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「第69回 日本伝統工芸展」 日本橋三越本店
三越前
chariot

日本橋三越本店本館7階ギャラリーでは9月26日(月)まで、
「第69回 日本伝統工芸展」が開かれています。
入場は無料です。
今年は各部門の技巧を凝らした逸品、約560点が展示されています。

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木竹工 透網代花籠「朝露」 河野祥篁 日本工芸会総裁賞
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大きな籠で、当たる光が早朝の露に思えたことによる命名とのことです。


漆芸 蒔絵箱「凛花」 田中義光 高松宮記念賞
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金地に蒔絵で椿を描いていて、深みのある色合いは速水御舟の「名樹散椿」を
思わせます。


陶芸 備前白泥混淆花器 隠﨑隆一 文部科学大臣賞
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楕円形の底と口縁が90度違えてあり、3層の薄い層が巻き付いています。


木竹工 神代杉網代文様箱「朔望」 林哲也 東京都知事賞
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屋久杉と長く地中に埋もれていた神代杉の柾目板を交互に編んであります。


諸工芸 硝子切子鉢「波瑠璃」 氣賀澤雅人 NHK会長賞
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底は深い青色で、胴の斜めのカットはダイナミックで波頭を見るようです。


金工 吹分盤 般若泰樹 朝日新聞社賞
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吹分は違う種類の金属を溶解して1つの鋳型に流し込む技法です。
黄銅と黒味銅の組み合わせは湧き上がる雲のようです。


染織 唐組帯締「潮騒」 松山好成 日本工芸会会長賞
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唐組(からくみ)という、飛鳥時代からある技法を復活させています。


漆芸 乾漆蒔絵漆箱 「果てしなき」 須藤靖典 日本工芸会保持者賞
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金銀の蒔絵を施し、アクセントに銀の粒を置いてあります。


陶芸 白磁鉢 五嶋竜也 日本工芸会奨励賞
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天草の陶石を用いた、華やいだ造形です。


染織 刺繡着物「仰ぐ」 武部由紀子 日本工芸会奨励賞
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カトリックの聖堂の高く尖った天井を仰ぎ見た印象を形にしています。


漆芸 籃胎蒟醬箱「幻想」 神垣夏子 日本工芸会奨励賞
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蒟醬(きんま)は漆地に色漆を彫り込んでいく技法です。
銀杏の葉は3層になって奥行きを見せ、まさに今降ってきたようです。


金工 メロンとバナナ 帯飾り 岡原有子 日本工芸会奨励賞
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見慣れた品を使って面白味を出しています。


人形 木芯桐塑布和紙貼「夕浜」 満丸正人 日本工芸会奨励賞
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漁から帰る沖縄の漁師の姿で、日焼けした顔も表現されています。


染織 木綿風通織着物「宙」 佐竹孝子 日本工芸会新人賞
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ヤシャブシ、クチナシ、ヤマモモ、クズなどから採った染料と紺で染めた糸を
織ってありります。
色を少しずつづらして織ってあるので、模様が揺らいで見えます。


漆芸 乾漆螺鈿蒔絵箱「溢水」 新井寛生 日本工芸会新人賞
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胴は細い縦縞になり、角は青く光っています。


諸工芸 硝子鶴首花入「凛然」 川邉雅規 日本工芸会新人賞
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無色透明ガラスに白色ガラスを何層も重ね、年輪のようなカットを入れています。

2021年の「第68回 日本伝統工芸展」の記事です。


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【2022/09/15 17:52】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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