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古今集 秋は来ぬ
あきはきぬ
chariot

あきはきぬ紅葉はやどにふりしきぬ道ふみわけてとふ人はなし

秋が来た、もみじ葉は家の庭に降り敷いた、しかしそれを踏み分けて
訪ねてくれる人はいない。

古今集秋歌下287番、よみ人しらずの歌です。

「あきはきぬ」、「ふりしきぬ」と、「ぬ」が揃って、テンポの良く続いた後に、
「とふ人はなし」と、突き放したように言い切ります。

恋を失った、寂しい気持ちを表した歌ではありますが、この吹っ切れたような
言い方に、いさぎよさを感じます。

以前に書いた新古今集534番の式子内親王の歌、

桐の葉もふみわけがたくなりにけり必ず人を待つとなけれど

と比べると、作者の個性の違いと共に、さっぱりとした古今集と、
思いの深い新古今集の、時代の違いも読み取れます。


古今0128

(北の丸公園)

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【2009/11/17 00:35】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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