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「レオンズコーヒー(LEON’S COFFEE)神田店」
淡路町
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「レオンズコーヒー(LEON’S COFFEE)神田店」は本郷通りと中央通りの交差点の
南側にあります。
場所は千代田区神田須田町1-14-1です。

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リージャス神田ビジネスセンターの1階にあり、一般の人も利用できるるお店で、
今年5月のオープン、全面ガラス張りの店内は全席禁煙、簡素なつくりです。
窓から須田町交差点の様子がよく見えます。
逆に通りからも中がよく見えます。

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タッチパネル式の券売機で購入します。

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ココアワッフル260円とドリップコーヒーS280円です。

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コーヒーはすっきりした苦味系です。

BGMに「情熱大陸」のテーマが流れていて、コーヒーを飲みながら聴いているうちに
何だか元気になってきました。


【2019/06/14 20:14】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「水彩で描く美しい人」展 丸善丸の内本店
東京
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丸善丸の内本店ギャラリーAでは6月18日(火)まで「水彩で描く美しい人」展が
開かれています。

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「水彩で描く美しい人」(日貿出版社)の刊行記念展で、掲載された大友義博、小野月世、
徳田明子、松江利恵、松林淳、村田旭の6人の画家の作品全点が展示されています。

若い女性を題材にしていて、どの作品も水彩特有の淡く柔らかな色調ですが、
抒情性、背景の扱いなど、個性の違いには興味深いものがあります。

2018年に同じ丸善丸の内本店で開かれた、「小野月世 水彩画展」の記事です。


【2019/06/13 21:27】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『Ryu Itadani「ENJOY the VIEW」』展 銀座 ポーラ ミュージアム アネックス
銀座一丁目
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銀座のポーラ ミュージアム アネックスでは『Ryu Itadani「ENJOY the VIEW」』展が
開かれています。
会期は6月30日(日)まで、会期中は無休、入場無料です。

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板谷龍一郎さん(1974~)は大阪出身で、慶應大学商学部を卒業、現在は
ベルリン在住です。

作品はアクリル絵具による風景や植物などです。

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「Cabo da Roca(2)」 2019年
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ポルトガルのロカ岬です。

「Lisboa 30×30(002)」 2018年
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リスボンのお店のようです。

「Wasser Taxi」 2019年
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ポツダムのハーフェル川を水上タクシーが行きます。

「Münster」 2019年
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ミュンステルシェ・アー川のほとり辺りでしょうか。

「Tokyo 2018」 2018年
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日本庭園の向こうに東京タワーや六本木ヒルズが見えます。

明るいアクリルの厚塗りによる色面を並べ、平面的で鮮やかな、
ポップな雰囲気の、楽しくなる画面になっています。

展覧会のHPです。


【2019/06/11 19:26】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「アゼリア」 第一ホテル両国
両国
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「アゼリア」は第一ホテル両国の1階にあるレストランです。
場所は墨田区横網1-6-1です。

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約80席の店内は全席禁煙、庭に面して明るく、席の間も広く、
ゆったりしています。

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平日は11時に開店しますが、次々お客さんが入って来て、
12時頃にはほぼ満席になりました。

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日替わりパスタセット1100円です。
スープとサラダが付きます。

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海老のスパゲティは穏やかな味です。

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デザートは抹茶のムースです。

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ホテルのレストランらしく、きちんとした雰囲気ですが、堅苦しくはなく、
ゆっくりランチタイムを過ごしました。

近くの江戸東京博物館やすみだ北斎美術館への行き帰りに寄るのにも
良さそうなお店です。


【2019/06/09 12:23】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「はじめての古美術鑑賞―絵画のテーマー」 南青山 根津美術館
表参道
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南青山の根津美術館では企画展、「はじめての古美術鑑賞―絵画のテーマー」が
開かれています。
会期は7月7日(日)までです。

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「はじめての古美術鑑賞」シリーズの4回目で、今回はテーマ別に展示・解説しています。

