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「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」展 SOMPO美術館
新宿
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新宿のSOMPO美術館では「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」展が
開かれています。
会期は6月9日(日)までです。

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ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館の協力で、
19世紀から20世紀初頭の北欧絵画約70点を紹介する展覧会です。
展示室の一部は撮影可能です。

序章 神秘の源泉 ―― 北欧美術の形成

北欧では19世紀の民族意識の高まりと共に、北欧の神話や風土に根差した作品が
生まれてきます。

マルクス・ラーション 「滝のある岩場の景観」 1859年 スウェーデン国立美術館
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断崖からなだれ落ちる滝に日が当たり、水音も聞こえてきそうです。
マルクス・ラーション(1825 - 1864)はスウェーデンの画家で、海などの自然を題材に
ロマン主義による情景を描きました。

ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン 「イルマタル」
 1860年 フィンランド国立アテネウム美術館

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イルマタルは19世紀にまとめられた、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に登場する
大気の女神で、夜の海で憩っているところです。

アウグスト・マルムストゥルム 「踊る妖精たち」 1866年 スウェーデン国立美術館
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満月の夜、森の中に広がる霧が妖精たちの姿になっています。
幻想的な象徴主義の作品です。


1章 自然の力

ニルス・クレーゲル 「春の夜」 1896年 スウェーデン国立美術館
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灌木の枝が焔のように延び広がっています。
細く延びた雲、光を帯びた地平線には幻想的な趣きがあります。
ニルス・クレーゲル(キュレーゲル)(1858 - 1930)はスウェーデンの画家で、
パリでジャン=ポール・ローランスに学んでいます。
ローランスには鹿子木孟郎(1874 - 1941)も学んでいます。

エドヴァルド・ムンク 「フィヨルドの冬」 1915年 ノルウェー国立美術館
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ノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンク(1863 – 1944)の作品で、
屋外で制作されています。

ニコライ・アストルプ 「ユルステルの春の夜」 1926年 ノルウェー国立美術館
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ニコライ・アストルプ(1880 - 1928)はノルウェーの画家で、南部のユルステルで暮らし、
豊かな自然や家族を描いています。
元気の良い描き振りで、木々の枝、服の模様など、とても装飾的でもあります。
ムンクの影響を受けているとのことですが、ムンクに比べかなり気分の良い明るい雰囲気です。

ヴァイノ・ブロムステット 「初雪」 1896年 フィンランド国立アテネウム美術館
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ヴァイノ・ブロムステット(1871 – 1947)は[フィンランドの画家で、パリで学び、
後にゴーギャンに師事しています。
帰国後はナショナリズムの高まりに合わせ、フィンランドの冬景色をよく描いています。


2章 魔力の宿る森 ―― 北欧美術における英雄と妖精

テオドール・キッテルセン 「アスケラッドとオオカミ」 1900年 ノルウェー国立美術館
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19世紀にまとめられた「ノルウェー民話集」の中のお話です。
アスケラッドは民話によく登場する主人公で、兄たちに馬鹿にされますが、やがて冒険の末、
財宝を手に入れ、姫を救出して結婚します。
テオドール・キッテルセン(1857 - 1914)はノルウェーの画家で、伝説などを描いた作品で
知られています。

テオドール・キッテルセン 「アスケラッドと黄金の鳥」 1900年 ノルウェー国立美術館
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テオドール・キッテルセン 「トロルのシラミ取りをする姫」 1900年 ノルウェー国立美術館
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トロル(トロール)はノルウェーなど北欧で言い伝えられてきた怪物で、醜悪で粗暴とされ、
「ハリーポッター」のシリーズにも登場しています。
姫を攫ったトロルがシラミ取りをさせているところです。

テオドール・キッテルセンの自然、トロル、ペストを題材にした作品も大きな画面の
動画でも映写されています。
特にペストはその恐ろしさが伝わる描き振りです。

ガーラル・ムンテ 「山の門の前に立つオースムン」 1902-1904年 ノルウェー国立美術館
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北欧神話を題材にした作品で、オースムンが怪物の城に乗り込んで怪物を倒し、
姫を救い出し、財宝も持ち帰ります。
ペルセウスアンドロメダ神話や桃太郎伝説に似たお話です。
絵柄も中世のタピストリーのようです。

