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「ヨーロッパの風 岩永てるみ日本画展」 日本橋三越
三越前
chariot

日本橋三越本店画廊で開かれている「ヨーロッパの風 岩永てるみ日本画展」に
行ってきました。
会期は4月26日(火)までです。

岩001


岩永てるみさん(1968~)は院展の院友で、写実的で静かな叙情性のある作品を
描いています。
今回はパリやプラハ、ヴェネツィアなどヨーロッパの風景、約20点の展示です。
何気ない景色を水彩を思わせる薄塗りで、スケッチ風に捉えています。

「雪のルーヴル パリ」 50号
岩002

壮麗な建物と淡雪の対比です。

「トリム プラハ」 20
岩003

スナップ写真のようで、赤色の連なりが目を惹きます。

「パッサージュ パリ」 20号
岩004

天井からの光に浮かび上がる空間です。

「リヨン駅・朝霧 パリ」 12
岩005

移ろう時間の中の情景です。

「マーケット ロンドン」 10号
岩006

さまざまな光の形です。

岩永さんの作品はどれも光と影を意識しています。

画廊におられた岩永さんにお訊きしました。

今回はヨーロッパだが、今後はアジアの風景も描いてみたい。
日本画で西洋の風景を描くことの意味を問われることもあるが、東洋西洋を
意識せず、自分が感動するものを描いて行きたい。

とのことでした。

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【2011/04/22 00:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • かんべえさん、こんばんは。
  • 岩永さんの風景画は薄塗りということもあって、さらりとした感じです。
    同じ景色でも描き方で雰囲気が変わるのでしょう。
    電車の電線を張り巡らせたプラハの街というのも絵になりますね。

    【2011/04/24 00:09】 url[chariot #/8nqih4Y] [ 編集]
  • こんばんは。

    パソコン画面を通しても、写真や記憶(具体的にこの風景ではないですが)にあるものと色や感触が違って見えて、おもしろそうですね。

    プラハには一度行ってみたいです。

    【2011/04/23 21:24】 url[かんべえ #SqoPBuKQ] [ 編集]
    please comment















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