はじめに

「絵過去現在因果経」 慶忍・聖衆丸筆 
 鎌倉時代 建長6年(1254) 根津美術館蔵 重要文化財

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釈迦の前世の物語と現世の伝記を記した経で、上半分に絵が添えられています。
奈良時代の絵過去現在因果経を鎌倉時代に写したものです。


第1章 物語絵の世界

伊勢物語、源氏物語、平家物語を題材にした絵画です。

「一ノ谷・須磨・明石図(中幅・部分)」 高嵩谷筆 江戸時代 18世紀 個人蔵
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三幅対で、中幅は平家の一ノ谷の陣に鵯越(ひよどりごえ)の逆落としをかける
源義経と武蔵坊弁慶です。
左右の幅は勇猛な中幅とは対照的な、源氏物語で名高い須磨・明石の
おだやかな景色です。


第2章 禅林の人物と中国の神仙たち

禅宗の僧の描いた禅画などです。

「羅漢図(部分)」  南宋~元時代 13−14世紀 根津美術館蔵 重要文化財
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唐末五代初の僧、禅月大師貫休(832-912)の描いた羅漢図に倣った絵です。
迫力のある画風は禅月様式と呼ばれています。


第3章 中国の故事人物画

中国の故事や人物を題材にした作品です。

「赤壁図屏風(右隻)」 谷文晁筆 江戸時代 19世紀 根津美術館蔵
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北宋の詩人、蘇軾(蘇東坡)が「前赤壁賦」と「後赤壁賦」に詠んだ景色です。
右隻の前赤壁賦では舟の上で名月を愛でています。


第4章 自然へのまなざし

風景や動物、植物などを描いています。

「四愛図」 椿椿山筆  江戸時代 19世紀 栃木県立博物館蔵
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中国の4人の詩人の愛した、菊、蓮、梅、蘭を写実的に描いています。
輪郭線を用いない、木骨法という技法を使っています。
陶淵明は菊を愛していました。

展示室5のテーマは「茶席の書画―根津青山の茶会—」です。

根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎(号青山・1860〜1940)が
茶会で用いた茶道具などの展示です。

「大津馬図(部分)」 松花堂昭乗筆 沢庵宗彭賛 江戸時代 17世紀
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沢庵和尚の賛があります。

なそもかく
おもに(重荷)大津の
馬(生)れきて
なれもうき世に
我もうきよに

大津馬は大津で荷役に使われていた馬のことで、琵琶湖を舟で運ばれてきた米を
京都まで運んだりしていました。 

茶人の間では有名な作品で、根津青山が入手したことが知られると、
盛んに披露をせがまれたそうです。


展示室6のテーマは「雨中の茶の湯」です。

梅雨の季節にちなんだ茶道具の展示です。

「古染付手桶水指」 景徳鎮窯 明時代 17世紀
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涼やかな染付です。

「色絵鉄仙花文茶碗」 野々村仁清 江戸時代 17世紀
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初夏の花、テッセンをのびやかに描いています。
仁清の始めた、胴の一部に白濁釉を掛け、その部分を避けて上絵付けをする、
掛け切りという技法に拠っています。


展覧会のHPです。


次回の展覧会は企画展、「優しいほとけ・怖いほとけ」です。
会期は7月25日(木)か8月25日(日)までです。

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根津美術館の庭です。

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【2019/06/08 19:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ル・プチメック 日比谷店」
日比谷・有楽町
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「ル・プチメック 日比谷店」は日比谷シャンテの1階にあります。
場所は千代田区有楽町1-2-2です。

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ベーカリーカフェで、2018年3月のオープン、全席禁煙、約40席のお店で、ガラス壁越しに
ゴジラ像のある通りを眺めることができます。

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各種のパンや調理パンが並んでいます。

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長いショーケースの奥から並んで、店員さんと対面式でパンを選んでいくスタイルなので、
お客さんが続いている時は後戻り出来ません。