ガーラル・ムンテ 「一の間」 1902-1904年 ノルウェー国立美術館
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ガーラル・ムンテ 「五の間」 1902-1904年 ノルウェー国立美術館
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ガーラル・ムンテ 「帰還するオースムンと姫」 1902-1904年 ノルウェー国立美術館
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ガーラル・ムンテ 「山の中の神隠し」 1928年 ノルウェー国立美術館
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ノルウェーのバラッド(物語詩)の一つで、女性が妖怪にさらわれ、山の中の城に閉じ込められ、
記憶を無くす薬を飲まされているところです。
ガーラル・ムンテ(1849 – 1929)はノルウェーの画家で、ドイツに学び、後に装飾美術に
関心を寄せています。

フーゴ・シンベリ 「素晴らしい花」 制作年不詳 スウェーデン国立美術館
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川辺に大きな白い花が咲き、金持ちの青年は持ち帰ろうとハサミで切ろうとしていて、
それを貧しい青年が悲しそうに見ています。
フーゴ(ヒューゴ)・シンベリ(1873 – 1917)はフィンランドの象徴主義の画家です。


3章 都市 ―― 現実世界を描く

エウシェン王子 「工場、ヴァルデマッシュウッデからサルトシュークヴァーン製粉工場の眺め」
 制作年不詳 スウェーデン国立美術館

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住んでいたストックホルムのヴァルデマッシュウッデから入江の対岸をみた景色で、
工場の煙や街灯が見えます。
工業化の始まった時代、煙突や工場の煙もよく印象派などの絵の題材になっています。
エウシェン王子(1865 - 1947)はスウェーデン国王オスカル2世の四男で、画家でもありました。
パリではレオン・ボナやシャヴァンヌに学んでいて、作風はロマン主義的です。

アクセリ・ガッレン=カッレラ 「画家の母」 1896年 スウェーデン国立美術館
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アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865 - 1931)はフィンランドを代表する画家で、
叙事詩「カレワラ」を題材にした作品を多く描いています。
カッレラの母は神秘主義に傾倒していて、カッレラもその影響を受けて象徴主義の作品を
描くようになったそうです。

エドヴァルド・ムンク 「ベランダにて」 1902年 ノルウェー国立美術館
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ノルウェー南部のオースゴールストランの別荘で描いており、色彩は強いですが、
ムンクとしては明るく、穏やかな雰囲気です。

ムンク以外は北欧の画家のことは今まで良く知りませんでしたが、この展覧会でその風土と
歴史に根差した作品を数多く観ることが出来ました。

展覧会のHPです。


【2024/03/31 19:08】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」展 国立西洋美術館
上野
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国立西洋美術館では「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」展が開かれています。
会期は5月12日(日)までです。

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国立西洋美術館で初めて現代美術を本格的に展示する展覧会です。
西洋美術館は20世紀前半までの西洋美術の作品を所蔵していますが、設立の趣旨に戻れば、
未来の芸術をつくってゆける刺激の場を目指していたとのことです。
そこで、西洋美術館がその趣旨を叶えてきたかを現代のアーティストたちに問うもので、
以下の20名以上の現代作家の作品が西洋美術館の所蔵作品と一緒に展示されています。

飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣、小沢剛、小田原のどか、坂本夏子、杉戸洋、鷹野隆大、
竹村京、田中功起、辰野登恵子、エレナ・トゥタッチコワ、内藤礼、中林忠良、長島有里枝、
パープルーム(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わきもとさき)、布施琳太郎、
松浦寿夫、ミヤギフトシ、ユアサエボシ、弓指寛治

作品は一部を除き撮影可能です。

右:松浦寿夫 「キプロス」 2022年 作家蔵
左:ポール・セザンヌ 「ポントワーズの橋と堰」 1881 年
 
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セザンヌとのコラボです。

小沢剛 「帰って来たペインター F」 2015年 森美術館
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架空の画家、ペインターFが戦時中にインドネシアに従軍したという
想定による絵画シリーズが展示されています。

