東京
丸の内JPタワーの2.3階にある、JPタワー学術文化総合ミュージアム、
インターメディアテク(IMT)は東京大学総合研究博物館と
日本郵便株式会社が協働して運営を行なうミュージアムです。
入場は無料です。

広い展示室には東京大学の所蔵する学術標本や研究資料が常設展示されています。
昔の陳列棚や机なども使い、多数の動物の剥製や骨格標本、植物の標本、
昔の実験器具、機械などが並んでいます。
1月20日から5月7日までは開館十周年記念特別展示、「極楽鳥」が行われています。

「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」との共催で、東京大学総合研究博物館と
山階鳥類研究所の所蔵する鳥類の標本と鳥をモチーフにした宝飾品約100点の
コラボ展示です。


「鳥類写生図」 河辺華挙 嘉永7年(1854)-大正9年(1920)


河辺華挙 (1844-1928) が幕末から大正時代まで、長期間掛けて制作した図巻です。
上:オジロワシ 下:カンムリワシ

オナガドリ

尾羽が生え変わらず伸び続ける突然変異を固定化した品種です。
運動させる時は飼い主が尾羽を持ってついて歩きます。
風鳥(フウチョウ)は極楽鳥とも呼ばれ、ニューギニアなどに生息しています。
16世紀にヨーロッパに運ばれた時、翼と足を切り落とされていたので、一生の間
枝に留まらず、風に乗って飛んでいると思われ、bird of paradaise(極楽鳥)と
名付けられました。
「オオフウチョウ」 年代未詳

飾り羽が多すぎるようで、観賞用の標本として飾り羽を盛ってあるらしいそうです。
「フクロウのペンダント」 作者未詳 左:1880年頃 右:1860年頃

「鳥の帽子ピン」 伝レオン・ルヴナ 1870年頃

左:「極楽鳥のブローチ」 モープッサン 1960年代
右:「鳥のブローチ」 モープッサン 年代未詳

「鳥のブローチ」 ピエール・ステルレ 年代未詳

「鳥のブローチ」 ピエール・ステルレ 年代未詳

***
また、4月2日まで、特別展示 「被覆のアナロジー —組む衣服/編む建築」が
行われています。

ファッションデザイナーの江角泰俊氏と建築家の隈研吾氏および
インターメディアテクとの企画による展示で、衣服と建築は共に
「まとう」ということで共通する「被覆環境」であるとの考えに拠っています。
素材も自然素材、リユースの素材を利用しています。







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丸の内JPタワーの2.3階にある、JPタワー学術文化総合ミュージアム、
インターメディアテク(IMT)は東京大学総合研究博物館と
日本郵便株式会社が協働して運営を行なうミュージアムです。
入場は無料です。

広い展示室には東京大学の所蔵する学術標本や研究資料が常設展示されています。
昔の陳列棚や机なども使い、多数の動物の剥製や骨格標本、植物の標本、
昔の実験器具、機械などが並んでいます。
1月20日から5月7日までは開館十周年記念特別展示、「極楽鳥」が行われています。

「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」との共催で、東京大学総合研究博物館と
山階鳥類研究所の所蔵する鳥類の標本と鳥をモチーフにした宝飾品約100点の
コラボ展示です。


「鳥類写生図」 河辺華挙 嘉永7年(1854)-大正9年(1920)


河辺華挙 (1844-1928) が幕末から大正時代まで、長期間掛けて制作した図巻です。
上:オジロワシ 下:カンムリワシ

オナガドリ

尾羽が生え変わらず伸び続ける突然変異を固定化した品種です。
運動させる時は飼い主が尾羽を持ってついて歩きます。
風鳥(フウチョウ)は極楽鳥とも呼ばれ、ニューギニアなどに生息しています。
16世紀にヨーロッパに運ばれた時、翼と足を切り落とされていたので、一生の間
枝に留まらず、風に乗って飛んでいると思われ、bird of paradaise(極楽鳥)と
名付けられました。
「オオフウチョウ」 年代未詳

飾り羽が多すぎるようで、観賞用の標本として飾り羽を盛ってあるらしいそうです。
「フクロウのペンダント」 作者未詳 左:1880年頃 右:1860年頃

「鳥の帽子ピン」 伝レオン・ルヴナ 1870年頃

左:「極楽鳥のブローチ」 モープッサン 1960年代
右:「鳥のブローチ」 モープッサン 年代未詳

「鳥のブローチ」 ピエール・ステルレ 年代未詳

「鳥のブローチ」 ピエール・ステルレ 年代未詳

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また、4月2日まで、特別展示 「被覆のアナロジー —組む衣服/編む建築」が
行われています。

ファッションデザイナーの江角泰俊氏と建築家の隈研吾氏および
インターメディアテクとの企画による展示で、衣服と建築は共に
「まとう」ということで共通する「被覆環境」であるとの考えに拠っています。
素材も自然素材、リユースの素材を利用しています。







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