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「最古の石器とハンドアックス――デザインの始まり」 本郷 東京大学総合研究博物館本館
本郷三丁目
chariot

東京大学本郷キャンパスにある東京大学総合研究博物館本館では特別展示、
「最古の石器とハンドアックス――デザインの始まり」が行なわれています。
会期は1月28日(日)まで、入場は無料で、休館日は月曜日です。

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日本とエチオピアの研究者の共同研究による、エチオピアで出土した、
ホモ属の出現した約260万年前からの石器、52点が展示されています。

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人類の頭骨化石(レプリカ)も吊るして展示されています。

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最古のオルドワン型石器
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約260万年前近くの石器で、刃は鋭利です。

約175万年前のアシュール型石器
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ハンドアックス(左)とクリーパー(右)は動物の解体、 ピック(中)は土を掘ったり、
木の枝を切ったりするのに用いられたと思われます。
ピックの先端は使い減りしています。

約140万年前以後の石器
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加工技術が進み、定型化した巨大剥片を剥がす技術も生まれます。

約100万年前以後の石器
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刃部が直線的になり、ギザギザ感がかなり減り、全体が薄くなっています。

約16万年前、最終期のハンドアックス
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近くには解体されたカバなどの大型獣の化石が発見されています。

約8万から10万年前のポイント
せIMG_0404

槍の穂先に使われています。

人類はこのような石器作りの技術をたずさえて、アフリカを出て、世界に広がって行ったと
思われます。
私たちのはるかに遠い祖先は、このような石器を作り、使って、生き抜いてきた訳です。

展示のHPです。

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【2018/01/09 20:18】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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