季節野菜のフォカッチャサンド454円、鶏モモ肉のプロヴァンス風454円、 カフェラテ518円、
コーヒー410円です。

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サンドイッチは具がいろいろ入っていて美味しいです。

東京ミッドタウン日比谷の隣という賑やかな場所にあって、手軽にランチやひと休みに
利用できるお店です。


【2019/06/07 21:35】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ビーズ 自然をつなぐ 世界をつなぐ」 国立科学博物館
上野
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上野の国立科学博物館の日本館では国立民族学博物館との共同企画展、
「ビーズ 自然をつなぐ 世界をつなぐ」が開かれています。
日本館1階企画展示室での展示で、会期は6月16日(日)までです。

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人が身につけるため、ものを飾るために作られたビーズの展示です。

ビーズとはさまざまな部材をつなげたもので、貝殻、石、金属、ガラス、植物の種、
動物の牙などの他、ヒトの歯もあります。
世界最古のビーズは約10万年前のもので、イスラエルで発見されているそうです。
日本では約2万年前の北海道で石やコハク、沖縄で貝殻のビーズが作られています。

ケニアのガラスのビーズ 右:女性 左:男性
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ビーズアートもあります。
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ガラスビーズのバッグ
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右:女性用衣装 台湾 パイワン族 ガラス
中:女性用衣装 デンマーク、グリーンランド イヌイット ガラス
左:未婚女性の衣装 タイ アカ族 ガラス、タカラガイ
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アカ族は山岳部族ですが、海の産物のタカラガイを使っています。

首飾り 北海道 アイヌ ガラス
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日本建築の釘隠しのような金具も使っています。

須玖岡本遺跡20号墓出土の勾玉と小玉 福岡県春日市 弥生時代
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「漢倭奴國王」の金印で知られる、奴国のあった場所で出土しました。

ヴェネチアンビーズ イタリア ガラス
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右:鉄ビーズ ナミビア ヒンバ族
左 首飾り エチオピア
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右:首飾り インド グジャラート州 カーネリアン
左:首飾り チベット周辺国 ジービーズ、メノウ、サンゴ
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カーネリアンはメノウの一種、ジービーズもメノウを加工したものです。

首飾り インド ラピスラズリ
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宝飾用のラピスラズリはアフガニスタンだけで採れ、遠く古代エジプトまで運ばれました。

頭飾り パプアニューギニア シシミン族 シワコブムシロ
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世界最古のビーズの材料もムシロガイ類でした。

腰飾り ケニア トゥルカナ族 魚の骨
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首飾り アメリカ合衆国 クロー族 クマの爪、アシタカ類の爪、ビーバーの下顎先端
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クロー族は狩猟と商業を得意とする部族です。

頭飾り パプアニューギニア チンブー族 カタハリカナブン
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首飾り ブラジル パラカナ族 イルカの歯
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右:首飾り サモア パンダヌス
中:首飾り(レイ) ハワイ諸島 ウィリウィリ
左:首飾り ハワイ諸島 ククイノキ
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Brexitで奮闘しているイギリスのメイ首相の大きなネックレスを思い出します。

一口にビーズと言っても、その素材と利用法が世界各地の民族部族によって異なり、
実にさまざまで豊富であることに驚いてしまいます。

展覧会のHPです。


【2019/06/06 19:38】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「キスリング展 エコール・ド・パルの夢」 白金台 東京都庭園美術館
目黒・白金台
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白金台の東京都庭園美術館では、「キスリング展 エコール・ド・パルの夢」が
開かれています。
会期は7月7日(日)までです。

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エコール・ド・パリの画家として知られるモイズ・キスリング(1891-1953)の作品、
約40点を展示する展覧会です。

キスリングはポーランドのクラクフ出身のユダヤ人で、地元の美術学校で学んだ後、
1910年に19歳でパリに出てきます。
そしてエコール・ド・パリ(パリ派)として活躍しています。
エコール・ド・パリの画家にはシャガール、スーティン、パスキン、モディリアーニなど
ユダヤ系が多いですが、20世紀初めのロシアなどでのユダヤ人迫害の影響も
あってのことで、シャガール(ベラルーシ)は1910年、スーティン(ロシア)は1913年に
パリに出てきています。
キスリング自身はユダヤ系であることを嫌い、ユダヤ風のモイズ(モーセ)という
名前を使わず、サインもキスリングとだけ書いています。

