日本橋
日本橋高島屋の美術画廊Xでは3月11日(月)まで、「sh 高井史子展」が
開かれています。
高井史子さん(1982~)は神奈川県生まれで、東京藝術大学大学院博士課程を
修了しています。
油彩画で、どの作品も青の濃淡と白だけを使って、幻想的な情景を描いています。
それは枯れ木だったり、雲だったり、飛ぶ鳥だったりして、風景の中に
ふっと浮かび上がっています。
sh

sh2

sh3

sh4

高井さんの言葉によれば、日常のうつろいゆくもの、いつかは消えていくものを
モチーフにして描いているとのことです。
タイトルの「sh」とはshiro(白)とhone(骨)を意味するそうです。
白い骨になったあとも生き続けるものがあるとしたら、それは誰かのなかに残る
記憶であり、それが永遠に残る瞬間を描き出し、その風景を人々と共有するのが
絵を描く動機とのことです。
枯れ木も雲も鳥も消えてしまいますが、その記憶を絵の形に留めれば、
永遠のものになるでしょう。
絵の本質は記憶を永く留めるものであるということを思い出させます。
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日本橋高島屋の美術画廊Xでは3月11日(月)まで、「sh 高井史子展」が
開かれています。
高井史子さん(1982~)は神奈川県生まれで、東京藝術大学大学院博士課程を
修了しています。
油彩画で、どの作品も青の濃淡と白だけを使って、幻想的な情景を描いています。
それは枯れ木だったり、雲だったり、飛ぶ鳥だったりして、風景の中に
ふっと浮かび上がっています。
sh

sh2

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高井さんの言葉によれば、日常のうつろいゆくもの、いつかは消えていくものを
モチーフにして描いているとのことです。
タイトルの「sh」とはshiro(白)とhone(骨)を意味するそうです。
白い骨になったあとも生き続けるものがあるとしたら、それは誰かのなかに残る
記憶であり、それが永遠に残る瞬間を描き出し、その風景を人々と共有するのが
絵を描く動機とのことです。
枯れ木も雲も鳥も消えてしまいますが、その記憶を絵の形に留めれば、
永遠のものになるでしょう。
絵の本質は記憶を永く留めるものであるということを思い出させます。
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とても面白かったのでまた来ますね!