モデルになった藤田嗣治の作品も展示されています。

藤田嗣治 「坐る女」 1929年
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2015年に資生堂ギャラリーで開かれた「小沢剛展 帰って来たペインターF」の記事です

写真家の鷹野隆大さんの作品と、ドニやクールベなど、西洋美術家の所蔵作品が並んで
室内の壁に飾られています。
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モーリス・ドニ 「水浴」 1920年
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山谷に住む人たちを描いた、弓指寛治さんの作品です。
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国立西洋美術館のある上野公園は多くの路上生活者の集まる場所でした。
現在も上野公園や山谷の他、各所で炊き出しが行われています。

右:坂本夏子 「入口」 2023年 作家蔵
左:ポール・シニャック 「サン=トロペの港」 1901 –02年

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坂本さんの作品は点描に近い描き振りです。

手前:竹村京 「修復されたC.M.の1916年の睡蓮」 2023 – 2024年 作家蔵
奥:クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」1916 年 

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クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」 1916年 
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横4.25mの大作で、2016年にルーヴル美術館でロールに巻かれた状態で発見され、
松方コレクションの一部として日本に返還された作品です。
損傷が激しく、かなりの部分が欠けた痛々しい姿で、竹中さんはその欠けた部分を
補っています。


展示にも工夫があり、今までの国立西洋美術館とはかなり趣きの違う、なかなか
刺激的な展覧会です。
作品の中には長い文章を含むものもあり、しっかり観ていくとかなり時間が掛かります。

展覧会のHPです。


【2024/03/30 18:18】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「スターバックス コーヒー 銀座 蔦屋書店」と「EATALY」
銀座
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GINZA SIXの6階にある、「スターバックス コーヒー 銀座 蔦屋書店」に行ってきました。
場所は中央区銀座6-10-1です。

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以前あったリザーブバーは無くなって、ソファー席に変わりました。
早めの時間なので、まだ空いていました。

生命体のようなオブジェです。

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スターバックスリザーブのラテ605円と、クッキーとチョコレートのパウンドケーキ
390円にしました。

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リザーブのラテは濃厚で美味しく、ケーキはかなり甘いです。
リザーブのあるお店もスターバックスの楽しみの一つです。


別の日に同じ6階の「EATALY」に行ってきました。

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カプチーノ680円とエスプレッソマッキアート580円はEATALYらしく、しっかりと
美味しいです。

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カップはヴェルニャーノで、店内で販売もされています。

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和光本店のショーウインドウは、テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻~服部金太郎物語」の
宣伝でした。

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3月30日(土)夜9時よりの放送です。

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服部金太郎(1860ー1934)は服部時計店の創業者で、銀座四丁目の現在地に居を構えたのは
明治27年(1894)のことです。


【2024/03/29 19:29】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第79回春の院展」 日本橋三越本店
三越前
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日本橋三越本店では、「第79回春の院展」が開かれていて、
約330点が展示されています。
会期は4月8日(月)まで、入場料は一般・大学生800円です。
春の院展の作品は秋の院展に比べ、一回り小さいサイズです。

会場は撮影可能です。


赤田美砂緒 「ひかりの扉」
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井手康人 「不二」
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一面に花の形の地模様が入っています。

小田野尚之 「次の駅へ」
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加藤清香 「旅立ち」
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タンポポの綿毛が旅立っています。

川島優 「Blue」
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河本真理 「想」
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岸本浩希 「射る」
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カワセミが水中で魚を捉える一瞬です。

倉島重友 「さえずり」
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芝康弘 「朝の光」
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白井進 「経」
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西藤哲夫 「Maboroshi(幻)」
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「銀河鉄道の夜」を思い出す、幻想的な情景です。

高橋天山 「初音」
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田渕俊夫 「運河」
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那波多目功一 「八ッ橋花菖蒲」
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西田俊英 「翳りゆく樹」
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番場三雄 「ペシャワール追想」
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ペシャワールはパキスタンの都市で、西に行くとアフガニスタンに通じる
カイバル峠があります。
かつてはガンダーラ地方の仏教の中心地でした。

