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旧東京音楽学校奏楽堂 日曜コンサート
上野
chariot

東京藝術大学の学園祭、「藝祭」のあった日に旧東京音楽学校奏楽堂に行ってきました。

旧東京音楽学校奏楽堂は東京藝術大学音楽学部の前身の東京音楽学校の施設で、
明治23年(1890年)に創建された日本最古の木造による洋式音楽ホールです。

ソ0050

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屋根飾りは火炎太鼓、笙、ハープをあしらっています。

ソ0084


建物の前には卒業生で、明治時代の日本の代表的な作曲家である瀧廉太郎の像も
置かれています。
作者は朝倉文夫です。

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2階のホールから門を見おろしたところです。

ソ0068


ホールの窓です。

ソ0066

ソ0072


創建時はもっと長い建物でしたが、現在地への移築時に中心部のホールとその周り
のみに縮められました。
壁の間や床下には音響効果を高めるため、藁やオガ屑が詰められています。

ホール正面のパイプオルガンはイギリス製で、紀州徳川家の徳川頼貞が購入し、
昭和3年(1928年)に奏楽堂に設置されています。

ソ0057


その後、老朽化に伴い取り壊すか保存するか、保存の場合は明治村に移築するか、
台東区に残すか議論がありましたが、昭和62年(1987年)に台東区によって
藝大に隣接する現在の場所に移築され、翌年、重要文化財に指定されています。

現在の奏楽堂は展示室を備え、コンサート会場としても利用され、毎週日曜日の
午後には東京藝術大学の学生による日曜コンサートが開かれています。

第1、3日曜日はチェンバロ、第2、4日曜日はパイプオルガンの演奏で、奏楽堂の
入館券300円で聴くことが出来ます。

9月4日の日曜日に行ってきました。

その日は藝大の学園祭である藝祭の当日ということで、チェンバロ演奏だけでなく、
東京藝術大学バッハカンタータクラブによる管弦楽と合唱も行なわれました。
公園の蝉の声も聞こえてくる会場はほぼ満席でした。

奏楽001


プログラムはバッハ作曲による以下の作品でした。

  パルティータ第1番BWV825より
    チェンバロ 寺田悦子

  カンタータ93番「ただ愛する神の御手にゆだねる者を」BWV93
    指揮 原田遼太郎、演奏 東京藝術大学バッハカンタータクラブ

  ミサ曲イ長調BWV234
    指揮 原田遼太郎、演奏 東京藝術大学バッハカンタータクラブ

チェンバロの演奏は涼やかな音色が響いて、外の蒸し暑さを忘れさせてくれます。

カンタータとミサ曲は40人ほどの編成で、ソロと合唱があります。

木造の会場に響き渡る音楽と朗々とした若い歌声を聴いていると、西洋音楽を日本に
根付かせるための先人たちの払った努力のことも思われます。

奏楽堂のHPです。


外の通りでは藝大の学生さんのお神輿が練り歩いていました。

花咲じじいが大きな桜を咲かせています。

ソ0106

麒麟のビールは渦を巻いて流れています。

ソ0109

ソ0110

ソ0101

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