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企画展「アンデス文明展の歩み展」 国立科学博物館
上野
chariot

上野の国立科学博物館の日本館1階中央ホールでは企画展「アンデス文明展の歩み展」が
開かれています。
会期は8月20日(日)までです。

アンデスimg892 (3)


国立科学博物館では2017年までに6回、TBSと共同で古代アンデス文明に関する
特別展を開いています。
今年はペルーと日本が外交関係を結んで150年ということで、これまでの展覧会を
回顧する展示です。

ホールには過去6回の特別展のポスターが掲示され、各文明を代表する土器などの
レプリカが置かれています。

アDSC03654

アンデスimg892 (2)


原ナスカ時代の土器
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ナスカ文化の土器
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ナスカ文化(紀元前200年頃~紀元650年頃)はペルー南部の乾燥地帯の文化で、
地上絵で有名ですが、土器や織物にもすぐれています。


モチェ文化の土器
アDSC03615 (2)

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モチェ文化の装飾品(シパン王家の墓の装飾品)
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モチェ文化(紀元200年頃~750/800年頃)はペルー北部海岸の文化で、
黄金製品と面白い形の土器で有名です。


シカン文化の土器
アDSC03615 (1)

シカン文化(紀元800年頃~1375年頃)ペルー北部海岸地域に興った、
インカ帝国より古い文化です。
在来のモチェ文化と外来のワリ文化を取り入れています。
多神教的なアンデス文明の中で、シカンは一神教の神、シカン神を信仰していました。
南イリノイ大学教授の島田泉博士を中心にして研究された文化で、シカン文化の名も
島田教授の命名によるものです。


チムー文化の土器
アDSC03639


チムー王国(紀元1100年頃~1470年頃)は北部海岸を制した王国で、シカンの文化を吸収し、
強力な国家となっています。
しかし、南部高地に興ったインカと1470年頃に戦い、敗れています。


私は2009年のシカン展、2012年のインカ帝国展、2017年のアンデス文明展を観ています。

「黄金の都 シカン展」の記事です。

(参考)
シカン神を象った儀式用のナイフで、これで生贄の首を斬ったそうです。

シカン0073



「インカ帝国展」の記事です。

インカ帝国はフランシスコ・ピサロによって征服され、1533年に皇帝アタワルパが
処刑されたことで崩壊しますが、しかし、インカそのものが滅びた訳ではなく、
スペインの支配を円滑に進めるため、その後もインカの王族たちは優遇されて
いたそうです。


「古代アンデス文明展」の記事です。

カラル、チャピン、ナスカ、モチェ、ティワナク、ワリ、シカン、チムー、インカなど
さまざまな文化が紹介されていました。

(参考)
ナスカ文化の、首の絵の描かれた壺で、口を開け、目が上を向いていることなどから、
狩った首級か奉納される首と思われるとのことです。
アンデス地域の文化では首に特別の力があるものとして重視されていました。

アIMG_0651

(参考)
インカのキープで、総延長4万㎞に及ぶインカ道をチャスキと呼ばれる飛脚が
これを持って走っていました。
アIMG_0731


ホールのドームはステンドグラスが見所です。

アDSC03652

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【2023/07/16 20:31】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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