松本高明 「盛秋」
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本地祐輔 「松坂屋屋上遊園」
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吉田圭一郎 「野あざみ」
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【2024/03/28 19:30】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「博物館でお花見を」 東京国立博物館 2024年3月
上野
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上野の東京国立博物館の恒例の展示、「博物館でお花見を」に行ってきました。
会期は4月7日(日)までです。

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国宝室の展示は群書治要です。

「群書治要」 巻二十六 平安時代・11世紀 国宝
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唐の2代皇帝太宗の命により魏徴や虞世南らが編纂した、治世の参考となる文章を集めた
50巻の書物で、貞観5年(631)に成立しました。
濃淡に染めた紙や、藍や紫の小さな紙料を雲のように散らした飛雲紙(とびくもがみ)に
書かれています。
中国では宋代に散逸しましたが、日本では幾つもの写本が伝わり、東京国立博物館は
九条家伝来の、最古の写本とされる平安時代中期の作、13巻を所蔵しています。

飛雲も見えます。
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「歌舞伎遊楽図屏風」 筆者不詳 江戸時代・17世紀 文化庁蔵 重要文化財
右隻
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揃いの衣装を着た歌舞伎役者の総踊りを武士や僧侶が見物しています。
今のラインダンスのようです。
満開のヤマザクラです。

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左隻
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女性たちがカルタや双六に興じています。

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森田曠平の「出雲阿国」はこの屏風や、狩野長信の「花下遊楽図」などから
想を得た作品です。

(参考)
森田曠平 「出雲阿国」 1974年 山種美術館
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(参考)
「花下遊楽図屏風(左隻 部分)」 狩野長信 江戸時代・17世紀 東京国立博物館 国宝
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「桜下美人図」 長沢芦雪 江戸時代・18世紀
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芦雪にしては珍しい美人図です。
枝垂れ桜に手をやる若い女性は紫の無地の振袖に青海波模様の長襦袢、
龍の模様の帯をしています。

「桜図」 広瀬花隠 江戸時代・19世紀
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単暁桜という品種のようです。
幕末期には二百数十種の桜の品種があったそうです。
広瀬花隠(生没年未詳)は江戸中期の人で、桜の絵を得意としていました。

「縁先美人図」 田村水鴎 江戸時代・18世紀
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水仙を持った女性の着物には文字紋で花車と書かれています。
田村水鴎(生没年未詳)は土佐派を学んだと思われる、肉筆の浮世絵師です。

「三十六歌仙・在原業平朝臣」  鈴木春信 江戸時代・18世紀
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桜の下を花魁が禿を従えて通ります。
歌は在原業平です。

 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし


「金龍山桜花見」 鳥文斎栄之 江戸時代・18世紀
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3枚続きの大判錦絵で、浅草寺の五重塔が遠くに見える浅草をそぞろ歩きする女性たちです。
右側から来る女性は武家、左側は町家の女性とのことです。

「東都名所・吉原仲之町夜桜」 歌川広重 江戸時代・19世紀
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左右に消失点のある画面で、満月に照らされた吉原の夜景です。

「振袖 鼠縮緬地琴棋書画風景模様」 江戸時代・19世紀
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中国で文人のたしなむべき教養の琴、碁、書、画に桜や菊を刺繍や型染で表しています。
江戸時代には、人物を描かない留守模様として着物に取り入れたそうです。

「色絵桜樹文十角鉢」 伊万里 江戸時代・18世紀
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金泥を色絵素地に焼付ける中国の金襴手の技法を伊万里では元禄期に取り入れています。
十角という珍しい形で、桜と菊の花は赤と金で描かれています。
「型物」と呼ばれる、国内向けの作品とのことです。

「瓢形酒入」 船田一琴 江戸時代・天保14年(1843)
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四分一(銀と銅の合金)と銅の板を継合わせを素材として、桜は金鍍金されています。
刀装金具の技術による彫金作品で、船田一琴は幕末の名工、後藤一乗の弟子です。

