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「矢部俊一展 空刻 COMPLEX」 日本橋髙島屋
日本橋
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日本橋髙島屋美術画廊Xでは「矢部俊一展 空刻 COMPLEX」が開かれています。
会期は9月18日(月)までです。

矢部俊一さん(1968~)は岡山県備前市出身で、備前焼の伝統を受継ぎながら、
新しい造形に取組んでおられます。

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「草吹」
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備前焼の風合いのある地肌です。

「FLOW」
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「FLOW」
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「FLOW」
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金属を塗って色を変えています。

「TIME」
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メタリックなパネルになっています。

「POPS」
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さまざまな形を色変わりさせています。


【2023/09/15 20:31】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「横尾忠則 寒山百得」展 東京国立博物館
上野
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上野の東京国立博物館の表慶館では特別展「横尾忠則 寒山百得」が開かれています。
会期は12月3日(日)までです。

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寒山と拾得(じっとく)は唐時代の伝説的な風狂の僧で、文を読む寒山と箒を持った
拾得の姿は寒山拾得図として禅画によく描かれています。
展覧会では横尾忠則氏がコロナ禍の間に寒山拾得図を基に発展させて描いた
102点の作品が寒山百得と名付けて展示されています。

会場は撮影可能です。

巻物の代わりにトイレットペーパーを広げる寒山と、箒を持った拾得です。
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大谷選手も参加しています。
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ドン・キホーテとサンチョ・パンサになりました。
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キュビスムの寒山拾得です。
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何故かロビンソン・クルーソーと寒山が出会っています。
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ピカソ風の馬に乗った剣士の戦いです。
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マネへのオマージュもあります。
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こちらは久隅守景です。
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結婚式の集合写真のようですが、死者のような人物も一緒に並んでいます。
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ドクロも転がっていて、メメント・モリ(死を忘れるな)の見えるマラソンです。
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発想の赴くまま、自由に描き切った作品がずらりと並んでいて、そのエネルギーには
圧倒されます。


展覧会のHPです。


以下は私が過去の展覧会で見た、いろいろな寒山拾得図です。

(参考)
狩野山雪 「寒山拾得図」 京都府、真正極楽寺真如堂 重要文化財
奇才img122 (7)

寒山拾得は笑う姿で描かれることが多いですが、この絵では不気味な笑みを
浮かべています。

(参考)
横山華山 「寒山拾得図」 ボストン美術館
横山img136 (3)

巻物を読む寒山と箒を杖にして覗き込む拾得が墨の濃淡をはっきりさせた、
巧みな筆さばきで描かれています。

(参考)
伊藤若冲 「寒山拾得図」 個人蔵
若002

寒山は花の咲いたような愛らしい微笑みを浮かべています。

尾形乾山作・尾形光琳画 「銹絵寒山拾得図角皿」  
  京都国立博物館 重要文化財

光琳img308 (3)

弟の陶芸家、乾山との合作です。
琳派の画家として知られる光琳ですが、文人画の趣きのある絵も描いています。

(参考)
小村雪岱 「見立寒山拾得」 木版多色刷  昭和17年(1942) 個人蔵
小村002

寒山拾得図は文を読む寒山と箒を持った拾得を描きますが、こちらは柏の落葉に
何かを書いている女性とそれを見ている女性です。


【2023/09/14 19:32】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「読書する女性たち」展と「創造の現場―映画と写真による芸術家の記録」展 アーティゾン美術館
京橋・東京
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京橋のアーティゾン美術館では読書の秋ということで、「石橋財団コレクション選 
特集コーナー展示 読書する女性たち」展が開かれています。
会期は11月19日(日)までです。

ジョージ・スミス 「婦人像」 1866年
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ジョージ・スミス(1829-1901)はイギリスの画家で、人物画や風景画を描いています。
ヴィクトリア朝風の描き振りで、ジョン・エヴァレット・ミレーに似た感じがあります。

メアリー・カサット 「娘に読み聞かせるオーガスタ」 1910年
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50歳で購入した、パリの北のメニル=テリビュに館の庭で描いた作品です。
メアリー・カサットはよく母子像を描いていて、この絵も澄んだ緑とピンクで
明るくまとめ、気取りの無い日常の情景を捉えています。

2016年に横浜美術館で開かれた「メアリー・カサット展」の記事です。

アンリ・マティス 「樹間の憩い」 1923年 寄託作品
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並ぶ樹木、道に映る日の光、椅子の縞、格子縞の布など、いろいろ見せています。

アンリ・マティス 「オダリスク」 1926年
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マティスは1920年代に「オダリスク」シリーズを手掛けています。

