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横浜開港資料館 2023/5
日本大通り
chariot

横浜の大さん橋ふ頭の横にある横浜開港資料館に行ってきました。
場所は横浜市中区日本大通3です。

かDSC01485

かDSC01482 (2)


横浜開港資料館は安政元年(1854)に日本が開国をアメリカと約束した日米和親条約が
締結された場所です。
アメリカ側代表はペリー提督です。

「ペリー提督横浜上陸の図」
img771_202305220831196b0.jpg

前年に続く2度目のペリー艦隊の来航の場面で、この時に日米和親条約が結ばれています。
沖の一番右橋の船が艦隊の旗艦ポーハタンです。
白地に赤い三階菱の旗は警備に当たっていた豊前小倉藩小笠原家の旗です。
小倉藩は約10年後の慶応元年(1865)の第二次長州征討では、逆に対岸の長州藩に
攻め立てられ、一時は小倉城も奪われています。

右の祠の横にある木はタマクスで、慶応2年の横浜の大火や大正12年の関東大震災で
焼失しましたが、その度に根元から芽が出て成長し、現在も資料館に中庭にあります。

かDSC01482 (1)


1853年に浦賀に来航したペリー提督の艦隊(黒船)の旗艦、サスケハナと、
翌年の2度目の来航時に旗艦となったポーハタンの模型が展示されています。

img772_202305220831216e9.jpg

サスケハナ(右)とポーハタン(左)はほぼ同型の蒸気機関による外輪船です。

展覧会のHPです。


横浜に停泊している船2隻も見てきました。

初代日本丸は1930年に進水した航海練習船です。

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1984年に退役し、現在は重要文化財に指定され、横浜ランドマークタワー横の
日本丸メモリアルパークに係留されています。
国際信号旗を掲げる満船飾がされています。

氷川丸は1930年に竣工した貨客船です。

かDSC01458

北太平洋航路で運用され、太平洋戦争中は病院船として利用されています。
現在は重要文化財に指定され、大さん橋ふ頭の近くの山下ふ頭に係留されています。

山下公園はバラが満開でした。

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【2023/05/25 19:03】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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