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「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」 東京大学総合研究博物館小石川分館
茗荷谷
chariot

小石川の東京大学総合研究博物館小石川分館では12月5日(日)まで、
「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」が開かれています。
場所は文京区白山3-7-1です。

午前10時から午後4時30分まで、入館は無料で、休館日は月曜日、火曜日です。
小石川植物園とは入口が別で、植物園の入園券は不要です。

地下鉄茗荷谷駅から湯立坂を下ると、小石川分館に着きます。

湯立坂は風情のある坂で、タモリが自分で取材したガイドブック、
「タモリのTOKYO坂道美学入門」でも紹介されています。

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下から見たところです。
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東京大学総合研究博物館小石川分館は元は1876年に本郷に建てられた
東京医学校の建物で、現存している東京大学で一番古い建築です。
後に小石川植物園に移築され、今は博物館として利用されています。
明治初期の擬洋風建築で、昔は塔に時計が付いていました。

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建物には裏側から入ります。
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展覧会の正式名称は、『インターメディアテク(IMT)プレイベント
小石川分館特別展示「ファンタスマ: ケイト・ロードの標本室」』といいます。

博物館の常設展示は「驚異の部屋」と名付けられ、東京大学の集めてきた
学術標本を展示して、ヨーロッパの王侯貴族や学者のコレクション陳列室を
再現しているということです。

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この展示と一緒にオーストラリアの現代アーティスト、ケイト・ロードが
この展覧会のために制作した作品を展示し、新しい「驚異の部屋」を
出現させるという趣向です。

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骨格標本や、はく製、模型のセピア色の世界の中に、標本にヒントを得た
鮮やかな色彩の作品の混じっている様子はとても新鮮です。

古い展示室がまったく違った世界に見え、今までの博物館のイメージを
大きく変えています。
期間限定でなく、このままの形で常設展示にしてほしいほどです。

大変面白く刺激的な展覧会なので、ご覧になることをお奨めします。

(写真撮影については問合せ済みです。)

展覧会のHPです。

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【2010/11/14 10:33】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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