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新古今集 ほのぼのと春こそ空に
ほのぼのと
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ほのぼのと春こそ空にきにけらしあまのかぐ山霞たなびく

ほのぼのと春が空に来たようだ。
天の香具山に霞がたなびいている。

新古今集春歌上2番の歌で、作者は後鳥羽上皇です。

伸び伸びとした、大らかな叙景歌で、天皇の詠む国見の歌の風格があります。

本歌は万葉集1812番、柿本人麻呂の歌です。

久方の天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも

人麻呂に比べ、上皇の歌は、「空」という言葉により、歌の姿が大きく
なっています。
また、人麻呂が夕方の景色を詠んでいるのに対し、この歌には朝の明るい
気配を感じます。

新古今和歌集は後鳥羽上皇の命で編まれ、上皇の趣味が反映されている
ということですが、凝った詠いぶりの多い新古今集の中で、上皇自身の歌は
伸びやかな趣きがあります。


春の上野不忍池です。

不忍0014


白鷺もいました。

不忍0021

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【2010/03/28 20:12】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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