和田英作 「読書」 1902年
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和田英作(1874-1959)は東京美術学校で黒田清輝に学び、西洋画科の
最初の卒業生となり、後に東京美術学校の校長も務めています。
1900年からフランスに留学し、黒田清輝の師であるラファエル・コランに
師事しています
フランス留学時代の作品で、堅実な描き振りです。

山下新太郎 「読書」 1908年
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山下新太郎(1881-1966)は東京美術学校で黒田清輝に師事し、フランスに
留学しています。
留学時代の作品で、フランスではラファエル・コラン、続いてフェルナン・コルモンに
師事しています。
緑を基調にした明るい色調で、花瓶の花の赤色が効いています。
泉屋博古館は同じ頃に描かれた「読書の後」を所蔵しています。

満谷国四郎 「坐婦」 1913年
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満谷国四郎(1874-1936)は太平洋画会の設立者の一人で、写実的作品を
描いていましたが、1911年に2度目の渡欧をしてから作風を変えています。
画面は簡略化され、抽象画的な要素も入っています。

遠山五郎 「婦人読書図」 1922年
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遠山五郎(1888-1928)は東京美術学校を卒業し、ニューヨークさらにパリで
学んでいます。
作風は穏やかな作風の作品を描きましたが、41歳で亡くなっています。

坂本繁二郎 「読書の女」 1923年
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坂本繁二郎(1882-1969)は1921年に小出楢重(1887-1931)と同じ船で
フランスに渡り、1924年に帰国しています。
フランスでは印象派に魅せられ、明るく柔らかな色彩の作品を描くようになります。

清水多嘉示 「憩いの読書」 1928年
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清水多嘉示(1897-1981)は始め、油彩画を描いていましたが、1923年に渡仏して
ロダンやブールデルの作品に感銘を受け、彫刻家への道を進みます。
くっきりとした、立体感のある描き振りです。

安井曾太郎 「読書」 1947年 寄託作品
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文芸春秋の表紙原画です。

***

アーティゾン美術館では「創造の現場―映画と写真による芸術家の記録」展も
開かれています。
会期は11月19日(日)までです。

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アーティゾン美術館の前身、ブリヂストン美術館が1953年から1964年にかけて、
61人の芸術家を取材して17本の記録映画「美術映画シリーズ」を製作しています。
これらの映画を紹介する企画で、取材対象の梅原龍三郎や前田青邨、川合玉堂、
鏑木清方、坂本繁二郎、高村光太郎、富本憲吉などの作品も併せて展示されています。

また、現代美術の現場を記録した写真家、安齊重男(1939-2020)の作品も
展示されています。

梅原龍三郎 「脱衣婦」 1912年 アーティゾン美術館
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坂本繁二郎 「帽子を持てる女」 1923年 アーティゾン美術館
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鏑木清方 「一葉」 1940年 東京藝術大学
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前田青邨 「紅白梅」 1970 年頃 アーティゾン美術館
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展覧会のHPです。

料金は2つの展覧会共に、同じアーティゾン美術館で開かれている、
「ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」展の料金に含まれています。 


【2023/09/12 19:53】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 「ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」展アーティゾン美術館 
京橋・東京
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京橋のアーティゾン美術館ではジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 
「ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」展が開かれています。
会期は11月19日(日)までです。

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山口晃さん(1969-)の持つ問題意識、「近代」、「日本的コード」、「日本の本来性」について、
石橋財団コレクションとのジャム・セッションによって提示する企画です。
サンサシオン(sensation)はフランス語で、感覚、気持ちといった意味です。

展示室は一部を除き撮影可能です。

山口晃 「汝、経験に依りて過つ」 2023年
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会場の最初の部屋は特別な構造をしていて、大変驚いてしまいました。
日常の感覚が当てにならないことを教えてくれます。
歩きやすい、しっかりした靴を履いていかれることをお勧めします。

山口さんの「すゞしろ日記」もこの部屋について書かれています。
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山口晃 「モスキートルーム」 2023年
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写真では少し暗く見えますが、実際は明るい真っ白な部屋で、何かと思ったら
飛蚊症の人が中に入ると、自分の飛蚊症の具合がはっきり見えます。
私にも飛蚊症があるので、本当にはっきりと見え、不思議な感覚を覚えました。

山口晃 「東京圖1・0・4輪之段」 2018-2023年 作家蔵
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2019年のNHK大河ドラマ、「いだてん ~東京オリムピック噺~」の
タイトルバックの原画です。

