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「出張!江戸東京博物館」展 東京都美術館
上野
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上野の東京都美術館では「出張!江戸東京博物館」展が開かれています。
会期は2月25日(日)までと短いです。

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改修で閉館中の江戸東京博物館からの出張展示で、江戸博おなじみの体験模型をはじめ、
特集展示では錦絵や絵葉書から上野の歴史を紹介しています。

江戸町火消、す組の纏の模型
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火事と喧嘩は江戸の華と云われていた時代、火消は江戸庶民の憧れの的で、
特に纏(まとい)持ちは目立つので美男が選ばれていました。
す組は築地周辺を担当していました。
江戸東京博物館に置いてあった纏のレプリカは持つことが出来ますが、とても重い代物で、
これを担いで屋根に上がり振り回すには相当な筋力が必要です。

肥桶
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実際に担いで重さを体験できます。
代わる代わる担いで、重さを試していました。

棒手振り(ぼてふり)の魚屋の盥
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広重の「東海道五拾三次 日本橋 朝之景」にも描かれています。
中の魚はボラ、サヨリ、アジです。

鮨屋の屋台
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コハダ、アナゴ、マグロ、海苔巻などが並んでいます。
江戸時代の鮨は大きく、屋台で食べていました。

第一国立銀行の模型
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第一国立銀行は 国立銀行条例に基く日本初の民間銀行で、明治6年に現在の
日本橋兜町で開業しました。
現在のみずほ銀行の前身です。
建物は二代目清水喜助の設計による和洋折衷型で、明治の新風物として
当時の錦絵にも盛んに取り上げられています。

鹿鳴館の模型
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鹿鳴館は明治16年(1883)に現在の帝国ホテルの隣に建てられた西洋建築で、
迎賓館として使われ、しばしば舞踏会が催されました。

「開花旧弊興廃くらべ」 歌川芳藤 明治15年(1882)
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大きなパネルになって展示されています。
新しい文物と日本古来の品が戦っている様を描いた錦絵です。
人力車が駕籠を、郵便が飛脚を圧倒したりしています。
その中で米俵だけはナンキン米を投げ飛ばしていて、日本の米は健在です。


2階では特集展示「「上野の山」をめぐる」が行われています。

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「名所江戸百景 上野清水堂不忍ノ池」 歌川広重 安政3年(1856)
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清水観音堂は寛永寺の塔頭の中で彰義隊の上野戦争にも焼け残った
建物の一つです。

現在の清水観音堂です。
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四斤山砲砲弾
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四斤山砲はフランスで開発された青銅砲で、砲弾の重さは4㎏、移動が容易なことなどから
幕末から西南戦争まで盛んに使用されました。
上野戦争で使用され、上野公園から出土したとされる砲弾で、付いている突起が
砲身のライフルに当たることで、回転力が付く仕組みになっています。
江戸東京たてもの園の所蔵です。

「上野東照宮積雪之図」 小林清親 明治12年(1879)
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諸大名の寄進した石灯籠の並んだ奥に社殿があります。

現在の社殿から見た参道です。
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「昭和大東京百図絵版画 第九十景・表慶館と美術館」 小泉癸巳男 昭和12年(1937)
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東京国立博物館の表慶館は皇太子殿下(後の大正天皇)の御成婚を祝って建設され、
明治41年(1908)に完成しました。

現在の表慶館です。
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東京都美術館は大正15年(1926)に開館し、昭和50年(1975)の新館の完成に伴って
解体されました。

現在の東京都美術館です。

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【2024/02/23 17:07】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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