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「ゲルハルト・リヒター展」 東京国立近代美術館
竹橋
chariot

東京国立近代美術館では「ゲルハルト・リヒター展」が開かれています。
会期は10月2日(日)までです。

img941.jpg


ドイツの画家、ゲルハルト・リヒター(1932~)の生誕90年を記念しての個展です。
展示室は撮影可能です。

「8枚のガラス」 2012年 ワコウ・ワークス・オブ・アート蔵
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透明なガラス板が傾いて並んでいて、周りの景色や人も傾いて写り、
複雑な空間が生まれます。

大きな抽象画が何点か展示されています。
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「アブストラクト・ペインティング」 2016年 作家蔵
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幾重にも塗り重ねられた重厚な画面です。

「4900の色彩」 2007年 ゲルハルト・リヒター財団
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ケルン大聖堂のステンドグラスを手掛けた際に、具体的なものとは結び付かず、
色彩だけで構成される形を考えた結果、生まれた作品です。
25色を並べた正方形のパネルを1枚として、これをランダムに196枚並べて、
25×196=4900色としています。

鏡のような作品にも写っています。
リDSC01078


「ストリップ」 2013~2016年 ゲルハルト・リヒター財団
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「4900の色彩」が正方形なのに対し、こちらは直線です。

小さなカラー写真に油彩で描き足しています。
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「2014年12月8日」 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
リDSC01028


「ヴァルトハウス」 2004年 作家蔵
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スイスのホテル、ヴァルトハウスと森を描いた作品です。
リヒターは「自然は意味も恩寵も同情も知らない」と、突き放した言い方をしています。

「モーターボート(第1ヴァージョン)」 1965年 ゲルハルト・リヒター財団
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広告写真をキャンバスに投影して油彩で描いていて、写真と絵画の境が
曖昧になっています。

「ビルケナウ」 2014年 ゲルハルト・リヒター財団
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ビルケナウはポーランドにあり、アウシュヴィッツ第二強制収容所のあった所です。
リヒターはホロコーストをどう表現するか長い間苦慮した結界、収容所で
隠し撮りされた写真の上に塗り重ねる形にしたそうです。
 
リヒターは見る対象や見る行為そのものを相対化し、再構築していて、
そういう捉え方を基にした作品を観て、興味深く思いました。

展覧会のHPです。

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【2022/07/14 18:19】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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