皇居や武道館と一緒に描かれた江戸城には天守閣もあります。
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東京駅丸の内駅舎は辰野金吾の煉瓦建てではなく、採用されなかった和風様式に
なっています。
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上野不忍池周辺は東京大学と前身の帝国大学、加賀前田藩上屋敷が並んでいます。
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山口晃 「日本橋南詰盛況乃圖」 2021年 作家蔵
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東京メトロ銀座線日本橋駅のリニューアルに合わせて、B0出口横の地下通路に
設置されたステンドグラス「日本橋南詰盛況乃圖」の原画です。
日本橋川の南側を中心にした、江戸時代から現代までの賑わいが描かれています。

現在の日本橋髙島屋です。
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江戸時代は太鼓橋だった日本橋や取り壊された日本橋野村ビルディングと一緒に
三越新館も見えます。
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現在、日本橋の上を通っている首都高速道路の撤去計画についての山口さんの
論考も展示されていて、とても興味深いものがあります。

銀座線日本橋駅にある「日本橋南詰盛況乃圖」 の記事です。


山口晃 「善光寺御開帳遠景圖」 2022-2023年 作家蔵
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2022年の信濃善光寺の御開帳の情景です。

正面から描かれた善光寺本堂、7年に一度御開帳される前立本尊と綱で
つながっている回向柱が見えます。
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善光寺の本尊は絶対秘仏で開帳されることはありません。

山口晃 「来迎圖」 2015年 作家蔵
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後光のように広がる朝日の光と諸仏、四天王、修験者です。

山口晃 「おお セザンヌ」
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セザンヌについての興味深い論考で、そういう見方をすればよいのかと感心します。

ポール・セザンヌ 「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」 1904-06年頃
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ポール・セザンヌ 「帽子をかぶった自画像」 1890-94年頃
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一緒に展示されています。

展示されている雪舟の4幅対「四季山水図」(重要文化財)に倣った
インスタレーションです。
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今回はインスタレーションもあって、さすがは山口晃さんと言える、
とても刺激的で面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


【2023/09/10 18:22】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「植田工 個展」と「荒星輝 個展」 銀座蔦屋書店
銀座
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GINZA SIXの6階にある銀座蔦屋書店のアートスペースFOAM CONTEMPORARYでは
9月12日(火)まで植田工 個展「 Punctuation Marks」が開かれています。

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植田工さん(1978~)は東京藝術大学大学院美術解剖学修士課程修了のアーティストです。

絵画作品は手早い筆捌きで、西洋画を基本にしていますが、ディズニーなどのアニメの
影響も感じられ、親しみやすさがあります。

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***

同じく6階の銀座蔦屋書店のスターバックス横のアートウォールでは9月22日(金)まで、
荒星輝 個展「On the 6F beside a cafe」が開かれ、数点が展示されています。

荒星輝さん(1995~)は武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース修士課程修了で、
細密な写実と抽象的な絵を組合わせた作品を制作されています。

明快な画面構成が印象を強くしています。

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【2023/09/09 18:41】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「TORIBA COFFEE(トリバ コーヒー)」 八重洲
東京
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「TORIBA COFFEE(トリバ コーヒー)」は東京駅八重洲口のヤンマー東京ビルの
地下1階にあります。
場所は中央区八重洲2-1-1です。
月曜日は定休日です。

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6月のオープンで、元は銀座にあった自家焙煎コーヒーの売店がこちらに移転して
カフェになったものだそうです。
メニューには空也もなかもあります。

セルフのカフェスタイルのお店で、店内は約30席、吹き抜けになった広い
オープンスペースには約40席あって、ゆっくりくつろげます。

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コーヒー400円です。

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苦みは少なく、飲みやすい味です。
カップはジノリです。

クロックムッシュ880円です。

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ベシャメルソースは豆乳と酒粕を使っており、ハムはプラス100円で、ビーガンハムに
変更出来るそうです。

こちらはバナナピーナッツトースト580円 です。

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セルフでありながら金色のカトラリーやジノリのカップを使ったり、空也もなかや
ビーガンのメニューもあったりと、いろいろ特徴があって面白いお店です。


【2023/09/08 19:38】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「再興第108回 院展」 東京都美術館 その2
上野
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上野の東京都美術館で開かれている、「再興第108回 院展」の記事、その2です。
会期は9月17日(日)までです。


「黒部心象 鉄塔」 田渕俊夫
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黒部渓谷の発電所からの電線を支える鉄塔です。

「Chimaira」 玉井伸弥
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Chimairaはキマイラ、ギリシャ神話に出てくる怪物です。

「想い遥か」 豊野芳子
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「白夜」 中井香奈子
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清々しく白い夜の情景です。

「花綴」 永井健志
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「東平の余韻」 中村譲
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新居浜市の東成(とうなる)地区にあった別子銅山の遺構です。
古代中国の要塞のような威容です。

