日本橋

chariot

日本橋高島屋で3月4日（月）まで開かれている、第39回春季創画展に
行ってきました。
入場は無料です。

創画会は1948年設立の創造美術に始まる、日本画の美術団体です。

池田幹雄　「初夏の富士」　


きっぱりと明快な造形の富士山です。
澄んだ空気が画面を満たしています。

梶岡百江　「ある日」


近くの焚き火と遠くの煙突が対比された画面で、立ち昇る煙とともに
視界が空に広がります。
地平線には小さく家並みが見えます。
梶岡さんの作品はどれも郷愁を感じさせるものがあります。

清野圭一　「自己愛の庭」


とりどりの植物がまとまりのある色調で明るくさらりと描かれています。
タイルの色合いの変化にも面白さがあります。

6階の美術画廊では、会員による小品展も開かれています。
小品はその作家の特徴が凝縮されているので、観ていて楽しいです。