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古今集 花のごと
花のごと
chariot
photo by taro

花のごと世のつねならばすぐしてし昔は又もかへりきなまし

花が毎年咲くように世の中が常に変わらないものならば、
過ごして来た昔の時代はまた帰ってくるだろうに。

古今集春歌下98番の歌で、よみ人しらずです。

花は毎年変わらずに咲くのに、なぜ人はただ老いて行くのだろうと
嘆いています。
未来に期待することも無く過去を振り返るような年になった人の感懐です。
若い時に華やかな人生を送った人ほど、この思いは深いことでしょう。
晴れの場の歌ではなく、ふと洩らした溜め息のような歌です。

古い注には、元良親王(890-943)の作とあるそうです。
元良親王は陽成天皇の皇子で、色好みで知られています。

さ0035

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【2011/05/05 09:11】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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