「梅雨明け」 西岡一義
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「緑陰」 西澤秀行
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「龍の洞窟・禅」 西田俊英
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岩にゴツゴツした立体感があり、滝の音がとどろきます。

「遮那王」 阪野智啓
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遮那王は源義経の幼名です。
点けている鎧は赤糸縅胴丸で、義経が大山祇神社に奉納した甲冑を
参考にしているようです。

「上杉家御廟所」 番場三雄
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山形県米沢市にある米沢藩主上杉家の廟所で、初代謙信をはじめとする
歴代藩主が祀られています。

「青の街」 深見早苗
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「たまおと」 牧野環
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屋上で子どもがボールで遊んでいます。

「きのうのきょうとアシタ」 水野淳子
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今年の日本美術院賞(大観賞)の受賞作です。

「錯然」 宮廻正明
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むかしスケッチした長野県鬼無里村の山桃の記憶に拠っています。

「鳥の来る日」 村岡貴美男
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古代エジプト絵画を思わせます。

「先生といっしょに」 村上裕二
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村上さんは更生保護の冊子の表紙絵を担当したことをきっかけに子どもを
描くようになったそうです。

「home」 森下麻子
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華麗な悲劇の一瞬です。

「ごはんですよ」 守屋亜矢子
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猫も一緒の日常の一コマを切り取っています。

「五島の祈り」 吉村誠司
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吉村さんの先祖の地、五島を訪ねた時の印象です。

まだ残暑とは思えないほどの暑さですが、今年も秋の団体展が始まりました。


【2023/09/07 19:22】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「再興第108回 院展」 東京都美術館 その1
上野
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上野の東京都美術館では、「再興第108回 院展」が開かれています。
会期は9月17日(日)までです。

記事は2回に分け、今日はその1です。
会場は撮影可能です。

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目録の表紙や入場券の絵は齋藤満栄、「嵯峨菊」です。


「時の廻廊」 赤田美砂緒
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「戻れない道」 泉すみれ
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「不二」 井手康人
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堂々として存在感のある富士です。

「競馬場跡」 小田野尚之
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横浜の旧根岸競馬場の遺構です。
慶応2年(1866)に開設され、昭和18年(1943)に閉場した、日本最古の競馬場です。

「奥会津」 鬼塚堅太
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鉄橋を電車が通ります。

「国際フォーラム船底」 風間桜
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有楽町の国際フォーラムを海の底に見立てています。

「対面」 神谷明音
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見合っています。

「Ning」 川島優
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川島さんの黒は鮮やかです。

「葉洩れ日の港」 岸本浩希
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「桜雲」 倉島重友
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伊那の高遠城址公園のコヒガンザクラです。

「合唱」 芝康弘
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明るい陽射しを背に受けた子どもたちです。

「月の船」 清水由朗
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星空に浮かぶ月を船に見立てたそうです。

「秋うらら」 杉山紅
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「旅がひらく扉」 髙島圭史
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「田水張る」 高田裕子
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遠くの集合住宅との対比が今風です。

「倣山楽車争図屏風」 高橋天山
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狩野山楽の「車争図屏風」に倣った作品で、源氏物語の葵の上と六条御息所の
車同士の争いの場面です。

「Andante」 田島亨
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【2023/09/05 19:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
銀座和光本館の「吉田の金と上出の青  錦山窯×上出長右衛門窯」展と日動画廊の「内藤亜澄展」 
銀座
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銀座和光本店6階のセイコーハウス銀座ホールでは「吉田の金と上出の青 
錦山窯×上出長右衛門窯」展が開かれています。
会期は9月10日(日)まで、入場は無料です。

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九谷焼の錦山窯と上出長右衛門窯の作品の展示で、コラボ作品もあります。

錦山窯は金彩を得意としています。
3代目吉田美統は釉裏金彩の技法で人間国宝に指定されています。

錦山窯 「華鳥夢譚 冨貴」(壺セット)
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華やかな金襴手で、壺やカップなど、4つのパーツに分かれています。

吉田幸央 「彩色金彩水指」
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4代目吉田幸央さん(1960~)の作品で、色彩は淡く、金彩が映えてとても上品です。


上出長右衛門窯は染付を得意としています。

上出長右衛門窯 「寿福老 尺」
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寿福老(ことぶくろう)は染付の寿の字とフクロウの形を合わせた縁起物です。

上出長右衛門窯+丸若屋 「髑髏お菓子壺 祥瑞」
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細かい祥瑞(しょんずい)模様で埋め尽くしてあります。

