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「胸中の山水 細川護熙」展 菊池寛実記念智美術館
神谷町
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虎ノ門の菊池寛実記念智美術館では「胸中の山水 細川護熙」展が開かれています。
会期は2012年1月9日(月・祝)までです。

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細川護熙さん(1938~)は政界引退後は湯河原の「不東庵(ふとうあん)」で作陶や
書に親しんでいます。
2009年からは油絵も始め、今回が美術館での初めての油絵の展覧会になります。
展覧会では、茶陶、陶仏、油絵、書など約60点が展示されています。

「飲酒」 2010年
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陶淵明の詩、「飲酒其五」の一節に拠っています。

 采菊東籬下
 悠然見南山
 山気日夕佳
 飛鳥相與還

細川さんが実際に見た廬山の光景を基にしているとのことで、近景には菊や人物の姿、
遠景の廬山には鳥も見えます。
山水画などの東洋画とは違う描き方ながら、夕暮れの菊園のしみじみとした雰囲気を
よく表しています。

「山水寒山」 2011年
縦120cm、横360cmの大きな画面で、銀箔の地に雲の間に浮かぶ山々を描いています。
雲は渺渺と広がり、漢詩の精神世界を存分に描き出しています。

他に唐の王維の「送別」、崔顥(さいこう)の「黄鶴楼」、北宋の蘇東坡の「赤壁賦」などに
拠った油彩画と書も展示されていて、細川さんの漢詩への思いの深さを示しています。

「陶仏」 2011年
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信楽焼の陶仏や五輪塔が何点かあって、古寂びた味わいがあります。

「赤茶碗」 2007年
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細川さんの茶碗はどれもかなり大振りで堂々としていて、茶席用というより作って
楽しむといった感じがします。

細川護熙さんの和漢にまたがる精神世界の広がりを十分に味わえる展覧会でした。

2010年に日本橋三越で開かれた、「細川護熙展」の記事です。
展覧会のHPです。


美術館とホテルオークラの間にある江戸見坂です。
北東方向を向いていて、昔はここから江戸の町並みを見渡せたので、
この名が付いたそうです。

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25日の夜、銀座、有楽町に行きました。
クリスマスも終わりましたが、その時の写真を少し載せます。

ソニービルのDream Xmas 2011です。
4万個のLEDを使ったオブジェが色を変えて点滅していて、大勢の人が
写真を撮っていました。
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交通会館前
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マロニエゲート
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通りにはもう正月用の門松を乗せたトラックが停まっていました。
朝にはすっかり新年を迎える街に変わるのでしょう。


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【2011/12/27 05:12】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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