浅草橋

chariot

浅草橋から両国橋辺りを歩いてみました。

浅草橋は人形店の多い所で、JR浅草橋駅の構内にも人形店のガラスケースがあります。
江戸時代、浅草橋は浅草寺への参道である江戸通りの起点だったので、人形や玩具を
売る店が集まったということです。

吉徳


プロ野球各球団のユニフォームを着たスヌーピー


久月


自分で作れる木目込み人形のアマビエ


吉徳の本店


吉徳の創業は正徳元年（1711）、6代目以降、吉野屋徳兵衛を名乗ったそうです。

久月の本店


久月の創業は天保6年（1835）で、3代目は吉野屋で修業したこともあるそうです。

シモジマでエコバッグなどを買いました。


銀杏岡八幡神社はシモジマの裏手にあります。


社伝では奥州征伐の折、同地を通った源義家が勧請したとのことで、康平五年（1062）の
創建とされています。
祭神は武神の誉田別命（ほんだわけのみこと、応神天皇）と武内宿禰です。

狛犬はカフェインたっぷりのコーヒーを飲んだように目をらんらんと輝かせていて、
夜の番兵も勤まりそうです。





神田川に架かる浅草橋の北側には浅草見附跡の石碑が立っています。


神田川は江戸城の防御の役目もあったので、南側に見附（番所）が
設けられていました。

浅草橋の下手、神田川の隅田川への合流点には鋼鉄橋の柳橋が架かっています。
右側は佃煮の小松屋です。




神田川には屋形船が集まっています。


神田川が隅田川に合流します。


柳橋を南に渡り、両国橋の横から隅田川の河川敷を整備した隅田川テラスに出ます。




川風に吹かれながら、一休みしました。


この辺は都営浅草線の東日本橋駅にも近いです。

両国橋です。


この日は東京スカイツリーも霞んで見えました。


総武線が隅田川橋梁を渡ります。


水上バスが通ります。


警視庁の警備艇「らいちょう」もやって来ました。

両国橋に戻ります。
両国橋西詰にある両国広小路跡の石碑です。


参考：江戸東京博物館に展示されている、両国橋西詰の模型


両国橋の西詰と東詰は江戸時代、両国橋を守るため建物を建てない火除地とされ、
両国広小路と呼ばれました。
そこに仮設の芝居小屋、見世物小屋、茶店が並び、江戸随一の繁華街となりました。

帰りは浅草橋を渡ります。
向こうに柳橋が見えます。