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「陶の仏 ―近代常滑における陶彫」展 日本橋髙島屋
日本橋
chariot

日本橋髙島屋4階の髙島屋史料館TOKYOでは「陶の仏 ―近代常滑における陶彫」展が
開かれています。
会期は2024年2月25日(日)まで、月・火曜日はお休みです。

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愛知県の常滑焼は西洋の彫刻技法を取り入れて、陶彫という新しい技法を開発しています。
作品の種類は仏像、人物、動物などさまざまです。

展示室は一部撮影可能です。

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柴山清風 「普賢菩薩坐像」 昭和10年(1935) 宗興寺蔵
パンフレットの写真です。
柴山清風(1901-1969)は巨大な興亜観音像など、観音像の制作で有名です。
鳥羽にある一葉観音は一体造りで、高さ2.4mもあります。

手前:冨本梅月 「瀧観世音菩薩立像香炉」 大正14年(1925) とこなめ陶の森資料館蔵
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冨本梅月(1861-1939)は陶彫については独学だったとされています。
現在、梅月冨本人形園は全国の80%の招き猫を製作しているそうです。

冨本梅月 「文殊菩薩像」 大正時代 とこなめ陶の森資料館蔵
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彫刻の文殊菩薩像は蓮華座に座して獅子に乗る姿が多く、直接獅子に乗る姿が増えるのは
近代以降とのことです。
一方、禅宗の水墨画では文殊菩薩像は直接乗る姿で描かれることが多く、この像も禅宗の
水墨画を参考にしている可能性が高いそうです。

(参考)
「釈迦三尊図」 雲渓永怡 室町時代・16世紀 常盤山文庫蔵
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花を持つ釈迦如来と獅子に乗った文殊菩薩(右)、象に乗った普賢菩薩(左)の三幅対です。

制作:水上水玉 メッキ:田中錦二 「白衣観音立像」 昭和6年(1931) 大善院蔵
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陶製の観音像に金属釉を塗り、メッキを施してあります。
水上水玉(1884-1957)は常滑工業補習学校に学び、人形・玩具・置物などを制作しています。
田中錦二(1871-1934)は丸善の陶製インク壺の制作でも知られています。

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【2024/01/28 20:13】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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