fc2ブログ
ひまわりを描いた作品
向日葵
chariot

ひまわりを描いた作品を集めてみました。

ブルース・ジェイムズ・タルバート 『壁紙「ひまわり」デザイン』 
 1878年 水彩・ボディカラー・紙 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館

唯011

ブルース・ジェイムズ・タルバート(1838-1881)は19世紀イギリスのインテリアデザイナー
です。

クロード・モネ 「ヴェトゥイユの画家の庭」
 1880年 ワシントン・ナショナル・ギャラリー

ワ009

縦151.5cmの大作で、向日葵の咲き誇る夏の盛りの庭です。
画面は小径、階段、家とせり上がっていき、抜けるような青い空に続いています。
モネはアルジャントゥイユからヴェトイユに引っ越し、さらにジヴェルニーに移り、
そこで睡蓮の連作を描いています。

フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」 1888年 SOMPO美術館
SOMPOimg185.jpg

ゴッホがよく描いたひまわりです。
1987年に安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)が購入しています。

ポール・ゴーギャン 「肘掛け椅子のひまわり」 1901年 ビュールレ・コレクション
ゴッホ1_1

ゴッホを象徴するようなひまわりが椅子に置かれています。
ゴッホの描いた、ゴーギャンをアルルに迎えるときに用意した椅子の絵を思い出します。
窓の外はゴーギャンの現在を表すタヒチの海です。
ゴッホの耳切り事件で、アルルでの共同生活が破綻した二人ですが、ゴーギャンは
ゴッホのことを忘れず、後年にも懐かしく思い出していたようです。

エゴン・シーレ 「ひまわり」 1909-10年 ウィーンミュージアム
 ウィーンimg804 (5)

枯れたひまわりをこのように力強く描き出す表現力には驚いてしまいます。


伊藤若冲 「動植綵絵」のうち「向日葵雄鶏図」 宝暦7年(1757)頃 宮内庁三の丸尚蔵館
皇10-10-2009_001

咲き誇るひまわりと、若冲の得意とする、逆三角形をした雄鶏の雄姿です。
裏彩色という、紙の裏側にも色を塗って表から観た色彩に変化を付ける
という技も使っているそうで、ひまわりの花芯などにも見られるとのことです。
その凝りようには驚くばかりです。

酒井抱一 「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」 江戸時代 六曲一双
左隻
琳派009

月次花鳥図の型に依りながら、昆虫や小鳥、外来種のひまわりなども
取り入れて、現実感のある季節を描き出しています。
琳派011 

鈴木其一 「四季花鳥図」 江戸時代・19世紀 山種美術館
右隻 
江戸絵画2

春夏の図で、向日葵、朝顔、燕子花、沢潟、菜の花、立葵などと一緒に
鶏のつがいと雛が描かれています。

葛飾北斎 「向日葵図」(部分) 弘化4年(1847) 
 シンシナティ美術館

 北斎img473 (5)

最晩年の作品で、下から上まで通した竹竿によって
ひまわりの高さを表し、葉の色にも濃淡を付けています。

速水御舟 「向日葵」 1922年 霊友会妙一コレクション
御舟4

花弁の筋や葉の虫食いも描き込まれ、立体感があります。

中原淳一 「ひまわり」表紙 昭和25年(1950)号
中原002

中原淳一は昭和7年(1932)に挿絵画家としてデビューしています。
太平洋戦争で徴兵され、横須賀海兵団に入営し、復員後の昭和21年(1946)に
季刊婦人詩、「ソレイユ」(後に「それいゆ」)を創刊しています。
そして、昭和22年(1947)に月刊少女雑誌、「ひまわり」を創刊しています。
終戦直後なのでまだ粗末な紙ですが、内容は文学、音楽、美術、身だしなみ、
マナーなど、少女の教養を養うものとなっています。

西田俊英 「華鬘(けまん)」 1983年 山種美術館
西田2

初期の作品で、インドで見た情景に想を得ています。
天蓋のように広がるひまわりや様々の花を沈んだ色調で画面いっぱいに
描いています。
華鬘とはお寺の装飾品で、花輪飾りから発展したものと云われています。

片岡球子 「富士に献花」 1990年 個人蔵
片岡002

文化勲章を受章した翌年の作品で、富士山は朝日を浴びて紅く染まり、お供えするように
向日葵、牡丹、泰山木などが並んでいます。
片岡球子は、富士山を描く時には富士に着物を着せるような気持ちで描いている、
と述べています。
文字通り、富士の裾模様になっています。

関連記事

【2020/09/03 19:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(1) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
  • 初めまして❗
  • とても知的で素敵なブログでした。
    初めて拝見させて頂きました。

    今後のブログに参考にさせていただきます✨😌✨

    【2020/09/23 10:54】 url[Nal #-] [ 編集]
    please comment















    管理者にだけ表示を許可する

    trackback
    trackback url ↓
    https://nekoarena.blog.fc2.com/tb.php/4187-c8f3a51f

    プロフィール

    chariot

    Author:chariot
    美術館・博物館めぐりとカフェの記事を書いています。

    最近の記事

    最近のコメント

    最近のトラックバック

    カテゴリー

    ブログ内検索

    月別アーカイブ

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    RSSフィード


    | ホーム |