博物館前のカンヒザクラは満開でした。

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【2024/03/26 20:06】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「白日会創立百周年記念展」 国立新美術館 その2
乃木坂
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六本木の国立新美術館で開かれている「白日会創立百周年記念展」の記事を2回に分け、
今日はその2、風景画を載せます。
会期は4月1日(月)まで、火曜日は休館日です。

井阪仁 「聖ニコラス教会(プラハ)」
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長船善祐 「海響」
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亀井輝雄 「田園」
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亀山裕昭 「落城」
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久保五三 「陽の当たる場所」
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三箇大介 「夕日ヶ浦」
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下 時治郎秀臣 「春遠からじ」
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園田保博 「伐採山の一本の木」
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中島健太 「匿名の地平線-ver. monochrome」
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二木ゆき子 「猫の居場所」
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長谷川晶子 「Secret Garden」
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林勝久 「船瀬」
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古澤新司 「みなと」
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山田利男 「離氷の岬」
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山本章 「Blue waves」
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【2024/03/24 14:59】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「白日会創立百周年記念展」 国立新美術館 その1
乃木坂
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六本木の国立新美術館では「白日会創立百周年記念展」が4月1日(月)まで開かれています。
火曜日は休館日です。

白日会は大正13年(1924)の発足時から写実を追求している団体で、
絵画部と彫刻部があます。
今年が100周年に当たり、創立会員や重要会員の作品も展示されています。
会場は撮影可能です。

記事は2回に分け、今日は人物画と静物画を載せます。

山本大貴 「孤愁の園」
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扇にはロココ時代の優雅な雅宴画が描かれています。

伊勢田理沙 「ゆったり昼下がり」
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紅茶ポットも猫の形です。

岩本将弥 「雪明かり」
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大友義博 「夢のつづき」
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小野月世 「風光る」
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木原和敏 「Late Summer」
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曽剣雄 「勝利の日」
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鳥のような形はウクライナの青と黄色をしています。

中山忠彦 「青衣立像」
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原太一 「セッション」
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原さんの絵に登場する兎は風神の風袋の口から顔を出しています。

福井欧夏 「白雪に眠る」
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宮本佳子 「たちどまる」
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黒木ゆり 「透明な時間」
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中谷晃 「瑞花の庭園」
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馬殿財 「邂逅相逢」
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何とも明るくきっぱりとした細密画です。

丸山一夫 「黒い静物」
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心地良い黒です。
【2024/03/23 18:17】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「猿田彦珈琲池袋店」 2024年3月
池袋
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池袋の「猿田彦珈琲池袋店」に行ってきました。
場所は豊島区南池袋1-16-15で、西武池袋駅南口のダイヤゲート池袋にあります。

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猿田彦珈琲の運営するベーカリーが併設されていて、いろいろなパンも
販売されています。

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ドリップコーヒーは出来ると呼び出しベルが鳴ります。
印象派ブレンド630円、春うららブレンド650円とショコラみるくパン286円、
紅茶とオレンジみるくパン286円にしました。

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紅茶とオレンジみるくパンはほんのりオレンジの香りがします。
コーヒーはすっきりとして、味に深みがあり、とてもおいしいです。
印象派ブレンドにはモネの絵のシールが付いてきます。

店内には日光が差し込み、ジャズピアノが聞こえ、心地良いひと時でした。


【2024/03/22 19:05】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ポーラ ミュージアム アネックス展 2024 ―表彰と趣意―」後期 銀座 ポーラ ミュージアム アネックス
銀座一丁目
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銀座のポーラ ミュージアム アネックスでは「ポーラ ミュージアム アネックス展 2024
―表彰と趣意―」が開かれています。

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前期3名、後期3名のポーラ美術振興財団による若手芸術家の在外研修助成を
受けた方々の作品の展示です。
後期の会期は4月14日(日)まで、会期中は無休です。

水永阿里紗さん(1984~)は広島県出身、東京藝術大学大学院壁画分野終了で、
ドイツでステンドグラスの技法を研修されています。

「メメント・モリ」 2022年
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メメント・モリはラテン語で、死を思えという意味です。

