fc2ブログ
インターメディアテク特別展示「東京エフェメラ」 丸の内JPタワー
東京
chariot

丸の内JPタワーの2.3階にある、JPタワー学術文化総合ミュージアム、
インターメディアテク(IMT)は東京大学総合研究博物館と
日本郵便株式会社が協働して運営を行なうミュージアムです。
入場は無料です。

img428.jpg


広い展示室には東京大学の所蔵する学術標本や研究資料が常設展示されています。
昔の陳列棚や机なども使い、多数の動物の剥製や骨格標本、植物の標本、
昔の実験器具、機械などが並んでいます。

とDSC01948


9月3日までは特別展示、「東京エフェメラ」が行われています。

とDSC01934


エフェメラはギリシャ語で、長期利用や保存を想定していないチラシや葉書など、
一時的な印刷物のことです。
従来は資料として重視されていなかったエフェメラは最近、注目を浴び、
ミュージアム・コレクションに加わるようになったそうです。

東京という、多様な顔を持つ街を捉えたエフェメラの展示です。

「帝都近傍圖 戦災消失區域表示」
とDSC01915 (2)

終戦の年、1945年の12月の発行で、空襲による焼失地域が赤色で表示されています。

宮城は米軍が爆撃を避けたため、焼失を免れています。
とDSC01915 (1)


「東京娯樂案内」
とDSC01920

終戦の2年後の1947年の発行ですが、戦災など無かったかのように描かれています。
映画館や劇場が娯楽の中心だったことが分かります。

後樂園スタディアムには四角い学帽の学生が見えます。
とDSC01928


新宿は新宿三越、伊勢丹の他多くの、劇場や映画館があります。
とDSC01929


銀座和光と銀座松屋は終戦後、進駐軍のPX(post exchange、軍隊内の売店)として
接収されていました。
とDSC01924


ジープに乗った進駐軍のMP(military police、憲兵)もいます。
とDSC01943 (1)


1964年の東京オリンピック関係の印刷物です。
とDSC01943 (2)


銀座百店会の発行している「銀座百点」は1955年の創刊です。
谷根千という言葉を生み出した地域雑誌、「谷中・根津・千駄木」は1984年から
2009年まで発行されました。
とDSC01936


インターメディアテクのHPです。

関連記事

【2023/08/22 20:03】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
https://nekoarena.blog.fc2.com/tb.php/4966-b139cb16

プロフィール

chariot

Author:chariot
美術館・博物館めぐりとカフェの記事を書いています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |