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銀座和光の「滝口和男展」と日動画廊の「太陽展」 
銀座
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銀座和光本館6階のセイコーハウス銀座ホールでは「時の移ろいに想いを込めて博物誌
-滝口和男-暮らしとともに-」展が開かれています。
会期は6月4日(日)まで、入場は無料です。

滝口和男さん(1953~)は京都生まれの陶芸家で、白川に窯を築いて制作されています。

展覧会では、人形や動物など、おもちゃ箱を開けたような小さな可愛い作品が
きらきらと展示室いっぱいに並んでいます。
また、釉薬を使わない、オブジェのような作品も展示されています。

「窯変超長皿と絵変豆猪口揃」
img775.jpg

輪つなぎや亀甲輪つなぎの模様に今年の干支の兎をあしらった猪口です。

「行く年来る年を継ぐものたち」
和光img313 (5)

陶器の蓋物と楽しそうな十二支の動物たちです。
丸い器は蓋物で、雪だるまのいる京都の冬景色が描かれています。

和光のショーウインドウにも滝口さんの作品が置かれています。

たDSC01740

たDSC01744


展覧会のHPです。

***

同じ銀座の日動画廊では6月6日(火)まで、「第60回記念 太陽展」が開かれています。
会期中は無休です。

img776.jpg


日動画廊ではお馴染みの、現在活躍中の多くの画家の作品を中心にした、
毎年恒例の展覧会です。
レオナール・フジタや岡鹿之助、長谷川利行など、代表的な物故作家の作品も
展示されています。

香月泰男 「くちなし花」 1968年頃
img777.jpg

くちなしの花は初夏に咲きます。
敗戦後の過酷なシベリア抑留を経験した香月泰男(1911-1974)の絵は、
花一輪にも何か重いものがあります。

展覧会のHPです。


日動画廊の前の外堀通りはこの頃になると紫陽花が咲き始めます。

にDSC01728

にDSC01731

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【2023/05/27 20:49】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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