上出恵悟 「Three houses」
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上出恵悟さん(1981~)は上出長右衛門窯6代目です。

2つの窯の多彩な作品の揃った、面白い展覧会です。

***

銀座の日動画廊では9月11日(月)まで、昭和会賞受賞記念「内藤亜澄展
―箱庭の子供たちー」が開かれています。
日曜日はお休みです。

内藤亜澄さん(1983~)は神奈川県出身で、2021年に第56回昭和会賞
を受賞されています。

「みんなで仲良く歌いましょう」
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明るい色彩ですが、子どもたちの姿はゆがみ、可愛さがありません。
散りばめられた色の点もかえって不安定感を増しています。
画家のフランシス・ベーコンを思い出す、異様さが心に残る作品です。

和光本店のショーウインドウのテーマは「呼」。
地中に張った大樹の根を表し、「呼」は息を吐くこと、自然と呼吸を合わせることを
意味するそうです。

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【2023/09/03 18:47】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェ&ラウンジ トリコロール」 新丸ビル 2023/9
東京
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新丸ビル5階の「カフェ&ラウンジ トリコロール」に行ってきました。
場所は千代田区丸の内1-5-1です。

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店内は約30席、茶色でまとめたお店は通路に面して開いていて、
開放的な感じです。

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チョコレートタルト650円とセットのコーヒー550円です。

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チョコレートタルトは濃厚で美味しく、コーヒーとよく合います。

新丸ビル7階レストラン街のテラスに出てみました。
とても暑い日で、さすがにテラス席もあまり人はいません。

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花壇に秋の七草の一つ、女郎花が咲いていました。

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東京駅丸の内駅舎を見下ろせます。

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皇居側を見たところです。

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東京海上日動ビル本館(左)と新館(右)は解体工事中で、新ビルは2028年度に
完成予定とのことです。

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【2023/09/02 19:27】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「堅山南風《大震災実写図巻》と近代の画家 大観・玉堂・青邨・蓬春」 半蔵門ミュージアム
半蔵門
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半蔵門の半蔵門ミュージアムでは特集展示、「堅山南風《大震災実写図巻》と近代の画家
大観・玉堂・青邨・蓬春」が開かれています。
会期は11月5日(日)まで、入場無料、月曜火曜は休館です。

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半蔵門ミュージアムは宗教法人真如苑が所蔵する仏教美術品を公開する施設です。

「大震災実写図巻」は日本美術院の日本画家、堅山南風(1887-1980)が
大正12年(1923)9月1日の関東大震災の状況を31枚の絵に描き、3巻にまとめたものです。

倒壊する家屋、火災に逃げ惑う人々、倒壊する浅草の凌雲閣、被災者の救護、
復興の様子が描かれています。

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上野の西郷隆盛の銅像の台座も行方不明者を探す張り紙で埋め尽くされています。

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巻末には卒塔婆と共に、柳の枝と水瓶を手にした観音菩薩が描かれ、
悲劇の後の救いを表しています。

震災img011 (2)


(参考)
「南風先生像」 昭和55年(1980)
松2-7-2010_007

松尾敏男が師の堅山南風を描いた作品です。

(参考)
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江戸東京博物館に展示されている凌雲閣の模型です。
浅草に建てられた凌雲閣は明治26年(1890)に12階建てのレンガ造で
浅草十二階と呼ばれ、10階までは物品の販売が行なわれ、上層階は
展望室になっていました。
浅草のランドマークでしたが、関東大震災で上の部分が崩壊してしまい、
その後取り壊されています。

震災当日は院展の初日で、堅山南風の師の横山大観の大作絵巻、「生々流転」も
上野の会場に展示されていましたが、幸い被災を免れています。

(参考)
「生々流転」 大正12(1923)年9月 東京国立近代美術館 重要文化財
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今日も東京都美術館で開かれている院展の初日に当たります。


他の日本画の作品も何点か展示されています。

川合玉堂 「渓山晩秋」 昭和3年(1928)頃
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玉堂らしく橋を渡る村人も小さく描かれています。

横山大観 「霊峰不二」 昭和14年(1939)
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9月10日までの展示です。
横山大観といえば富士山と松林です。

前田青邨 「紅白梅」 昭和46年(1971)頃
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9月13日からの展示です。
染付の青と梅の紅白による凛とした風情です。

山口蓬春 「春寒」 昭和17~19年(1942~44)頃
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9月13日からの展示です。

常設展示として、伝運慶作の大日如来坐像が展示されています。

「大日如来坐像」 鎌倉時代 建久4年(1193)か
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いかにも運慶らしい、きりりとした姿です。

展覧会のHPです。


【2023/09/01 19:06】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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