六本木・乃木坂
東京ミッドタウンの敷地の一角に「21_21 DESIGN SIGHT」があります。
トゥーワン・トゥーワン・デザインサイトと読みます。
三宅一生、佐藤 卓、深澤直人、川上典李子の4人がディレクターとして
企画を行なっています。


設計は安藤忠雄で、三角形を基調にしたデザインです。
コンクリートの打ちっ放しで、地上部分を低くし、地下部分を広く取り、
採光のための空間を大きく開けるという、安藤忠雄の特徴が出ています。
現在、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン」が
開かれています。
会期は5月8日(日)までです。

入場料は一般1000円で、サントリー美術館で開催中の展覧会の半券を提示すると
100円割引になります。
開館時間は午前11時です。
倉俣史朗(1934~1991)とイタリアのデザイナー、エットレ・ソットサス
(1917~2007)はともにモダニズムのデザインに反発を感じる立場から、
ソットサスが中心となって発足した「メンフィス」プロジェクトを通じて、
交流を深めていたとのことです。
この展覧会では、倉俣の1981年から56歳で亡くなる1991年までの作品約60点と、
ソットサスの最晩年のドローイングをもとに新たに制作した作品約20点が
展示されています。
[倉俣史朗の作品]
「ミス・ブランチ」

倉俣史朗を代表する作品で、透明なアクリル樹脂を使った椅子です。
バラの花を透明な板に閉じ込め、肘掛や背もたれの曲線も柔らかく、華やかです。
椅子は陽の光に当たって明るく輝き、床にはバラの影が映っています。
透明なアクリル樹脂の作品は他にも何点かあり、淡く明るい色彩が虹のように
浮かんでいます。
「トウキョウ」

くずガラスを人工大理石に練り込めて作ったテーブルです。
様々の色のガラスのかけらは宝石のように輝いています。
「シング・シング・シング」

波を思わせる曲線で構成された椅子です。
他にも色々の面白い形の椅子が展示されています。
作品の名前によくジャズの曲名を付けています。
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」
スチールメッシュで作られたソファです。
銀色に輝き、軽やかでありながら堂々としています。
東京都現代美術館には、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」を使った
藤本由紀夫さんの作品が展示されています。
「ラピュタ」

亡くなった年の作品です。
細長く幅の狭いベッドで、横には曲がった棒の形をした
スタンドが並んでいます。
実用品ではなく、インテリアとして楽しめます。
[エットレ・ソットサスの作品]
ソットサスのドローイングと、立体化された作品です。
どれも微笑ましく、温かみがあります。






二人に共通して感じられるのは、面白さ、楽しさ、明るさ、温かさです。
それらはモダニズムのデザインには少ない要素であり、二人の目指したものが
何であるのかが分かります。
展覧会のHPです。
chariot
東京ミッドタウンの敷地の一角に「21_21 DESIGN SIGHT」があります。
トゥーワン・トゥーワン・デザインサイトと読みます。
三宅一生、佐藤 卓、深澤直人、川上典李子の4人がディレクターとして
企画を行なっています。


設計は安藤忠雄で、三角形を基調にしたデザインです。
コンクリートの打ちっ放しで、地上部分を低くし、地下部分を広く取り、
採光のための空間を大きく開けるという、安藤忠雄の特徴が出ています。
現在、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン」が
開かれています。
会期は5月8日(日)までです。

入場料は一般1000円で、サントリー美術館で開催中の展覧会の半券を提示すると
100円割引になります。
開館時間は午前11時です。
倉俣史朗(1934~1991)とイタリアのデザイナー、エットレ・ソットサス
(1917~2007)はともにモダニズムのデザインに反発を感じる立場から、
ソットサスが中心となって発足した「メンフィス」プロジェクトを通じて、
交流を深めていたとのことです。
この展覧会では、倉俣の1981年から56歳で亡くなる1991年までの作品約60点と、
ソットサスの最晩年のドローイングをもとに新たに制作した作品約20点が
展示されています。
[倉俣史朗の作品]
「ミス・ブランチ」

倉俣史朗を代表する作品で、透明なアクリル樹脂を使った椅子です。
バラの花を透明な板に閉じ込め、肘掛や背もたれの曲線も柔らかく、華やかです。
椅子は陽の光に当たって明るく輝き、床にはバラの影が映っています。
透明なアクリル樹脂の作品は他にも何点かあり、淡く明るい色彩が虹のように
浮かんでいます。
「トウキョウ」

くずガラスを人工大理石に練り込めて作ったテーブルです。
様々の色のガラスのかけらは宝石のように輝いています。
「シング・シング・シング」

波を思わせる曲線で構成された椅子です。
他にも色々の面白い形の椅子が展示されています。
作品の名前によくジャズの曲名を付けています。
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」
スチールメッシュで作られたソファです。
銀色に輝き、軽やかでありながら堂々としています。
東京都現代美術館には、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」を使った
藤本由紀夫さんの作品が展示されています。
「ラピュタ」

亡くなった年の作品です。
細長く幅の狭いベッドで、横には曲がった棒の形をした
スタンドが並んでいます。
実用品ではなく、インテリアとして楽しめます。
[エットレ・ソットサスの作品]
ソットサスのドローイングと、立体化された作品です。
どれも微笑ましく、温かみがあります。






二人に共通して感じられるのは、面白さ、楽しさ、明るさ、温かさです。
それらはモダニズムのデザインには少ない要素であり、二人の目指したものが
何であるのかが分かります。
展覧会のHPです。
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こんばんわ!
先日、企画展行ってきました。
紹介していただいて、感謝です。私の記事に猫アリーナさんのブログで紹介されていたことを、書きましたので、お知らせします♪
これからも、いろいろ教えてくださいね!
先日、企画展行ってきました。
紹介していただいて、感謝です。私の記事に猫アリーナさんのブログで紹介されていたことを、書きましたので、お知らせします♪
これからも、いろいろ教えてくださいね!
chariotさん、こんばんわ!
ありがとうございます。これからも訪問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。これからも訪問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
倉俣史朗のデザインは明るく華やかで、観る人を楽しくさせてくれると思います。
相互リンクの件、了解いたしました。
相互リンクの件、了解いたしました。
わあー。倉俣史朗氏の展覧会ですね。本当に素敵なデザイナーですよね♪
時間見つけて、ぜひぜひ行きたいです。
いつも楽しく見させていただいてます。
良かったら、リンクに追加させてもらっていいですか?相互リンクしていただけたら、とっても嬉しいです
時間見つけて、ぜひぜひ行きたいです。
いつも楽しく見させていただいてます。
良かったら、リンクに追加させてもらっていいですか?相互リンクしていただけたら、とっても嬉しいです

作品と展示会場の建物が良く合っていて、素敵な展覧会ですね。