「サン=トロペでの昼寝(キスリングとルネ)」 1916年 
プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーブ

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1914年に第1次世界大戦が始まるとキスリングは外人部隊に志願して負傷し、
その功績でフランス国籍を取得しています。
南仏のサン=トロペで療養している時の絵で、キュビスムやフォーヴィスムを
取り入れています。
奥さんのルネがテーブルに突っ伏しているという面白い画面で、木洩れ日には
印象派の風もあります。

キスリングは男気のある人で、1920年にモディリアーニが貧窮のうちに亡くなった時は
葬儀の全費用を負担しています。

「シルヴィー嬢」 1927年 松岡美術館
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形は単純化され、暗い背景に浮かび上がる赤い服と、大きく見開いた灰色の目が
印象的です。
彼女が何を見ているのだろうかと思わせます。

「ベル=ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)」 
 1932-33年 カンティーニ美術館、マルセイユ

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縦160㎝の大きな作品で、写実的に描かれたタータンチェックの服が目を惹きます。
モデルの母親は奔放な恋愛生活で知られた小説家のシドニー=ガブリエル・コレット
(1873-1954)ですが、ベル=ガズーの持つ白百合と白い襟が清楚な印象を与えます。
首を傾け、キスリング特有の憂愁を帯びた表情をしています。
背景を簡略化して描くキスリングにしては背景は念入りに描かれ、古典的な肖像画の
風もあります。
濃密に描かれた植物はアンリ・ルソー(1844-1910)に似ています。

「赤い長椅子の裸婦」 1937年 パリ市立近代美術館
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ジョルジョーネの「眠れるヴィーナス」やティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」に
倣った作品ですが、画面は単純化されています。
裸婦がこちらを見ているのは「ウルビーノのヴィーナス」と同じです。
長椅子の紅色が強調され、裸婦の肌にも反映しています。

1939年に第2次世界大戦が始まると、兵役年齢としては高齢にもかかわらず、
再び志願兵となりますが、フランスが降伏すると、ユダヤ人であるためアメリカに
亡命します。
アメリカでは他の亡命画家の援助も行ない、大戦終了翌年の1946年にフランスに
戻っています。

「ミモザの花束」 1946年 パリ市立近代美術館
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黄色と青の鮮やかな対比で、画面いっぱいにミモザの花が咲き乱れています。
背景を分割して変化を付けるのはキスリングの特徴です。
画面を埋め尽くす描き方はフランスの素朴派の画家、セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)や
アンドレ・ボーシャン(1873-1958)を思わせるものがあります。

「グレシー城の庭園」 1949年 松岡美術館
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松岡美術館に展示されていた時の写真です。
亡くなる4年前に描かれていますが、大きな画面の元気の良い作品です。

キスリングの作品は形が明快、色彩は明るく、人物の表情にニュアンスがあり、
見る人を惹き付けます。
古典も学び、他の画家の作風も取り入れ、消化して見せているのが魅力です。

展覧会のHPです。


【2019/06/04 19:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
第14回「永野一久 テンペラ画展」 池袋 東武百貨店
池袋
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池袋の東武百貨店の美術画廊では、第14回「永野一久 テンペラ画展」が
6月5日(水)まで開かれています。

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永野一久さん(1949~)は熊本県出身で、懐かしい風景をテンペラ画に
凝縮して描いています。

「ホルガの山」
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「バス停」
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「土間の明かり」
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「パノラマ旅行」
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思い出と夢が混じり合った、不思議な情景です。


【2019/06/03 19:27】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「スターバックスコーヒー 目黒セントラルスクエア店」
目黒
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「スターバックスコーヒー 目黒セントラルスクエア店」はJR目黒駅の横の
目黒セントラルスクエアの1階にあります。
場所は品川区上大崎3-1-1です。

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目黒駅の周辺はスターバックスの本社の入っているビルにある目黒店など、
スターバックスが3軒あり、こちらは2018年1月にオープンしています。
壁は全面ガラス張りで、外に向いたソファー席で木の緑を眺めることができます。

近くの庭園美術館で開かれている、「キスリング展」に行った時に寄りました。

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家族連れのお客さんも気軽に利用できるようにと、キッズコーナーもあります。

