3」
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白く塗られた車椅子が積まれ、蛍光灯に照らされ、モニターには
映像が流れています。

星野明日香 東京藝術大学大学院 「IMMIX」
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きっぱりした油彩画で、具象的な抽象です。

2016年の「アートアワードトーキョー丸の内2016」の記事です。


【2018/09/20 19:44】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「世界を変えた書物展―人類の知性を辿る旅―」 上野の森美術館
上野
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上野の森美術館では、「世界を変えた書物展―人類の知性を辿る旅―」が
開かれています。
会期は9月24日(月・祝)まで、会期中は無休、入場無料です。

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金沢工業大学は「工学の曙文庫」として、科学的発見や技術的発明が最初に
発表された初版本のコレクション、約2000冊を所蔵しています。

展覧会ではこれから選ばれた約130冊が13のカテゴリー別に展示されています。

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入ると、ハリー・ポッターの図書館のようにぎっしりと本が並んでいます。

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ピラネージ 「古代ローマの廃墟及び建造物景観」 ローマ 1748年 初版
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ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(1720-1778)は18世紀イタリアの版画家、
建築家で、ローマの景観を描いた版画で有名です。

2012年に国立西洋美術館で開かれた、「ピラネージ「牢獄」展」の記事です。

アインシュタインの研究ノート 年代不詳
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エウクレイデス(ユークリッド) 「原論(幾何学原本)」 ヴェネツィア 1482年 初版
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エウクレイデスは紀元前3世紀頃のギリシャの数学者で、幾何学の父と呼ばれています。
私は「ユークリッド幾何学」という言葉を初めて高等学校の授業で聞いた時のこと
を覚えています。

アリストテレス 「ギリシャ語による著作集」 ヴェネツィア 1495-1498年 初版
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ルネッサンス期のイタリアでは古代ギリシャ文化の研究が盛んになっています。

ライプニッツ 「極大と極小に関する新しい方法」 ライプチィヒ 1684年 初版
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ライプニッツ(1646-1716)はドイツの哲学者、数学者で、微積分法を発明しています。

コペルニクス 「天球の回転について」 ニュルンベルク 1543年 初版
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コペルニクス(1473-1543)はポーランド出身で、地動説を唱え、「コペルニクス的転回」の
言葉で知られています。

ガリレオ 「世界二大体系についての対話」 フィレンツェ 1632年 初版
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天動説と地動説の両方の支持者による討論の形を取っています。

ニュートン 「自然哲学の数学的原理(プリンピキア)」 ロンドン 1687年 初版
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万有引力の法則が書かれています。

デカルト 「方法序説」 ライデン 1637年
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「我思う、故に我あり」の言葉で有名です。

ラヴォアジエ 「科学要論」 パリ 1789年 
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質量不変の法則を発見し、近代化学の父と呼ばれています。

ファラデー 「電気の実験的研究 第I、II、III巻」 ロンドン 1839-44年 初版
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磁石をコイルの中で動かし、電流を作る、電磁誘導を創り出しています。

レントゲン 「新種の輻射線について」 ヴュルツブルク 1895-96年 初版
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X線を発見し、最初にレントゲン写真を公表しています。

アインシュタイン 「一般相対性理論の基礎」 ライプツィヒ 1916年 初版
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時間と空間を結び付けた、画期的な理論です。

湯川秀樹 「素粒子の相互作用について」 東京 1935年 初版
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陽子と中性子を結び付ける中間子の存在を予言し、1949年に日本人初の
ノーベル賞を受賞しています。

合衆国戦略爆撃調査団 「広島、長崎に対する原子爆弾の効果」 ワシントンD.C. 1946年
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日本の占領開始直後に現地入りし、詳細な調査を行なって報告書を作成しています。
広島の被害地域を赤色で表してあるのが鮮烈です。

ギリシャ語による著作集に始まり、アインシュタインの「一般相対性理論の基礎」に
至る系統図です。

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1445年頃のグーテンベルクによる活版印刷発明後の国別書物出版量の5年ごとの
変化を表したグラフの映像です。

1475年
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ルネッサンス期のイタリアが圧倒しています。

1650年
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イングランドが伸びています。

1775年
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翌年独立するアメリカが出現しています。

1800年
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ナポレオン時代の始まったフランスが拡大しています。

1850年
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ドイツが伸びています。

1900年
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日本やインド(植民地時代)などアジア圏が出現しています。

1950年
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2度の世界大戦に勝ったアメリカが拡大しています。

各国の興廃が出版数に影響していることがよく分かります。


先人たちの築き上げてきた知の蓄積を目の当たりにして、知的興奮を誘われる、
とても面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


【2018/09/18 19:52】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「シーガルコート・カフェ」 横浜
横浜
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「シーガルコート・カフェ」はそごう横浜店の3階にあります。

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シーガルコートは女性ファッションやイベントのスペースで、「シーガルコート・カフェ」は
その一角にあるカフェです。
セルフ式で、全席禁煙、吹抜けのオープンスペースで、サンディエゴをイメージしている
とのことで、パラソルも広げてあって、南国の雰囲気です。

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タマゴサラダ&ローストチキンのランチセット1000円(プラス税)です。
ベーグルのオープンサンドで、他にビーフ、スモークサーモンがあります。

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席の間も広く、開放感があります。
女性ファッションのフロアですが、男性のお客さんも仕事の打ち合わせなど、
気軽に利用しているお店です。


【2018/09/16 18:20】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
美術館・博物館めぐりとカフェの記事を書いています。

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