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新古今集 式子内親王 はかなくて
はかなくて
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はかなくて過ぎにし方をかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける

とりとめもなく過ぎてきた年月を思えば、花に寄せてあれこれ物思いをして
春を暮らしてきたことよ。

新古今集春歌下101番の歌で、作者は式子内親王です。

「はかなくて」、「花に」、「春ぞ」の、「は」音が重なり、
歌の姿を柔らかにしています。     
「はかなくて」の言葉は、桜の散る様を予想させます。
また、式子内親王の一言漏らした、我が身についての思いを聴くようです。

花に寄せて昔を想う心は、小野小町の「花の色はうつりにけりな」の歌と
似た趣きがあります。
年月を重ねた後、昔を振り返り、ふと抱く感懐です。


千0036
(千鳥ヶ淵)

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【2010/04/13 09:00】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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