「怒り」 2023年
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子どもの未来を奪う戦争への怒りです。

「子どもの第九」 2024年
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びっしり並んだ子どもたちが声を揃えて第九を歌っています。


菊池奈緒さん(1988~)は栃木県出身、多摩美術大学大学院修士課程修了で、
ドイツで研修されています。
作品は陶製で、建築に想を得ています。

「ヴェルク・プロムナード #3」 2023年
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「ヘルツベルガー通り #3」 2023年
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「ケルナー通り(s/w)」 2023年
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「ヴァルト通り」 2024年
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鶴見朋世さん(1994~)は三重県出身、多摩美術大学テキスタイル専攻卒業で、
イギリスで研修されています。

テキスタイルの作品です。

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「fragments of silent trace (#001a)」
「fragments of silent trace (#001b)」
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「fragments of silent trace (#007)」
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前期展の記事です。


【2024/03/21 19:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「VOCA展2024 現代美術の展望―新しい平面の作家たち─」 上野の森美術館
上野
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上野の森美術館では「VOCA展2024 現代美術の展望―新しい平面の作家たち─」が
開かれています。
会期は3月30日(水)までで、休館日はありません。

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VOCA展は全国の学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40歳以下の
若手作家を推薦してもらい、その作家が平面作品の新作を出品する
というもので、今年で31回目にります。
VOCAとは、"THE VISION OF CONTEMPORARY ART"のことです。
今回はVOCA賞、奨励賞2名、佳作賞2名を含め、31名の作家の作品が展示されています。

VOCA賞 大東忍 「風景の拍子」
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木炭で描かれています。
夜の土手道のような所で踊っているのは作者自身ということで、何故か心惹かれる
不思議な情景です。

VOCA奨励賞 片山真理 「red shoes #001 #002 #003」
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下半身には何本もの手の写真が広がっています。
作者は幼い頃に両足を失っていて、手が足の役割も果たしていました。

VOCA佳作賞 笹岡由梨子 「Animale/ベルリンのマーケットで働くクマ」
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自身の身体の一部や映像、自作の歌などを組合わせて構成された、賑やかな作品です。

東山詩織 「Formation Charat」
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景色が幾何学的な形に再構成され、どんどん展開していきます。

宮内裕賀 「生かされていくこと」
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20年間、イカだけを描いてきた画家で、この絵も共食いするアオリイカです。
自身もイカに共食いされたいそうです。

いろいろ特異な視点の作品が集まっていて、面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


【2024/03/19 20:44】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「山本直彰 ドアの向こうで小鳥が狂う」展 日本橋髙島屋
日本橋
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日本橋髙島屋美術画廊Xでは「山本直彰 ドアの向こうで小鳥が狂う」展が開かれています。
会期は3月25日(月)までです。

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山本直彰さん(1950~)は横浜市出身で、愛知県立芸術大学日本画科で片岡球子、
大森運夫に学んでおられます。

作品には日本画の特徴の装飾性は無く、鋭く、禁欲的です。

「帰還 XX」
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「DOOR XXX」
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「ドアの向こうで小鳥が狂う X-1」
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「DOOR 2401」
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「DOOR 2402」
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ドアを境界として、こちら側と向こう側の世界があります。


【2024/03/17 19:21】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「金田涼子個展 流るる星々の行方」 銀座蔦屋書店
銀座
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GINZA SIXの6階にある銀座蔦屋書店のイベントスペースGINZA ATRIUMでは
3月21日(木)まで、「金田涼子個展 流るる星々の行方」が開かれています。

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金田涼子さん(1992~)は茨城県出身、横浜美術大学卒業で、日本の自然や神々と
一体になった女の子を描いています。
アニメやマンガのような可愛い女の子ですが、描かれている情景は雄大です。

右上にイザナギ・イザナミの神が見えます。
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左の3つの星は夏の大三角のベガ(織姫)・アルタイル(彦星)・デネブです。
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目にも星が映っています。
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頭に太陽と、太陽の化身とされる八咫烏(やたがらす)が乗っています。
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こちらは月と餅を搗く兎です。
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【2024/03/16 20:38】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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