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「FEEL THE Mucha HEART ~民衆のための芸術(デザイン)と チェコへの愛~」展 伊藤忠青山アートスクエア
外苑前
chariot

今日、2つ目の記事です。

伊藤忠青山アートスクエアでは「FEEL THE Mucha HEART ~民衆のための芸術(デザイン)と
チェコへの愛~」展が開かれています。
所在地は港区北青山 2-3-1のシーアイプラザ地下1階で、伊藤忠本社ビルの隣です。

ミュIMG_0107

ミュシャ0


会期は7月2日(日)まで、時間は午前11時から午後7時まで、会期中は無休です。
入場料は無料で、簡単な喫茶コーナーも併設されています。

国立新美術館で6月5日まで開かれていた「ミュシャ展」に協賛しての展覧会で、
国内個人コレクター所蔵の、アール・ヌーヴォーのデザイナーとして、
およびチェコの愛国者としての作品が展示されています。

会場は撮影可能です。

ミュIMG_0108

「夏」 1896年
ミュシャ1

アルフォンス・ミュシャの最初の装飾パネルで、四季を描いた4連作の一つです。
夏空の下で花輪を被った女性が枝にもたれて、こちらを眺めています。
ミュシャがサラ・ベルナールの演じる劇、「ジスモンダ」のポスターを制作し、
一躍有名になったのは前年の1895年のことです。

4連作 「四季」
ミュIMG_0125

「朝の目覚め」 1899年
ミュシャ2

朝、昼、夕、夜を描いた、「四つの時」の一つです。

「モナコ・モンテカルロ」 1897年
ミュシャ4

鉄道会社の観光ポスターで、モンテカルロへの旅を誘っています。
青い海岸を背景にして、花輪が鉄道の車輪を連想させます。

「ホイットマン社のチョコレート缶容器」 1900年
ミュシャ3

「黄道十二宮」という作品を使っています。
ホイットマンはアメリカのチョコレートブランドです。

「チェコ周遊旅行」 1898年
ミュシャ6

チェコ周遊旅行写真集の表紙です。
右側に見えるのはカレルシュタイン城でしょうか。

フランスで成功したミュシャは1910年に50歳でチェコに戻ります。
スラヴ民族主義に目覚めていたミュシャはチェコの愛国心を喚起する作品を
多く制作しています。

「チェコの音楽の殿堂」 1928年
ミュシャ5

バイオリンを奏でる女性や聴き入っている女性の下で、スメタナを中心に
チェコの音楽家たちが並んでいます。

国立新美術館の「ミュシャ展」の記事です。

展覧会のHPです。

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【2017/06/24 17:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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