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「三井家のおひなさま」展 三井記念美術館 2024年
三越前
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日本橋の三井記念美術館では恒例の「三井家のおひなさま」展が開かれています。
会期は4月7日(日)までです。

展示室の一部は撮影可能です。

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「立雛」 文化12年(1815)
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災厄を託して海や川に流す人形(ひとがた)から発展した形です。
松は男、藤は女、撫子は子どもを表しています。
簡素な姿ですが、金地に緑と赤の華やかで上品な色彩です。

「内裏雛」 三世大木平藏製 明治28 年(1895)
三井苞子(北三井家十代・高棟夫人)旧蔵

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内裏雛は江戸の人形師、原舟月の考案した写実的なお雛様で、
瞳にガラスや水晶が入っています。
私たちが見慣れている現代のお雛様はこの内裏雛の系統です。

「次郎左衛門雛」 二代永徳齋 明治~大正時代 20世紀
三井鋹子(北三井家十一代・高公夫人)旧蔵

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次郎左衛門雛は丸顔の引目鉤鼻が特徴で、幕府御用も務めた京の人形師の
雛屋次郎左衛門が創めたとされています。
江戸後期に江戸で流行し、公家や諸大名家では雛人形の本流とされたそうです。

「市松人形」 二代永德齋製 大正時代・20世紀
三井鋹子(北三井家十一代・高公夫人)旧蔵

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三井鋹子は福井松平家出身で、胸に葵の紋が入っています。

「内裏雛」 四世大木平藏 明治33 年(1900)
三井興子(伊皿子三井家九代・高長夫人)旧蔵

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今の人形に伝わる古今雛と呼ばれる面長の顔立ちです。

「子供人形 ことろ遊び」 明治時代・20世紀
三井興子(伊皿子三井家九代・高長夫人)旧蔵

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「紫宸殿雛人形」 五世大木平藏 昭和9年(1934)
浅野久子氏(北三井家十一代・高公長女)旧蔵

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北三井家十一代・高公の長女で浅野セメントの浅野久弥に嫁いだ久子氏の
寄贈品で、久子氏の初節句に祖父の三井高棟より贈られた品です。
御殿付きの雛人形は江戸時代の末から昭和20年頃にかけて西日本で
流行したそうです。

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ライトに照らされ、静かに輝いています。

「内裏雛」 五世大木平藏 昭和9年(1934)
浅野久子(北三井家十一代・高公長女)旧蔵

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男雛は最も格式の高い黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)を着ています。

「雛人形・雛道具段飾りのうち五人官女」 五世大木平藏 昭和9年(1934年)
浅野久子氏(北三井家十一代・高公長女)旧蔵

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丸平文庫蔵の人形も展示されています。

「木彫彩色雛人形 内裏雛」 五世大木平蔵製 昭和時代初期 丸平文庫蔵
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男雛を向かって右側に置くのは京都の伝統的な飾り方です。
丸平とは京都の丸平大木人形店のことで、当主は代々、大木平藏を名乗っています。

「内裏雛 立雛」 五世大木平蔵製 昭和時代初期 丸平文庫蔵
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男雛は最も格式の高い黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)を着ています。
冠の纓は正式な場で天皇のみが着ける、高く立った立纓(りゅうえい)になっています。

おひなさま展が始まると、いよいよ春が来るという思いがします。

展示室入口には﨑山智水作の賀茂人形、木彫彩色人形、根付が飾られていました。
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しんこ細工の店
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猫と鼠
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カチカチ山
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展覧会のHPです。


次回の展覧会は「茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具―」です。
会期は4月18日(木)から6月16日(日)までです。

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【2024/02/10 19:47】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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