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古今集(七夕)と銀座の柳
銀座・有楽町
chariot

天河あさせしら浪たどりつつわたりはてぬにあけぞしにける

天の川の浅瀬がどこにあるか知らないので、
しら浪の立っている所をたどって渡っているうちに
夜が明けてしまったよ。

古今集夏歌178番の歌で、作者は紀友則です。

彦星が歩いて天の川を渡る様子を詠っていて、
しら浪に「知らな」と「白浪」を掛けています。

五七五七七のすべてがア音で始まっています。
「夜ぞあけにける」の方が分かりやすそうなのに、
「あけぞしにける」としたのは、その工夫でしょう。
「あさせしら波」も上手い言い回しです。

銀座に行ったら、あちこちに七夕飾りがありました。
色々、現実的な願い事が書いてあります。
後で赤坂日枝神社でお炊き上げするそうです。

七夕2

これは銀座4丁目ライオン横の飾りです。


銀座4丁目の宝飾店の天賞堂では、キューピッドが弓に矢をつがえ、
顔を半分覗かせて、恋に墜ちる人を物色しています。

キューピッド


矢の当たった人は、こちらのお店で
何かお買い上げになる仕組みのようです。


銀座と言えば、柳です。

柳1

これは外堀通りの柳です。

銀座の柳は東京行進曲でも有名です。

♪昔恋しい銀座の柳
仇な年増を誰が知ろ
ジャズで踊ってリキュルで更けて
あけりゃダンサーの涙雨♪

西條八十作詞、中山晋平作曲、昭和4年の曲で、世界恐慌の
始まった年にあたります。

恋の丸ビル、浅草の地下鉄、新宿のデパートなど、戦前の東京の
一番賑やかだったころのことが歌われています。

歌が古いレコード盤から聞こえてくるような気がします。

銀座の柳の由来を書いた碑です。

柳の碑

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【2008/07/05 23:41】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
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