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今はこのメニューはありませんが、キウイフルーツ&ヨーグルトタルト496円と
ティーラテ432円です。

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スターバックス本社に近いだけあって、デザインも工夫されたお店です。


【2019/06/02 19:36】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、いまむかし」展
六本木1丁目
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六本木の泉屋博古館分館では特別展、「ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、
いまむかし」展が開かれています。
会期は7月7日(日)までです。
6月16日までの前期と18日からの後期で、かなりの展示替えがありますので、
展覧会のHPでご確認ください。

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5月27日にブロガー内覧会があったので行ってきました。
野地耕一郎分館長の解説の後、泉屋博古館の廣川守副館長と森下愛子学芸員の
解説を伺いました。

写真は特別の許可を得て撮影したものです。
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浴衣(ゆかた)は湯帷子(ゆかたびら)の略で、元は武士などが昔の蒸し風呂に
入るときなどに着ていたそうです。

手前「白麻地葵紋散らし模様浴衣」 江戸時代 17世紀後半 
 東京都江戸東京博物館蔵
奥「白麻地立涌三星梶葉模様浴衣」 江戸時代 19世紀前半 
 松坂屋コレクション J.フロント リテイリング史料館蔵

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前期の展示です。
鎧の下に着る浴衣で、葵の紋が染めてあるのは水戸徳川家の分家に伝わった品です。

やがて、江戸時代に夏の普段着として庶民にも広まり、素材も麻から木綿に
替わっています。

右「白木綿地桧扇橘模様浴衣」 江戸時代 19世紀前半 奈良県立美術館蔵
左「白麻地紅葉筏模様浴衣」 江戸時代 18世紀前半 個人蔵

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右は前期の展示です。
扇や紅葉、水流は夏にふさわしく、涼しさを連想させる柄です。
初期の浴衣は模様も大柄です。

中「白麻地石橋模様浴衣」 江戸時代 18世紀後半 
 東京都江戸東京博物館 
左「白木綿地日本三景模様浴衣」 江戸時代 19世紀前半 
 松坂屋コレクション J.フロント リテイリング史料

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前期の展示です。
日本三景を描いた、凝った模様もあります。

型紙で模様を染めるようになると、模様もどんどん細密になります。

型紙の展示です。
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浴衣の見本帳もあり、浮世絵には見本帳を見て選んでいる女性も描かれています。
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右「浅葱木綿地分銅繋ぎ模様浴衣」 明治時代 19世紀後半 個人蔵
左「白木綿地竹模様浴衣」 江戸~明治時代 19世紀後半 個人蔵

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前期の展示です。
竹模様浴衣は白地と藍地の二つの区画の中を青海波、笹、折れ竹で埋める、
極めて精緻な意匠です。
竹も分銅も吉祥模様ですが、やがて吉祥の意味は薄れ、視覚的効果のみを
追求するようにもなります。

岡田三郎助 「五葉蔦」 明治42年(1909)
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岡田三郎助(1869-1939)はフランスに留学し、画風は綿密でしっとりとしていて、
着物姿の女性を好んで描いています。
麻葉模様の浴衣を着て、団扇を持った女性です。

昭和期に入ると浴衣や着物の柄の意匠は大きく変わり、モダンなアール・デコを
取り入れたり、鏑木清方などの画家が下絵を描いたりしています。
冷蔵庫や扇風機など、夏を涼しくする技術が現れると、夏そのものを表す団扇などの
柄も現れます。

現代の浴衣も展示されています。

「紺絹紅梅織地水玉波模様絵羽浴衣」 竺仙 平成29年(2017) 個人蔵
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とても細かい波模様です。
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「ベージュ木綿麻地源氏香模様浴衣」 十代目山口源兵衛 平成30年(2018) 個人蔵
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香道で用いられる、源氏物語にちなんだ印の源氏香をあしらっています。

浴衣も初期から現代までその意匠はいろいろ変遷していることが分かります。
見事な意匠の模様の浴衣が数多く展示されていて、なかなか面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


【2019/06/01 19:56】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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