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「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展 パナソニック汐留美術館
新橋・汐留
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パナソニック汐留美術館では開館20周年記念/帝国ホテル二代目本館100周年
「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展が開かれています。
会期は3月10日(日)まで、休館日は水曜日です。

ライトimg196 (1)


アメリカの建築家、フランク・ロイド・ライト(1867–1959)の初期から後期まで、多数の資料で
その業績を紹介する展覧会です。
日本では日比谷の「帝国ホテル二代目本館」や西池袋の「自由学園明日館」の設計で
知られています。

「ウィンズロー邸、透視図」 
ライトimg196 (2)

ライトが勤めていたアドラー=サリヴァン事務所を辞め、独立した最初の1894年の作品です。
広い敷地を利用したプレイリースタイル(草原洋式)で、高さを抑え、軒を深くしています。
自然と調和したプレイリースタイルはライトを代表する様式となります。
手前に木の枝が描かれているのは、ライトが傾倒していた広重の浮世絵に倣った
もののようです。

「帝国ホテル二代目本館 第2案 1915年 断面図」
ライトimg196 (5)

(参考)
「帝国ホテル二代目本館模型」 竣工:大正12年(1923) 
けIMG_0496

けIMG_0497

展覧会ではこれとは別の模型が展示されています。
展示されている模型を見ると、左右対称で建物を渡り廊下でつなぎ、前庭に池を設けていて、
寝殿造りによく似ているのがよく分かります。
1893年のシカゴ万博では、平等院鳳凰堂を模した、日本館「鳳凰殿」が建設され、ライトは
これを見ています。
また、中米マヤ文明の影響も受けているとのことで、古代の神殿のような趣きもあります。
竣工直後に関東大震災に襲われましたが、埋め立て地という軟弱な地盤にもかかわらず、
ほとんど被害を受けませんでした。
現在は玄関部分が犬山の明治村に保存されています。

「帝国ホテル二代目本館 ピーコック・チェア」
 デザイン1913年頃 製作1930年頃 豊田市美術館

ライトimg196 (4)

アール・デコ様式の椅子で、自由学園明日館にも通じる六角形のデザインです。

「クーンリープレイハウス幼稚園の窓ガラス」 1912年頃 豊田市美術館
ライトimg196 (3)

ライトは教育にも関心を寄せていました。
風船や星条旗をモチーフにした、可愛い絵柄です。

「ユーソニアン住宅の原寸モデル展示」
ラDSC01219

ラDSC01209

この部分は撮影可能です。
ユーソニアン住宅は1930年代のプランで、畳のように一定の規格のパーツを組合わせる
方法により、住宅を安価で大量に供給できるようになっています。


プレイリースタイルで有名なライトですが、高層ビルも手掛けていることを知りました。
人気の高い展覧会で、かなりの来館者で賑わっていました。

展覧会のHPです。

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【2024/01/21 19:11】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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